やまめのイタリアの思い出ベスト3として,堂々の第3位となった庭園は,ローマから北へ100km,ランテ荘です.
なぜここが第3位になったかというと・・・
たどりつくまでの苦労と,雷雨の中の見学という恐ろしいシチュエーション,そしてもちろん庭園自体の素晴らしさが重なって,忘れられない思い出になったというわけです.
ランテ荘への行き方は,まずiマークのインフォメーションセンターで聞くところから.
このときに限らず,iマークには大変お世話になりました.
ローマから電車で2時間かかるといわれました.
ローマのテルミニ駅から地下鉄A線でValle Aurdiaという駅に行き,ここからfs3に乗り換えてValle Aurdia→Viterboまで,15駅,約1時間半.
fs3の切符を買いたくても,日本のように切符売り場というものも,案内板も何もありません.
階段を上ったり降りたり,駅の周りをグルグル歩いたりして,売店でやっと買いました.
地下鉄は2ユーロ,fs3は4.1ユーロだから,安いけど・・・
どうしていつも切符買うのに苦労しなければならないんだか・・・
そして,2時間の道中,そろそろ目的地に着くかなぁ~という頃に怪しい雲行き.
窓の外には大粒の雨がみるみる筋になって流れていきます.
いや~な感じっ!!!
と思いつつ駅に降り立つと,そりゃもう,強烈な雨とアラレと雷の洗礼です.
しかも,駅は無人.
駅からはバスで庭園に行く予定でしたが,バスは1時間に1本,しかも,駅から離れている場所でバス停を探さなければなりませんでした.
とんでもない.
絶対に無理~
・・・・ということで,駅のひさしで雨宿りすること1時間あまり・・・
この間一緒に雨宿りしていた外人さんたちは,迎えの車が来たり,タクシーの運転手さんに別のタクシーがくるように頼んでいたり・・・
ということで,最後まで雨宿りしていたのはねこまたさんとやまめのふたりだけ.
言葉が出来ないのって悲しいですね
やっと雨の勢いが弱まり,アラレが止んだので,二人でタクシーの電話番号を探し,電話をかけようとしましたが,何とタクシーと書いてあるポールに貼ってあった番号がつながらず.
携帯がダメなのかなぁ~と思い,今度は駅前のカフェに入り,「この番号でタクシーを呼んでもらえませんか」と頼んだら快く電話してくれました.
が,貼ってあった電話番号がダメだったらしく他のタクシー会社の番号もわからないといわれ,バスもあてにならない感じで行き詰まってしまいました.
ここまで来て帰ることになるのか・・・と,一瞬脳裏によぎりましたが,ねこまたさんもやまめもそんな根性なしではありません.
更に粘って,カフェのお兄さんに,本当にタクシー呼べませんか?としつこく聞いたところ,カウンターの内側をまじまじと見てくれて,「あっ,連絡先見つけたよ!」っていう感じで指さしています.
よく見たらあったんじゃん!!最初からよく見てよぉ~と,思いつつ気を取り直し,笑顔で「タクシーを呼んでくれませんか?」「いいよ」みたいなやりとりをして,やっとタクシーに乗ることができました.
そう,電車で2時間,雨宿り1時間,カフェでのやりとり30分を経て,タクシーに乗り込み,5km離れたランテ荘にやっとのことでたどりつくことが出来たんです.
しかも雷雨は続いています.
何を隠そう,やまめは雷が大の苦手.
というか,大嫌いなので,雷が鳴っているときに屋外にいることはまずありません.
家でも窓には近寄りません.
なのに,庭園,です.
心情的にはものすごーーーーく,頑張りました.
心臓バクバクでやや中腰になりながら,あやしい姿勢で冷たい雨の中を歩き回りました.
いつのまにかねこまたさんともはぐれ,めいめい勝手に好きなところを心ゆくまで見学して,別荘で落ち合うまで・・・
雨の庭園,全身冷たくなってびしょびしょで,カメラもレンズに水がつくし,いいことないですね
ただ,そんな状態なのに,いつの間にか「おぉ~」とか,「すご~い」などと,独り言をいいながら楽しい気持ちになった庭園だったので,晴れた日にじっくり見たかった!!
本当は広大な公園風のところもあったらしいのですが,さすがにそこまでは足をのばす気になれず断念.
ちょっと心残りもありますが,自分としてはかなり頑張ったので,忘れられない庭園になりました.
帰りは庭園の受付でタクシーを呼んでもらったのですが,タクシーは行き7.5ユーロ,帰り12.5ユーロと電車に比べてさすがに高かったです.
そして帰りのfs3.
無人駅で,かつ,たった1台の切符自販機が故障していました.
ここでもまたカフェで,切符売ってないか聞いたところ,
「on train」
といわれ,電車に乗ってしまいました.
結局のところ,お金を払う機会もなく,そのまま無賃乗車になってしまいました.
ひょっとして,バスも電車もただ乗りの人が結構多いんじゃないか,イタリア!
明日はランテ荘の紹介です.
なぜここが第3位になったかというと・・・
たどりつくまでの苦労と,雷雨の中の見学という恐ろしいシチュエーション,そしてもちろん庭園自体の素晴らしさが重なって,忘れられない思い出になったというわけです.
ランテ荘への行き方は,まずiマークのインフォメーションセンターで聞くところから.
このときに限らず,iマークには大変お世話になりました.
ローマから電車で2時間かかるといわれました.
ローマのテルミニ駅から地下鉄A線でValle Aurdiaという駅に行き,ここからfs3に乗り換えてValle Aurdia→Viterboまで,15駅,約1時間半.
fs3の切符を買いたくても,日本のように切符売り場というものも,案内板も何もありません.
階段を上ったり降りたり,駅の周りをグルグル歩いたりして,売店でやっと買いました.
地下鉄は2ユーロ,fs3は4.1ユーロだから,安いけど・・・
どうしていつも切符買うのに苦労しなければならないんだか・・・
そして,2時間の道中,そろそろ目的地に着くかなぁ~という頃に怪しい雲行き.
窓の外には大粒の雨がみるみる筋になって流れていきます.
いや~な感じっ!!!
と思いつつ駅に降り立つと,そりゃもう,強烈な雨とアラレと雷の洗礼です.
しかも,駅は無人.
駅からはバスで庭園に行く予定でしたが,バスは1時間に1本,しかも,駅から離れている場所でバス停を探さなければなりませんでした.
とんでもない.
絶対に無理~
・・・・ということで,駅のひさしで雨宿りすること1時間あまり・・・
この間一緒に雨宿りしていた外人さんたちは,迎えの車が来たり,タクシーの運転手さんに別のタクシーがくるように頼んでいたり・・・
ということで,最後まで雨宿りしていたのはねこまたさんとやまめのふたりだけ.
言葉が出来ないのって悲しいですね
やっと雨の勢いが弱まり,アラレが止んだので,二人でタクシーの電話番号を探し,電話をかけようとしましたが,何とタクシーと書いてあるポールに貼ってあった番号がつながらず.
携帯がダメなのかなぁ~と思い,今度は駅前のカフェに入り,「この番号でタクシーを呼んでもらえませんか」と頼んだら快く電話してくれました.
が,貼ってあった電話番号がダメだったらしく他のタクシー会社の番号もわからないといわれ,バスもあてにならない感じで行き詰まってしまいました.
ここまで来て帰ることになるのか・・・と,一瞬脳裏によぎりましたが,ねこまたさんもやまめもそんな根性なしではありません.
更に粘って,カフェのお兄さんに,本当にタクシー呼べませんか?としつこく聞いたところ,カウンターの内側をまじまじと見てくれて,「あっ,連絡先見つけたよ!」っていう感じで指さしています.
よく見たらあったんじゃん!!最初からよく見てよぉ~と,思いつつ気を取り直し,笑顔で「タクシーを呼んでくれませんか?」「いいよ」みたいなやりとりをして,やっとタクシーに乗ることができました.
そう,電車で2時間,雨宿り1時間,カフェでのやりとり30分を経て,タクシーに乗り込み,5km離れたランテ荘にやっとのことでたどりつくことが出来たんです.
しかも雷雨は続いています.
何を隠そう,やまめは雷が大の苦手.
というか,大嫌いなので,雷が鳴っているときに屋外にいることはまずありません.
家でも窓には近寄りません.
なのに,庭園,です.
心情的にはものすごーーーーく,頑張りました.
心臓バクバクでやや中腰になりながら,あやしい姿勢で冷たい雨の中を歩き回りました.
いつのまにかねこまたさんともはぐれ,めいめい勝手に好きなところを心ゆくまで見学して,別荘で落ち合うまで・・・
雨の庭園,全身冷たくなってびしょびしょで,カメラもレンズに水がつくし,いいことないですね
ただ,そんな状態なのに,いつの間にか「おぉ~」とか,「すご~い」などと,独り言をいいながら楽しい気持ちになった庭園だったので,晴れた日にじっくり見たかった!!
本当は広大な公園風のところもあったらしいのですが,さすがにそこまでは足をのばす気になれず断念.
ちょっと心残りもありますが,自分としてはかなり頑張ったので,忘れられない庭園になりました.
帰りは庭園の受付でタクシーを呼んでもらったのですが,タクシーは行き7.5ユーロ,帰り12.5ユーロと電車に比べてさすがに高かったです.
そして帰りのfs3.
無人駅で,かつ,たった1台の切符自販機が故障していました.
ここでもまたカフェで,切符売ってないか聞いたところ,
「on train」
といわれ,電車に乗ってしまいました.
結局のところ,お金を払う機会もなく,そのまま無賃乗車になってしまいました.
ひょっとして,バスも電車もただ乗りの人が結構多いんじゃないか,イタリア!
明日はランテ荘の紹介です.