ＪＲ北海道はコロナ禍による収入減少に対応する経費削減策の一環として宗谷線１２駅のほか、石北線４駅、函館線１駅、釧網線１駅の合計１８の旅客駅を廃止する。
ＪＲ九州は来年３月のダイヤ改定で、コロナ禍による鉄道利用客の減少で業績が悪化している為、博多駅発着の九州新幹線１５本や特急を削減しコストを削減する。
しかしＪＲ貨物は、同社保有の電気機関車・ハイブリッド機関車などを新たに１８両を製造し営業運転に投入。構内用フォークリフトも新たに９９台を導入し、コンテナヤードを整備する。
コロナ禍で世間の価値観が劇的転回している。人流の時代は去り、物流の時代が到来する。
こんな世間に鑑み、旅客を東京～名古屋～大阪の地下を高速で大量に輸送するリニア中央新幹線の価値は暴落するのだろう。
ＪＲ東海は計画を見直す時期、電力大量浪費のマグレブ磁気浮上リニアは断念し、ＴＯＹＯＴＡの燃料電池の鉄路を鉄輪で走行する鉄道の原点に回帰すれば、クレタ・トーンベリも賛同し、２０５０年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする脱酸素社会が実現、モノで栄えて心が荒んでいる人間も善良になるのだろう。
