「『医学原論」講義』、(9)〜(14)を読み返した。一般的治療についての自身の理解の不足、誤りを痛感する。
自身の鍼灸術の指針が、瀬江先生の『「医学原論」講義』(『学城』所収 現代社)で説かれ(解かれ)る、治療論の構造論である一般的治療論と特殊的治療論に学ぶことで得られるのでは、との思いで連載の(9)〜(14)を読み返したのであるが、一般論(本質論?)として単純化されて説かれるその中身を知ること . . . 本文を読む
今回二度目の弟への施術。治療を二重構造を持つものと考えることの大事性について。
弟への一回目の施術が術後の痺れに対する施術であったこと、それらは特殊的治療であったと考えられることから、治療の二重構造からすれば、一般的治療の余地があるのでは?と考えて、食、睡眠、運動の整えとともに、全体のコリやハリを解すという観点からの鍼灸を行なった。
具体的には、主に背部兪穴、阿是穴を使っての鍼、冷えのある部位 . . . 本文を読む