今日は,庭園について書くのをお休みして,イタリアで乗ったバスのことを書きます.
やまめは交通手段を自分で探して海外旅行するのは初めてだったので,これがイタリア特有のことなのか,他の国でも同様のことがあるのかわかりませんが,とにかく,バスも電車もわかりにくい!!
普段,(たぶん世界一)わかりやすく,おせっかいなくらい親切な電車やバスを使える日本に住んでいるから「特に」感じたことなのかもしれませんが・・・
今回の旅行でバスに乗ったのは
フィレンツェとガンベライア荘近くのバス停往復
ガルゾーニ荘・ピノキオ公園付近から最寄りの駅に行くとき
ローマのテルミニ駅とバチカン宮殿の往復
エステ荘に行くため地下鉄Pontte Mammoloからtevoliまでとtevoliから地下鉄Rebibbiaまで.
結構乗りました.
バスで困ったこと.
①自分が降りるバス停の名前は当然わかっていますが,一切アナウンスも次に止まるバス停の表示もありません.
初めて行く観光客にとって,これは大変わかりにくい!
バス停も目立たなくて,もうすぐ着くのかどうかもわからない.
何故運転手さんはお客さんが降りるかどうかわかるのか・・・
日本のように合図するボタンもありません.
やまめが思うに,降車するドアに人が近づく気配で止まっている気がしました.
路線図もないため一体どこで降りたらいいのやら不安で仕方ありません.
エステ荘やバチカン宮殿の時は親切な人が「ここで降りるんですよ」と教えてくれました.
ガンベライア荘の時は一度,停留所がわからず一周してしまい,次に乗ったときに運転手さんに頼んで,このバス停になったら教えて下さいといいました.
たぶん,この方法が一番いいのですが,非常に混雑している場合は難しそうでした.
②チケットの売り場がわからない!
料金体系がまったくわかりませんでした.
経験したことからいうと,CITYバスは,バス停の側に券売機がある場合はたぶん地下鉄と一緒でBITという表示を選べばOK.
値段は1ユーロです.
このチケットは今日ある人から聞いた話では2時間半以内なら何回でも乗り降り出来るそうです.
自販機がない場合は近くのカフェに言うと売ってくれますが,これも別に「バスチケット取り扱っています」なんて書いてない.
お店がたくさんあるときはどうしたらいいのか悩みます.
しかも,日本だと運転席でバス代を支払いますが,基本,現金払いはしていません.
降りるときに運転手さんに現金で払いますとわざわざ言いに行ったにもかかわらず,うけとってくれなかったのです.
ニコニコしながら,「ノンノンノン,フィーニッシュ!」
と言っているようにしか聞こえず,
「もう終点だし,お金なんかいいよ」と,
やまめの脳みそには聞こえました.
システムとしてそうなっているのか,運転手さんが気分でそういっているのか(たぶんこっち)まったくわかりませんでしたが・・・
ピノキオ公園の帰りに乗ったバスだけは運転手さんが値段(2.5ユーロ)を言ってくれたので払えましたが・・・
買ったチケットを持ってバスに乗ると,運転手さんがそれをチェックする・・・ということはなく,それぞれ勝手に機械に通してチェックします.
ただし!
やまめたちが見ていた限り,チェックしている人はごく少数.
どんなに空いているバスでも当然のように乗り込んで席にすわり,どこかで降りていく人,人,人.
つまり,ほぼ全員ただ乗りではないかと思われます.
③ちなみに,フィレンツェでは終点でバスが止まると,運転手さんは必ずバスから降りて近くのカフェに入り,コーヒーを飲んで一服していました.
お客のやまめたちが乗っているのに一言も声をかけず,すたすた行ってしまいました.
こんなことを2回経験.
そこが終点とか,自分たちの目的地とかまったくわからないやまめたちは何も言わずにいなくなった運転手さんを待って,(内心パニックになりながら)どうしたらいいんだろうね・・・・とあてもなく対策を考えたりしていました.
結局,そのうち帰ってくるよね・・・ということで待っていただけですが.
運転手さんも,こっちが更に乗っていても気にせず出発.
ここでめげずに「コッローディの駅に行きたいんですけど!!」と,たどたどしくも言い続けたら途中のバス停で声をかけてくれて,「ここから歩いていけば駅だよ」と教えてくれました.
とにかく自分のしたいことを伝える努力が必要だーーと,実感する毎日でした~
④バスの乗り心地.
バスのイスは地下鉄と一緒ですが,かたい樹脂製のツルツルイスでした.
野球場の観客席みたいな感じ.
横に座るとブレーキがかかったときにおしりごとツルッとすべります.
あと,電車ほどではないですが,落書きもされています.
イタリアのイメージのなかで,落書き,というのは意外でしたが,街全体でもかなり見かけます.
⑤バスの全体系統路線図がわからない!
目的地別の系統路線図はバス停に行ってもわかりません.
こんなときはインフォメーションセンターに即座に聞きに行きましょう.
やまめたちは夜9時過ぎに翌日に乗るバスを探してローマのテルミニ駅前のたくさんあるバス停をひとつひとつ見て回りました.
が,発見できず・・
翌日インフォメーションで聞いたら,駅から20分も歩いたサンマルコ広場から発車するバスに乗れと言われました.
そういうことってどうしてどこにも書いてないんだろう・・・・・
何となく不親切な気がして二人でブツブツ言いながら急いだのでした.
街のどこにも地図表示はなく,
あっちにバス停があります,
なんていう看板もありません.
上の写真はサンマルコ修道院ですが,この右手にバスロータリーがあります.
やっぱり知らないとこんなところに来ないよ~
日本が親切すぎるのか,イタリアが観光国といいつつソフト面でもルネッサンス並なのか・・・
ただ,電車やバスは最初に心配したよりは遙かに時間に正確,といっていいくらいでした.
ピノキオ公園の帰りなんて,汗だくになって教えてもらったバス停(20分は早歩きしました)に着いたら早く行ってしまっていたくらいですから・・・
ねこまたさんと一緒だったから諦めないで頑張れましたが,もしひとりだったら・・・
結構色々なものを諦め,なおかつ迷子になっていたこと確実だったと思うのでした・・・
やまめは交通手段を自分で探して海外旅行するのは初めてだったので,これがイタリア特有のことなのか,他の国でも同様のことがあるのかわかりませんが,とにかく,バスも電車もわかりにくい!!
普段,(たぶん世界一)わかりやすく,おせっかいなくらい親切な電車やバスを使える日本に住んでいるから「特に」感じたことなのかもしれませんが・・・
今回の旅行でバスに乗ったのは
フィレンツェとガンベライア荘近くのバス停往復
ガルゾーニ荘・ピノキオ公園付近から最寄りの駅に行くとき
ローマのテルミニ駅とバチカン宮殿の往復
エステ荘に行くため地下鉄Pontte Mammoloからtevoliまでとtevoliから地下鉄Rebibbiaまで.
結構乗りました.
バスで困ったこと.
①自分が降りるバス停の名前は当然わかっていますが,一切アナウンスも次に止まるバス停の表示もありません.
初めて行く観光客にとって,これは大変わかりにくい!
バス停も目立たなくて,もうすぐ着くのかどうかもわからない.
何故運転手さんはお客さんが降りるかどうかわかるのか・・・
日本のように合図するボタンもありません.
やまめが思うに,降車するドアに人が近づく気配で止まっている気がしました.
路線図もないため一体どこで降りたらいいのやら不安で仕方ありません.
エステ荘やバチカン宮殿の時は親切な人が「ここで降りるんですよ」と教えてくれました.
ガンベライア荘の時は一度,停留所がわからず一周してしまい,次に乗ったときに運転手さんに頼んで,このバス停になったら教えて下さいといいました.
たぶん,この方法が一番いいのですが,非常に混雑している場合は難しそうでした.
②チケットの売り場がわからない!
料金体系がまったくわかりませんでした.
経験したことからいうと,CITYバスは,バス停の側に券売機がある場合はたぶん地下鉄と一緒でBITという表示を選べばOK.
値段は1ユーロです.
このチケットは今日ある人から聞いた話では2時間半以内なら何回でも乗り降り出来るそうです.
自販機がない場合は近くのカフェに言うと売ってくれますが,これも別に「バスチケット取り扱っています」なんて書いてない.
お店がたくさんあるときはどうしたらいいのか悩みます.
しかも,日本だと運転席でバス代を支払いますが,基本,現金払いはしていません.
降りるときに運転手さんに現金で払いますとわざわざ言いに行ったにもかかわらず,うけとってくれなかったのです.
ニコニコしながら,「ノンノンノン,フィーニッシュ!」
と言っているようにしか聞こえず,
「もう終点だし,お金なんかいいよ」と,
やまめの脳みそには聞こえました.
システムとしてそうなっているのか,運転手さんが気分でそういっているのか(たぶんこっち)まったくわかりませんでしたが・・・
ピノキオ公園の帰りに乗ったバスだけは運転手さんが値段(2.5ユーロ)を言ってくれたので払えましたが・・・
買ったチケットを持ってバスに乗ると,運転手さんがそれをチェックする・・・ということはなく,それぞれ勝手に機械に通してチェックします.
ただし!
やまめたちが見ていた限り,チェックしている人はごく少数.
どんなに空いているバスでも当然のように乗り込んで席にすわり,どこかで降りていく人,人,人.
つまり,ほぼ全員ただ乗りではないかと思われます.
③ちなみに,フィレンツェでは終点でバスが止まると,運転手さんは必ずバスから降りて近くのカフェに入り,コーヒーを飲んで一服していました.
お客のやまめたちが乗っているのに一言も声をかけず,すたすた行ってしまいました.
こんなことを2回経験.
そこが終点とか,自分たちの目的地とかまったくわからないやまめたちは何も言わずにいなくなった運転手さんを待って,(内心パニックになりながら)どうしたらいいんだろうね・・・・とあてもなく対策を考えたりしていました.
結局,そのうち帰ってくるよね・・・ということで待っていただけですが.
運転手さんも,こっちが更に乗っていても気にせず出発.
ここでめげずに「コッローディの駅に行きたいんですけど!!」と,たどたどしくも言い続けたら途中のバス停で声をかけてくれて,「ここから歩いていけば駅だよ」と教えてくれました.
とにかく自分のしたいことを伝える努力が必要だーーと,実感する毎日でした~
④バスの乗り心地.
バスのイスは地下鉄と一緒ですが,かたい樹脂製のツルツルイスでした.
野球場の観客席みたいな感じ.
横に座るとブレーキがかかったときにおしりごとツルッとすべります.
あと,電車ほどではないですが,落書きもされています.
イタリアのイメージのなかで,落書き,というのは意外でしたが,街全体でもかなり見かけます.
⑤バスの全体系統路線図がわからない!
目的地別の系統路線図はバス停に行ってもわかりません.
こんなときはインフォメーションセンターに即座に聞きに行きましょう.
やまめたちは夜9時過ぎに翌日に乗るバスを探してローマのテルミニ駅前のたくさんあるバス停をひとつひとつ見て回りました.
が,発見できず・・
翌日インフォメーションで聞いたら,駅から20分も歩いたサンマルコ広場から発車するバスに乗れと言われました.
そういうことってどうしてどこにも書いてないんだろう・・・・・
何となく不親切な気がして二人でブツブツ言いながら急いだのでした.
街のどこにも地図表示はなく,
あっちにバス停があります,
なんていう看板もありません.
上の写真はサンマルコ修道院ですが,この右手にバスロータリーがあります.
やっぱり知らないとこんなところに来ないよ~
日本が親切すぎるのか,イタリアが観光国といいつつソフト面でもルネッサンス並なのか・・・
ただ,電車やバスは最初に心配したよりは遙かに時間に正確,といっていいくらいでした.
ピノキオ公園の帰りなんて,汗だくになって教えてもらったバス停(20分は早歩きしました)に着いたら早く行ってしまっていたくらいですから・・・
ねこまたさんと一緒だったから諦めないで頑張れましたが,もしひとりだったら・・・
結構色々なものを諦め,なおかつ迷子になっていたこと確実だったと思うのでした・・・