今日はランテ荘について紹介します.
「ランテ荘は1566年にガンバラ枢機卿が建造させ,モンタルト枢機卿が受け継ぎ,やがてランテ家のものとなった.(中略)
点景のひとつひとつが奇抜なジョッキ・ダックァ(水のゲーム)を繰り広げ,しかも全体に孤絶した別世界をつくっているこの主庭園には,社会からの自己隔離を好んだマニエリスムの特徴があらわれている」(「イタリア 庭園の旅」 巖谷國士著)
見学に行ったつもりで入り口から順番に・・・
ピンクのカベがかわいい感じですが,質素な印象で,お金持ちの別荘だったはずなのにちょっと地味だなぁ~というのが第一印象.
もう,入り口からすぐのところに大きな噴水池(ペガススの噴水)が見えています.
やっぱりすごいかも・・・
でも,雷が気になってゆっくりしていられない感じでした
階段を上ってペガススの噴水の上に出ます.
園路がゆるやかに別れていますが,右はブックショップやカフェ,左が別荘と主庭園なので,当然左に・・・
本当は広い敷地なので,ゆっくり散策すると良かったのですが,とにかく悪天候なので,先を急ぎました.
主庭園の奥から撮影したもの.
入り口から入ってくると向かって右の建物に到着します.
ここは一階部分を解放していて,内部も一部見学できます.
その建物から主庭を見た様子.
中央の大きな四角い噴水は「モール人の噴水」というそうです.
中央の彫刻に向かって四方に配置されている小舟に乗った小人.
笛からピューと水を吹いていてかわいいです.
上と下のどっちがモール人なのか? わかりませんでした.
別荘の横は斜面になっていて,階段を上るにつれて水の様々な仕掛けがあらわれますが,高低差をうまく使って,なかなか全体像を捉えられないように工夫してあります.
なので,その都度見えてくるものが異なり,新鮮な驚きがあります.
刈り込みにしても同じです.
視線の高さが異なることで見えなかったものが見え,印象が変わる・・・
1本のはっきりした視軸(水平のライン)に,高低差という垂直ライン,傾斜を流れるカスタータや噴水の曲線が絡まって,次から次へと楽しい演出の連続です.
しかも,結構管理もきちんとされていてきれいだし,階段ステージごとに看板が立っていて,かなり色々な説明がされています.
イタリア語が読めたら,きっと楽しいはず.
やまめは平面図や立面図などを見ながら全体構造を把握していました.
下図,真ん中が別荘2棟,その下大きな四角い土地がモール人の噴水と整形式庭園になり,北に向かって傾斜地になり,階段を上りながら様々な水の仕掛けを見るようになっています.
さて,主庭から斜面に向かって行きましょう.
建造したガンバラ枢機卿はザリガニが紋章だったらしいので(乏しい語学力なので間違っているかも知れませんが)あちこちでザリガニが見られます.
真ん中の刈り込み模様,一体何に見えますか?
やまめは,「愛」という感じに見えて仕方ありませんでした.
そして,愛=直江兼嗣の兜という連想をし,そこから抜けられなくなってしまいました
明日はいよいよ次々あらわれる水をテーマにしたエンターテインメントを紹介していきます.
「ランテ荘は1566年にガンバラ枢機卿が建造させ,モンタルト枢機卿が受け継ぎ,やがてランテ家のものとなった.(中略)
点景のひとつひとつが奇抜なジョッキ・ダックァ(水のゲーム)を繰り広げ,しかも全体に孤絶した別世界をつくっているこの主庭園には,社会からの自己隔離を好んだマニエリスムの特徴があらわれている」(「イタリア 庭園の旅」 巖谷國士著)
見学に行ったつもりで入り口から順番に・・・
ピンクのカベがかわいい感じですが,質素な印象で,お金持ちの別荘だったはずなのにちょっと地味だなぁ~というのが第一印象.
もう,入り口からすぐのところに大きな噴水池(ペガススの噴水)が見えています.
やっぱりすごいかも・・・
でも,雷が気になってゆっくりしていられない感じでした
階段を上ってペガススの噴水の上に出ます.
園路がゆるやかに別れていますが,右はブックショップやカフェ,左が別荘と主庭園なので,当然左に・・・
本当は広い敷地なので,ゆっくり散策すると良かったのですが,とにかく悪天候なので,先を急ぎました.
主庭園の奥から撮影したもの.
入り口から入ってくると向かって右の建物に到着します.
ここは一階部分を解放していて,内部も一部見学できます.
その建物から主庭を見た様子.
中央の大きな四角い噴水は「モール人の噴水」というそうです.
中央の彫刻に向かって四方に配置されている小舟に乗った小人.
笛からピューと水を吹いていてかわいいです.
上と下のどっちがモール人なのか? わかりませんでした.
別荘の横は斜面になっていて,階段を上るにつれて水の様々な仕掛けがあらわれますが,高低差をうまく使って,なかなか全体像を捉えられないように工夫してあります.
なので,その都度見えてくるものが異なり,新鮮な驚きがあります.
刈り込みにしても同じです.
視線の高さが異なることで見えなかったものが見え,印象が変わる・・・
1本のはっきりした視軸(水平のライン)に,高低差という垂直ライン,傾斜を流れるカスタータや噴水の曲線が絡まって,次から次へと楽しい演出の連続です.
しかも,結構管理もきちんとされていてきれいだし,階段ステージごとに看板が立っていて,かなり色々な説明がされています.
イタリア語が読めたら,きっと楽しいはず.
やまめは平面図や立面図などを見ながら全体構造を把握していました.
下図,真ん中が別荘2棟,その下大きな四角い土地がモール人の噴水と整形式庭園になり,北に向かって傾斜地になり,階段を上りながら様々な水の仕掛けを見るようになっています.
さて,主庭から斜面に向かって行きましょう.
建造したガンバラ枢機卿はザリガニが紋章だったらしいので(乏しい語学力なので間違っているかも知れませんが)あちこちでザリガニが見られます.
真ん中の刈り込み模様,一体何に見えますか?
やまめは,「愛」という感じに見えて仕方ありませんでした.
そして,愛=直江兼嗣の兜という連想をし,そこから抜けられなくなってしまいました
明日はいよいよ次々あらわれる水をテーマにしたエンターテインメントを紹介していきます.