15/04/28 06:51
自身にとって、今春よりの鍼灸学校での学びの目的は大きく二つあります。一つは、自身の手技療法の学びのためには狭義の手技療法(マッサージ・指圧・整体等)の学びだけではなくて、鍼灸を含めての手技療法全体の学びが必要であろうという思いから、別の言い方をすれば本当に手技療法が分かるためには、自身の実力とするためには「手技療法の歴史を一身の上にくり返す」(ディーツゲンの言、但し原文は手技療法の歴史ではなくて哲学の歴史)必要があるであろうから、これまでの自身の手技療法の学びに欠けていた鍼灸(=道具を使っての手技)をしっかりと学んで自身の実力としたいというものです。
もう一つは、自身の高校生時代に始まり生涯を賭けての願望となって行った弁証法の学び・修得のためには、どうしても旧弁証法=討論・闘論の場を持つ必要性があるのだとの思いから、その場を求めての鍼灸学校への入学でした。
それだけに鍼灸学校での学びを学びっぱなしにするのでは無しに、学んだことをしっかりとまとめて(概括して)、わかりやすく説(解)いておく事が、自身の学びのプロセスとして必須であろうとの思いから、ブログの開設を決めました。
あわせて、自身と同じく鍼灸・東洋医学を学び始めようとしている皆さんのお役に立てていただければとの思いもあります。
おそらく、週1〜2回の更新となると思います。よろしくお願いします。
【これがおそらくブログの最初の記事。
最初に、鍼灸学校での学びの目標をしっかり立てたことは、自身にしては上出来との思いがする。
当時の目標は二つ、一つは「手技施術の歴史を一身の上に繰り返す。」であり、もう一つは「旧弁証法=闘論」の場を、でした。
前者については、柔整師の資格・学びを持っての、指圧+整体の施術から、手技施術の歴史として欠けた部分である、鍼灸=道具=武器を使っての闘い(治療・施術)を学ぶことで、素手の手技のレベルアップも果たせた(鍼灸に負けぬ様にとの相互浸透で)、加えて、経絡の学び等も自身の施術のレベルを大きく上げてくれた、と思えている。
また、いきなりの鍼灸ではダメで、手技施術の歴史を繰り返すべくの、先ずは指圧・マッサージからの始まりの必要性も実感されている。
もう一つの目的、旧弁証法=闘論の場をということについては、これは未だその場を持ち得ないでいる。
しかしながら、ないものねだりをしても仕方が無いので、思いついたのが、過去の自身=ブログ記事との討論である。
幸い、1500余のブログ記事があり、読み返してみると、それなりに真面目にしっかりと書いている(自画自賛🙏)と思える。そこに、しっかりと取り組んで行くことで、鍼灸学校入学時の目的の一つを果して行きたい、と思う。】