東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

今日から10分間施術〜その二重の意義〜

2020-03-06 08:20:00 | 鍼灸術・手技療法術
クリニックでの施術時間が10分間に制限された、自身の上達のチャンスと捉えて、と思う。

昨日、院長より施術時間を10分間に、同じ患者の施術を一人でしない、との指示があった。

端的な理由としては、患者数の減少歯止めのため、ということであった。

問題はそこでは無い、とも思えるのだが......。

とはいえ、これは自身の手技療法の上達に関わって二重の意義がある、と思える。

一つは、「三分間指圧」(浪越徳次郎)の修得、構造としては対象の構造(患者の身体の歪)を端的に見て取っての施術の修練。

もう一つは、自身の実力を発揮出来ない状態にしての修練、例えば、剣聖高野佐三郎が床に豆を撒いて勢い良く踏み込むと滑って転倒してしまう状態で打ち込みの修練を行なった如くの。

10分間施術を自身の手技療法上達の絶好のチャンスと捉えて全力を尽くしたい。

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