MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

卒業研究の学び(1)〜統計・統計学とは〜

2016-09-05 12:45:23 | 覚え書
卒業研究が始まった。実践的な学びの大事性痛感させられる。

8月下旬から鍼灸学校での、グループ研究という形での卒業研究が始まった。テーマは「耳鍼のダイエット効果」で、耳鍼の施術を一定期間行い体重、胴廻り等の変化のデータを集める。これと並行して同様に、腹部への鍼通電を耳鍼に併用した群の、体重、胴廻り等の変化のデータも集め、比較してやる(統計学的に?)というものである。そのことでの、耳鍼に腹部への鍼通電を併用した場合の相乗効果ということの検証が研究目的であろうか。

以上の事柄を卒業研究という形式?へ、「目的」「対象と方法」「結果」「考察」「結論」「参考文献」という形式へと整理すべく取り組んだ。が、一向に整理出来ないというか、アタマの中で整理してみても中味が薄っぺらで、文章化以前のレベルとの思いで、そのことに関しての思いが膨らんで行かなかった。

これは、「統計学という名の魔法の杖」(現代社)で説いて(解いて)いただいている、「統計学というものは仮説を教えてくれるものでは無く、立てた仮説が正しい限りに於いてそれを証明してくれる。」ということに繋がるのではと思う。端的には、証明すべき仮説が陳腐なものであるからの、証明されたところで「だから何なのか!?」ということでしか無い。がゆえの「薄っぺらい。」との卒業研究に関わっての思いだと思う。

かくの如き気づきは、単なる読書レベルの学びでは不可能であり実践的な学びであってこそと思う。引き続き、卒業研究とともにの統計学の学びに取り組んでいきたい。
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