『看護のための「いのちの歴史」の物語』(現代社白鳳選書20)読み返している。実践的に学ぶことの大事性痛感する。
人間の認識の「問いかけ」ということを分かりたくて、サルの認識(サルの描く反映像)というものを思い、考えしてみた。
サルの認識=反映像が、それ以前の魚からの動物とは大きく違って、もどき像という不明瞭な像をも描く様になっていくとともに、それ以前の明瞭な反映像とのギャップに気付かされ、「?」という像を描くようになっていった、そして、それがやがては「問いかけ」へと......。
と知識的にはあったのであるが、そこを自身の事実で思い、考えていこうとすると、その映像は明瞭では無く、モヤモヤと蠢くばかりで、であった。
それゆえの、『看護のための「いのちの歴史」の物語』の読み返しであった。
いままでとは違った、説かれている肝心の部分が向こうから目に飛び込んでくるような感覚あった。
実践的に必要に迫られて学ぶということの大事性痛感された。
とともに、これまで何十回と読み返した学びが、知識的学びでしかなかったのだ、それゆえいざ問題解決に使おうとしても、たいして役に立たないのだと......。