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失言が多いと批判される麻生副総理は、日本の新型コロナウイルスによる死者が欧米諸国と比べ少ないことについて「おまえらだけ薬を持っているのかと(海外から)電話がかかってきた。国民の民度のレベルが違うと言うとみんな黙る」と述べた。
「呪われた五輪」発言に続き、「御意」と思うのである。
善悪は度外視し相対判断するなら、総理より副総理の人柄が信頼できるのである。
民度は農耕民族の連帯意識と多神教の仏教に根差す聖徳太子の「和を以って貴しと為す」大和魂なのだろう。
反対意見を認めない単身教、経済一辺倒の単身教のアベノミックスは民度を崩壊させる危機だったが、東日本大震災の放射能災害時に続き、コロナ禍で伝統の民意は温存された。
「完全な形」の五輪開催は不可能で、簡素化された五輪或いは中止を大和魂の民意は容認するのだろう。