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昔々自身が子供の頃には、仲秋の名月には月見団子、冬至には南瓜、お正月にはお節にお餅......と季節の移り変わりに合わせての様々な食の楽しみと行事があり、季節の移り変わりを実感しての生活があったし、それを楽しみにしていたものであるが、現在では次第次第にそれが廃れていきつつある、例えば、お節料理を作ることをしなくなってしまった、のみならずそもそもお節料理を用意しない食べないというお正月をなんとも思わない世代が増えてきつつあるようである。
しかしながら、日本の伝統文化の消失という面だけで無く、東洋医学の学びという面からも、季節の、自然の移り変わりに鈍感になっていくということは、東洋医学の大元が自然の、季節の移り変わっていくことを四季(五季?)ととらえることであると考えると、怖いことと美しい仲秋の名月に思う。