やまめの庭つくり

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ツルバラ

2009-11-07 | ガーデニング
ツルバラの上手な育て方についてマダム高木に質問してみました.

すると,その年に伸びたシュートを真っ直ぐに育てることが大切ですというお答えでした.

確かに高木邸の庭に一歩踏み入れた途端に,一番気になったのはパーゴラの屋根のはるか上まで枝を伸ばしているバラでした.

しかも,枝同士,パーゴラにくくりつけてある感じで,結構ギュッとしばってあります.

そして,沢山の葉がモサモサッと生えています.




これは,余分な芽を出させず,ひたすら光合成をさせて株を充実させるためのことだそうです.

主枝を横に誘引してしまうと,脇から芽が出てしまうのですが,ツルバラは基本的に一季咲きのため,無駄なエネルギーを消費してしまうということです.

花が咲いた枝は花がらを切るだけで特に気を遣わないで良いのですが,翌年のためのシュートは大事に大事に真っ直ぐ育てるというわけです.

これが唯一のコツだということなので,ツルバラの誘引方法など不安だったのですが,何だかツルバラにも挑戦できるような気がしてきましたyellow24kirakira2

ちなみに冬の仮剪定は木バラなどよりはやや早めに,年内に葉をしごいて剪定,誘引してあげた方が芽が無駄にならずにいいかも,と教えて下さいました.

コンパクトで香りのよいツルバラは何がオススメですか?と聞いてみたところ,

「小輪で香りが良いものは思い浮かばないけど,中輪なら,剣弁高芯だけど,コンパッションという品種が育てやすくてオススメね.」

ということでした.

コンパッション(Compassion(Cl))は,ピンク~クリーム色で,四季咲き,豊かな香りで枝があまり伸びずにコンパクトな樹形(樹高2m)と,何拍子も揃っています.

剣弁高芯咲はあまり好きではないのですが,一度本物の花を見てみたいものです.