やまめの庭つくり

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鉢のエイジング

2011-02-15 | フラワーアレンジメント
日曜日にローラン・ボーニッシュ先生の1dayレッスンに行ってきました.

テーマはテラコッタ鉢のエイジングのやり方について.

アンティークな鉢は趣があって植物にもマッチするし,とても雰囲気がいいのですが,超高価です.

先週,古道具屋さんが展示していたアンティークの鉢や花瓶は小さなものなのに2万円もするので,指をくわえて見ていただけでした.

でも,これで自らそんな雰囲気の鉢が作れるようになったら気軽にオリジナルの寄せ植えも作れていつか役立ちそうhamkirakira

鉢は大小2個用意してあって,小さなもので最初は先生のやることを真似て練習しました.



使用する塗料は水性塗料です.

かなり水で薄めるのですが,濃度は「クレープを作るときと同じくらい」ということです.

つまり,指で触って指紋が透けて見えるくらいがいいとのこと.



基本の色はこれだけです.シンプル.

オレンジは派手に見えますが,実はさびのように見せる効果を発揮してくれる色です.



基本,指の本数で微妙に塗料の量を加減しながら何回も鉢につけていきます.



メインの色を刷毛でさっと塗ったら,またタラリ・・・

だんだん図工の時間のような感じで楽しくなってきてしまいました.

乾いてから垂らすとはっきりしたストライプが出来ます.



だんだん奥行き,厚みを感じるようになっていきます.

そしてニスで仕上げ.

メインの色を変えることで,石のような色やピンク,青,紫,など好きな色の作品に出来ます.



コバルトブルーにした人が多かったです.

この色,すごくいいですよね.



基本の4色で作ったものもこんなに素敵kirakira2



やまめはというと・・・

ウメゴケのような渋い緑がよかったのですが,ローラン先生にうまく伝えられず,最初に黄色を使ったところでジ・エンドdokuro

黄色はとても強い色なので,その上から色を重ねていっても淡い色にしかならず,深みのある色は出ないとのことでした.

そういえば,そんな会話を美術の先生としたことがあったっけ・・・yellow11


野望が潰えてしまったので,明るい緑にしてみました.

最後のエンブレムを中心としたあたりの塗装はローラン先生が直々に全員の分を仕上げてくれました.

思わず「ローラン・マジック!」と言ってしまった一刷毛.

最後にゴールドやブロンズを薄めずにほんの少し刷毛で塗るだけでたちまちアンティークな雰囲気に.

そして,薄く重ねてきた色が突然深みを帯びて美しく見えてきました.

ほんとに不思議です.

そこにハーブやスミレの小さな苗を植え付けて水苔で飾れば完成.

なかなかいい感じ~