スマホの弊害〜考え続けることの大事性〜

機能、機能的なもの、ということについて考え続けることで、漸くにそのことがアバウトにであるがイメージとして明確になって来たと思える。

考え続けるということの大事性実感する。とともに、スマホというものの恐さ、インターネットの弊害というものが具体性を持って感じられた。

自身の中で、機能、機能的なものということがしっかりと分かれていない。との思いから、それらの自身の中の理解を書いてみる、書いてみることでしっかりと分かりたい、と書きはじめたのであるが、なかなかに書けないままに数日が過ぎていった。

しかしながら、書けないものを書こうと努力し続けることで、次第次第に自身のアタマが整理され、のみならず、次第次第に「機能、機能的なもの」ということの理解が深まっていった、と思える。

そのことで、考え続けることの大事性が実感された、のであるがそれだけに、スマホによるインターネットの普及ということの不味さがじんわりと感じられていき、やがては恐さへとなっていった。

どういうことかといえば、昔々の、スマホによるインターネットが存在しなかった時代にあっては、知らないこと、分からないことは、誰かに聞くか、辞書や専門書で調べるか、であり、通常は辞書で調べて無ければ、図書館へ出かけていったり、本屋へ出かけいって探して、であり......要するに、そう簡単に答えというものは得られない、ということが常であった。

それゆえに、通常、自身の知らないこと、分からないことは、ああだろうか？こうだろうか？と延々と考え続けることが、普通のことであった。

しかるに、現在ではスマホによって、すぐに答えが貰えてしまう(それが正しいか否かは別にして......)のであるから、それはそれで画期的と言っていいくらいのすごいことなのではあるが......分からないこと、知らないことを考え続けるということが、あまり(ほとんど？)無いということになっているのでは、と思える。

それが、自身の世代のごとくに、充分に大人になってからならば未だしも、考える実力もまだ幼い時期から(近頃は、小学生すらスマホを持つことが珍しくないようである)分からないこと知らないことは直ぐにスマホで答をもらって、が通常になってしまったのでは......個としての未来、のみならず日本の未来ということを考えても、恐いこと、と思える。