MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

取穴実技試験観想〜取穴と採点の二重性〜

2016-11-06 10:28:05 | 覚え書
取穴実技試験終了した。その観想。

先週の取穴実技試験を終えて、想定外のこともあったが現在の自身の実力と仕事の合間や移動時間のみの試験勉強ということを考えるとそんなものか、とも思える。

知識的には、ほぼすべてに答えることが出来た。が、一方で取穴の正確さに欠けた。と思える。具体的には、取穴時には、「きちんと取穴出来た。」と思えていたものが、採点時には不正確で、教員より指摘されて見直すと確かに「ずれている」と認め無ければならないものが、いくつもあった。

客体的な要因としては、取穴時の肢位と採点時の肢体の違い。があったと思える。主体的な要因としては、取穴授業時の指導に従って骨度法での取穴を行なったのであるが、骨度法での取穴の未熟さ。

別の観点から考えると、採点時に教員が見て「正しく取穴出来ている、と判断する取穴であるか否か?」という視点が欠除していた。と思える。

例えば、「孔最」を取穴したとして、「尺沢」〜「太淵」間12寸の1/2から1寸上がる。もしくは、「尺沢」から5寸、「太淵」から7寸。の位置に取るのであるが、どちらにせよ目分量の誤差が当然に入ってくる。

本当は、この位置からツボを探ることになる。のであるが、取穴実技試験の場合は、きちんと1/2から1寸上がった位置に取穴している!とアピールする取穴が必要なのだ。と思う。


取穴部位のずれについて、取穴の試験は取穴した部位の皮膚にシールを貼って、後に採点してもらうので、取穴時の肢位と採点時の肢位の違いが、大きく影響するのでは?とも思える。が、そこを踏まえて取穴時の肢位で採点してもらう、採点時の肢位を想定して取穴する。ということの必要性があると思える。
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