東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

『看護のための「いのちの歴史」の物語』を読む〜知識的と実践的二つの学び〜

2024-11-13 12:21:44 | 哲学(世界観・弁証法・認識論・論理学)
『看護のための「いのちの歴史」の物語』(現代社白鳳選書20)読み返している。実践的に学ぶことの大事性痛感する。

人間の認識の「問いかけ」ということを分かりたくて、サルの認識(サルの描く反映像)というものを思い、考えしてみた。

サルの認識=反映像が、それ以前の魚からの動物とは大きく違って、もどき像という不明瞭な像をも描く様になっていくとともに、それ以前の明瞭な反映像とのギャップに気付かされ、「?」という像を描くようになっていった、そして、それがやがては「問いかけ」へと......。

と知識的にはあったのであるが、そこを自身の事実で思い、考えていこうとすると、その映像は明瞭では無く、モヤモヤと蠢くばかりで、であった。

それゆえの、『看護のための「いのちの歴史」の物語』の読み返しであった。

いままでとは違った、説かれている肝心の部分が向こうから目に飛び込んでくるような感覚あった。

実践的に必要に迫られて学ぶということの大事性痛感された。

とともに、これまで何十回と読み返した学びが、知識的学びでしかなかったのだ、それゆえいざ問題解決に使おうとしても、たいして役に立たないのだと......。

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