「鋼の錬金術師」を観た。東洋医学の学びのイメージが深まったとの思いした。
この連休にアニメ「鋼の錬金術師」をyoutubeで観た。そこでは、錬金術や練丹術が実在する。これは現実にはあり得無い荒唐無稽な術なのであるが、作者の設定に従ってアニメの中では世界全体と矛盾なく、リアリティを持つものとして世界丸ごとが描かれている。それゆえ、アニメの世界に入り込んでいる間は、現実のものとして、その世界を違和感なく受け止めることができる。
そして通常はアニメを観終われば、それでそのアニメの世界を崩してしまうので、それで終わりとなるのであるが、そうしようと思うならば、観念的なアニメの世界を現実の世界に二重写しにして、現実の世界をアニメの世界として視ることが出来る。あるいはアニメの世界から現実の世界を視ることができる。
そう考えると、<東洋医学>の学びと適用も同じことなのではと思えた。
つまり、<陰陽五行><天人合一><気の思想>等々を根本原理として、人間と世界とをリアリティのある世界全体の像として描いて、それを現実の世界に二重写しにして、それに従っての治療を行うということが必要なのではと思えた。現実の世界に重ねて矛盾し無いような、治療の指針とできるような<東洋医学>的な世界の像を作り上げることが<東洋医学>の学びに必須なのではと思えた。
それまでの自身の<東洋医学>の学びのイメージは、伝わっているものを現実の鍼灸・手技療法術の実践を通して検証していくことで、その結果として<東洋医学>が出来上がっていく、その過程を通して<東洋医学>の全体像を創り上げていくことだとの思いがあった。
しかし、そうではなくて、それだけではなくて、まずは観念の世界として<東洋医学>と<東洋医学>的世界像を一般論として創り上げて、その像と現実の世界とが一致できるように、現実の鍼灸・手技療法術の治療を通して、<東洋医学>と<東洋医学>的世界像の構造を深めていくことが必要なのでは無いかと思えた。
結果として、<東洋医学>と<東洋医学>的世界像が現実の世界と一致できるものとして出来上がることをもってして<東洋医学>の完成となる。すなわち<東洋医学>が現実性を持つものとなるのではと思えた。ここはまだ整理しきれてい無いのであるが、引き続き考えていくべきことと思える。
また、そういう意味では「よくわかる黄帝内経の基本としくみ」(左合昌美著 秀和システム刊)は、<東洋医学>の原点・原典である「黄帝内経」の解説とともに<東洋医学>的世界観についても説いてくれるので、まずは読んでおくべき書の一つであると思える。
この連休にアニメ「鋼の錬金術師」をyoutubeで観た。そこでは、錬金術や練丹術が実在する。これは現実にはあり得無い荒唐無稽な術なのであるが、作者の設定に従ってアニメの中では世界全体と矛盾なく、リアリティを持つものとして世界丸ごとが描かれている。それゆえ、アニメの世界に入り込んでいる間は、現実のものとして、その世界を違和感なく受け止めることができる。
そして通常はアニメを観終われば、それでそのアニメの世界を崩してしまうので、それで終わりとなるのであるが、そうしようと思うならば、観念的なアニメの世界を現実の世界に二重写しにして、現実の世界をアニメの世界として視ることが出来る。あるいはアニメの世界から現実の世界を視ることができる。
そう考えると、<東洋医学>の学びと適用も同じことなのではと思えた。
つまり、<陰陽五行><天人合一><気の思想>等々を根本原理として、人間と世界とをリアリティのある世界全体の像として描いて、それを現実の世界に二重写しにして、それに従っての治療を行うということが必要なのではと思えた。現実の世界に重ねて矛盾し無いような、治療の指針とできるような<東洋医学>的な世界の像を作り上げることが<東洋医学>の学びに必須なのではと思えた。
それまでの自身の<東洋医学>の学びのイメージは、伝わっているものを現実の鍼灸・手技療法術の実践を通して検証していくことで、その結果として<東洋医学>が出来上がっていく、その過程を通して<東洋医学>の全体像を創り上げていくことだとの思いがあった。
しかし、そうではなくて、それだけではなくて、まずは観念の世界として<東洋医学>と<東洋医学>的世界像を一般論として創り上げて、その像と現実の世界とが一致できるように、現実の鍼灸・手技療法術の治療を通して、<東洋医学>と<東洋医学>的世界像の構造を深めていくことが必要なのでは無いかと思えた。
結果として、<東洋医学>と<東洋医学>的世界像が現実の世界と一致できるものとして出来上がることをもってして<東洋医学>の完成となる。すなわち<東洋医学>が現実性を持つものとなるのではと思えた。ここはまだ整理しきれてい無いのであるが、引き続き考えていくべきことと思える。
また、そういう意味では「よくわかる黄帝内経の基本としくみ」(左合昌美著 秀和システム刊)は、<東洋医学>の原点・原典である「黄帝内経」の解説とともに<東洋医学>的世界観についても説いてくれるので、まずは読んでおくべき書の一つであると思える。