釧路港に米国の船旅会社の伊国で造船した英国バミューダ諸島船籍の大型客船・サンプリンセスが6月16日に釧路川河口の耐震旅客船岸壁に初接岸し7月16日に再入港した。
7月14日に横浜出航、釧路・知床半島・コルサコフ・小樽・函館・青森と昼間に寄港し、夜間は航海して23日に横浜入港の9泊10日。
耐震岸壁は市街地に近く見学者や歓迎者には好都合であるが、津波対策の頑丈な防波堤のある港内は狭く後進接岸を強いられ操船が難しく、釧路湿原を観光するバスは市街地で往生する。
今回の西港第四埠頭に変更したのは外洋に面し入港が容易で観光に行き易いなど乗員乗客の利益を優先した。
祭りは金に糸目をつけない浪費が許されるが、仕事となると儲けが優先される。
コルサコフ=大泊はサハリン=樺太のユジノサハリンスク=豊原の外港、ホルムスク=真岡は釧路の姉妹都市。
アルコール依存症に由来するビタミンB1の欠乏が原因で、被暗示性が強く、過去の記憶と妄想の区別がつかなくなるコルサコフ症候群なる健忘症状。
オイラは豪華客船の船旅が無いのに間もなくコルサコフ・シンドロームに到着するのだろうか、悪徳業者の儲け話の暗示に騙されるところだった。