絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2018年11月3日(土)デッサン基礎クラスの授業内容

2018-11-08 17:07:12 | デッサンクラス
本日2回目のデッサン基礎クラスは、前回に引き続き「人物クロッキー」で、「動いている人」を描くことに挑戦しました。

次回の授業では、動物園に行って動く動物を描きます。
今回は動く動物に慣れるよう、いろんなポーズで描いてみました。



ポイントは関節をよく見ることです。
いきなり形を捉えるのは難しいですので、始点・中間点・終点を先に描いて、感覚で全体のラインを繋げていきます。

次回の動物園スケッチで、実践してみましょう。

次回11月17日(土)王子動物園に動物のスケッチをしに行きます。
●集合場所…王子動物園の門(一つしかありません)の前に。(最寄り駅は阪急王子公園、JR灘から徒歩10分弱)(※チケットは各自購入しておく)
●集合時間…10:45(※時間厳守)11時からスケッチスタートします
●持ち物……入場料、スケッチノート、画板、着色画材(動物の色で多いのが、茶・グレーなど、その他、黄・緑・赤・青など自由に)
●その他
・寒いかもしれないので防寒具なども持参。
・大雨以外は雨天決行
●課題
・動物(写真からでよい)を2点。(動物園へ行くので予習として)
以上です。
よろしくお願いします。

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2018年11月7日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2018-11-08 13:28:03 | 絵本わくわく塾
高科正信先生の3回目の授業は「鬼の絵本」がテーマでした。

はじめに夢枕獏編著の『鬼譚』からの興味深いお話です。

怨霊の祟りにおびえた桓武天皇が鬼封じの為、平安京は四方を中国の象徴的な動物(玄武・白虎・青龍・朱雀)に守護されている空間だそうです。
日本には昔から北を嫌う思想もあり、京都の北には貴船や鞍馬、されに比叡山があるというお話でした。

ではそろそろ、鬼の絵本の話に入りましょう。



昔話にはよく鬼が出てきます。鬼が出てくる絵本も沢山あります。
その中から鬼の絵本を紹介していただきました。



『ふくろにいれられたおとこのこ』 絵 堀内誠一  再話 山口智子 (福音館書店)2004

『ゼラルダと人喰い鬼』 トミー・ウンゲラー  (評論社) 1977

扉のデザインが素敵ですね。

『島ひきおに』    絵 梶山俊夫  文 山下明生  (偕成社) 1973
『ゆきんこんこん物語』絵 井上洋介  文 さねとうあきら (理論社) 2006
『もりのおばけ』   片山健  (福音館書店) 2011

『島ひきおに』のように、人を信じて仲良くなりたいと思う鬼に対して、
人間は鬼は悪い者という先入観があり、鬼から逃げていく。

ここで紹介された絵本でも分かるように、人間の中にある悪を鬼として書いています。
鬼は人の心に巣くうもので、人間の暗の部分、それが鬼の正体なのですね。

『もりのおばけ』   片山健  (福音館書店) 2011
『トリゴラス』  長谷川集平  (文研出版)  1979
鬼ではないのですが、『もりのおばけ』や『トリゴラス』では、心の中の想像がおばけや怪獣を作り出しています。

本日は三時間授業でしたので、残りの一時間では、
文字(ひらがな)で感じる色・形・ものを描いてみました。



「あ行〜ん」までの行で、それぞれのイメージを発表しました。

 

こんな絵本もあるそうです。
『かっきくけっこ』 絵 堀内誠一  文 谷川俊太郎  (くもん出版) 2009 

 

みなさんが描いたイラスト
 
 


次回の課題です。
「絵本のテキストを書く」 ※締切2月6日
テーマ「しあわせの絵本」
・絵本ですので、15見開きで考えてください。
・見開きの始めに1〜15の番号を入れてください。

次回2月20日(水)は「死と再生」がテーマです。


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