一時停止違反で減点二点と反則金7000円、制限速度40キロを17キロ超過したスピード違反で減点二点と反則金12000円の前科者である。昨日はスーパーの駐車場に入ろうとした際に右折禁止違反で減点二点と反則金7000円の支払い命令、累積減点が六点になると運転免許停止処分。
一年を過ぎると減点が消滅する軽微な違反であるが、前科が消えてるかどうか思い出せない。
右折禁止の標識を確認できなかった、正直な答えである。右折禁止の標識は存在しない。しかし裁判沙汰になったら必ず敗訴する。
直進と左折を許す標識、すなわち右折を許さない。
反則金の割当達成の為に、警視や警部は紛らわしい標識の付近に巡査を配置する。
「ここで捕まる運の悪い人が多いですね」
若い巡査長は平気で語り潔く諦める事を勧める。
そんなに勘違いする小市民が多いなら、右折できない方策を考えるのが国民目線の行政だろう。その経費は反則金で充分足りるだろう。