東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

股関節臼蓋形成不全と股関節重心〜知は力〜

2024-10-22 14:44:16 | 覚え書
股関節臼蓋形成不全の患者がいるので、少し学んだ。

イメージ的には、臼蓋が少し浅い、小さいということ。

また、一番良くないのは脱臼方向(前方、上方)へと負荷をかけること。(つまり、骨盤後傾の膝重心)

それまで自身の不勉強で、股関節臼蓋形成不全に対しての股関節重心は、股関節に負荷がかかるかもしれない、と指導を躊躇われていたのだが、逆に、股関節重心にしたほうが、股関節臼蓋形成不全に対しては負荷が軽減されること予想された。

実際に、股関節臼蓋形成不全の患者に対して「股関節重心」の指導をしたところ、ひつこく訴えていた股関節痛が止まっている。

対象の構造に分け入っての実践、施術、指導の大事性痛感する。



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