東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

「生発芽玄米の効用」〜歯槽膿漏とは何か〜

2015-05-15 06:00:00 | いのちの歴史・社会の歴史・精神の歴史
 生発芽玄米食べることで歯槽膿漏の症状軽減しました。人間にとっての身体本来の運動をすることの大事性実感しました。

 4月の始め頃より、夕食事の主食として、生発芽玄米(甲田式健康法による)食べています。当初の目的としては、まともな武道の鍛練を可能とする様な体調の整えのための食生活の全面的な見直し・改善の一つとしての生発芽玄米食でした。

 ところがいざ始めて見ると全体としての体調の改善よりも、10年前に神経を抜いてしまって2年程前から歯槽膿漏となって「痛ければ抜くしかない」と歯医者に見放されていた、自身でも神経の支配が無いということは自身にとっての異物でしかないから歯槽膿漏も仕方が無いかと諦めていた右下第2大臼歯の歯槽膿漏の痛みと腫れという症状の軽減に劇的な効果がありました。

 生発芽玄米を食べた直後から痛みの軽減という実感あり、翌朝には随分と楽になっていて、1週間後にはほとんど痛みが消え、一ヶ月経った現在では痛みは全く無く、腫れも殆ど治っている状態です。

 何故、生発芽玄米食が歯槽膿漏の症状を劇的に改善したのか?噛むことでの循環の改善とか、唾液の分泌が促進されたとか、含まれるビタミン等の成分が良いとかではそれは説明出来ないと思えました。それらで症状が軽減するものならばとっくに症状の改善があって良かった筈です。
 例えば噛むこと一つを見ても、一口50回噛むとか、生の人参や昆布とかしっかりと噛む必要のあるものを食べるとかはこれまでに何度も日常的に行なっていましたから。

 本当は何故?と考えいくと、生発芽玄米を食べることは系統発生のくり返しであったのでは?との思いに至りました。
 別の言い方をすれば、歯槽膿漏とは、歯・歯茎・顎等の本来の運動をしないから起こってしまった病なのではと思えました。例えば、足が足本来の運動の出来ない様な窮屈な靴を履き続けることが外反母趾を生むようにです。

 こう述べると「生発芽玄米を食べることが系統発生のくり返し」と「歯槽膿漏が歯・歯茎・顎の本来の運動をしないからの病である」ということのつながりがサッパリわからないとの反問が当然にあると思いますので、詳細は改めて説くこととします。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 投稿ジャンルの変更 | トップ | ブログ更新時間帯について〜すべては疑... »
最新の画像もっと見る