先日の書道教室で師から巳=蛇は縁起の良い生き物と教えていただいた。認識は問いかけ的反映なのだということ改めて、実感される。
師が言われるには、巳=蛇は脱皮を繰り返して成長していく、それを人の生き様になぞらえて、巳年は成長の年、縁起の良い年、と。
自身の蛇のイメージが気持ち悪い、というものであったのが、その師の言葉で180度変わって、好ましいものへと変わった。
人間の認識は、問いかけ的反映なのだ、問いかけが反映を決めてくるのだ、と再認識させられた、それとともに、一般教養の大事性、必要性も痛感された。
何事も、背後の認識が分からなければ、そのものの意味が分からないのだから。
例えば、巳年ということがそうであったように、古の武士が「蜻蛉」を好んだということにも視える様に......それだけに、知識だけで物事を考えるということの不味さも......これは、飛びすぎか^^;
(見出し画像は、米芾の「巳」と大孟鼎銘文の「巳」)