東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

概念の労苦について〜実践的な概念の理解を〜

2024-10-22 17:30:32 | 覚え書
ヘーゲルは『精神現象学 序論』で、学問においては「概念の労苦を!」と説いている。

では、「概念の労苦」とはいかなることなのか?

自身の実践を振り返れば、「概念の労苦」とは、「概念」に見合う事実を持って概念を分かる、ということ。

もっと言えば、その「概念」が観念的実体となるまで、というか自身の実践の積み重ねで「概念」の実体を創り出すというか......。

例えば、料理のレシピを知っているだけではダメで、その料理を美味しく作れるようになるまでの積み重ねが、「概念の労苦」であるし、「概念」と言うものは、そのレベルに至ってはじめて知識から「概念」になっていくのだ、と実践的には理解している。

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