風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

教師の専管事項

2020年06月10日 08時54分07秒 | 随想
勝負事は負けると敗北感に打ちのめされるので敬遠するが、見る分には対岸の火事だから心穏やかである。 将棋の藤井聡太七段が史上最年少でタイトル戦に挑み、快進撃している。 AI時代の申し子と言われ、昔は師匠に教えを乞うたが、パソコン相手に独習した様だ。 「浪花節だよ人生は」のアナログ時代は絶滅し、デジタル時代の到来である。 師匠の流儀に留まらず、先人の定跡の優れた点の集大成が人工知能だろうか。 . . . 本文を読む

農は国の大本

2020年06月08日 05時39分54秒 | 随想
弟の香典返しがカタログギフトで自動製パン器を選択し、菩提を弔う為にパン焼きが日課になった。配合に従い正確に原料を計量し、電源を入れると四時間後には美味しいパンが焼きあがる大変便利な道具である。 突然のコロナ禍で外出自粛、皆がパン焼きを始めたのだろうか、店頭から小麦粉が消えた。粉が無ければ便利な道具も産業廃棄物、塵が積もる。 新型コロナウイルスの影響で函館空港を発着する便が大幅に減便され、日本航 . . . 本文を読む

「森の思想」が人類を救う

2020年06月06日 09時24分12秒 | 随想
コロナ禍の自粛で退屈な日々、晴散歩雨読が日課に成った。 散歩の努力目標は六千日歩で5月の平均は九千五百五十六歩とスマホが教えてくれる。 晴天続きで読書はままならぬが、愛読書の梅原猛の二〇世紀の平成三年(一九九一年)の著書である『「森の思想」が人類を救う』を読み返した。 二十一世紀に人類を破滅に導く危機は、核戦争・環境破壊・精神破壊と指摘する。 トランプが核実験を再開すると言うし、クレタ・ト . . . 本文を読む

価値ある失言

2020年06月05日 08時33分51秒 | 随想
失言が多いと批判される麻生副総理は、日本の新型コロナウイルスによる死者が欧米諸国と比べ少ないことについて「おまえらだけ薬を持っているのかと(海外から)電話がかかってきた。国民の民度のレベルが違うと言うとみんな黙る」と述べた。 「呪われた五輪」発言に続き、「御意」と思うのである。 善悪は度外視し相対判断するなら、総理より副総理の人柄が信頼できるのである。 民度は農耕民族の連帯意識と多神教の仏教 . . . 本文を読む

自然は美しい

2020年06月03日 07時52分16秒 | 随想
毎朝6時過ぎに散歩に出掛けるのが日課に成った。ガラケーをスマホに替えた内蔵する万歩計が動機で、せっかくの機能を使わないのはモッタイナイ。 散歩道の春の草花の変化を見るのが楽しみになった。 会社員の時代も同じ光景だろうが、生活に追われ見る機会は皆無だった。 自然は美しい。 通勤客や学生でポンと乗ってチョこっと行く朝の日野ポンチョは混雑するのが日常だった。 六月に成ってバスが2台連なって走行 . . . 本文を読む

マッチポンプ

2020年06月01日 15時20分20秒 | 随想
安倍政権の手前勝手な独りよがりの施策に対する弁舌爽やかな話は食傷気味で、できるなら聞きたくないが、菅義偉官房長官は新型コロナウイルス感染拡大防止のため全世帯へ布マスクを配布する費用に関し、当初契約額の466億円だったが、約260億円になると明らかにした。 我が家には未着であるが、女房の手仕事のマスクが多数存在するから今頃到来しても有難いとは言い難い。 私が放火して、私が最初に119番してボヤで . . . 本文を読む