MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

肩鎖関節脱臼にみる骨格の意義(増補)〜骨格の意義を「いのちの歴史」から捉え返す〜

2017-05-18 23:49:58 | いのちの歴史・社会の歴史・精神の歴史
「肩鎖関節脱臼」にかかわる事実に、運動にとっての骨格の大事性を実感する。

自身の左肩鎖関節は、10年ほど前の柔道の乱取りで投げられて肩から落ちた時に脱臼している。それ以来、左側の肩、首には、コリ、違和感がずっと続いている。おそらく、脱臼して何ミリか歪んでしまったままになっていることが、その原因であると思える。

現在は特に痛みは無く(自身の主観としては)左右同じ様に使えるのではあるが、また、ほぼ左右の運動量を揃える様に運動をしているのであるが、左右の上肢の筋肉のつきかたに明らかに違いがある、左側が1〜2割、筋肉量が少ない。

これは、左肩鎖関節が亜脱臼状態であるので、運動をするのにしっかりと骨格が筋肉の運動を支えていないからの、それゆえの筋肉がまともに運動出来ていないからの、同じ様に運動しても筋肉が発達しない、上肢の力がついていかない、であると思える。

また、これを「いのちの歴史」に尋ねれば、そもそも骨格というものは、クラゲ体から魚類体への進化の段階で、分化した運動器官である筋肉の運動を支えるためのものとして同時に誕生させられた骨格であるのだから、筋肉を支える骨格の実力以上の筋肉力=運動力の発達はあり得ない、あってはならない、からの(それゆえ、骨格が強靭であればその骨格力に応じての筋肉力=運動力の発達が可能性として出てくるし、逆に、例えば、骨格力を培うことを蔑ろにしての筋肉力の養成であるからの「疲労骨折」であるのだと……思える)、肩鎖関節脱臼のある左上肢がまともに発達していかない、であるのだと、骨格の意義、その大事性実感された。
亜脱臼のままの肩鎖関節。肩鎖関節は平面関節であるので徒手整復しても固定が難しく、再度ズレてしまっての変形治癒となりやすい。
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