MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

督脈を撮む意義〜撮むことの二重性〜

2016-11-17 22:13:50 | 覚え書
督脈を撮むことの二重の意義。

「督脈は撮むもの」と宮川先生のお灸セミナーで教えていただいたことを、施術の最初に背部の軽擦とともに、大椎、陶道、○、身柱、○、神道、霊台、至陽、○、筋縮、中枢、脊中、○、縣枢、命門、○、腰陽関、と督脈を棘突起を挟む形で何度か撮むこと行なっている。

当初は、ここは張っている、ここは緩んでいる程度であったが、何十人何百人と人数を重ねていくと(現在1日に十数人〜二十数人×週6日程度の施術を行なっている)、次第次第に、張りかたにもレベルがあるということや、ある張りとある症状、訴えとの関連が視えて来るように思える。また、撮むこと自体もコリ、張りを解してくれる、ということもある。という診断と治療の二重性が存在する、と思える。

ここはもう少し深まったら改めてブログでと思う。が、以上のことは、自身の施術の歴史を短縮した形で辿る感覚であり、まことに興味深い実践である、と思えている。引き続き「撮む」ということに取り組んで行きたい。

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本日の東洋医学概論の授業で、「撮診」を教えていただいた。ので、これまで「摘む」と表記していたものを「撮む」と書き換えた。
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