風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

花を求めて西東

2022年04月07日 08時31分57秒 | 随想

終わりが見えないコロナ禍、プーチンの戦争、騒々しい世間で厭世観の虜になり、黙して語らず、物言わぬ大衆に甘んじていたのであるが、ようやく心の病も癒えたようである。

その薬は、テレビを見ない、新聞を読まない、自然の悠久の営みをじっくり観察する事だった。

梅花・桜花・椿・花桃を求めて西東、神社仏閣で多くのご朱印を授かったのだった。

人間社会は穢土であるが天然自然は極楽、極楽。

現象に反応すると心が汚れ、反応を止めると心は清らかに保たれる。

悠々自適、我が道を行くのが理想だろうが、周りの現象に一喜一憂するのが人間の性、生甲斐と思うのが凡人の思いだろう。


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