やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

サルスベリの樹形

2012-01-17 | 樹木
鎌倉を散策すると,数寄屋風の門や建仁寺垣,灯籠やら石畳,植栽の組み合わせ,樹木の仕立てなど,勉強の素材に事欠きません.

カメラを片手についつい怪しい人になっている場合も・・・

そういえば先週から始まったフジテレビのドラマ「最後から二番目の恋」で小泉今日子が鎌倉の古民家を訪ね歩いてあちこちの家を塀から覗いて観光客気分で写真を撮っている場面がありました.

あぁ,夢中になるあまりにハタから見るとアレに近いこともやってるなぁ・・・きっとnose4

と思っていたらドラマでは「迷惑行為をしているバカ女をなんとかしろ!」と中井喜一が勤める市役所に苦情の電話が入るのでした.

いかん,いかんalienase

人に不快な思いをさせないよう,気をつけながらマナーを守りつつ勉強させてもらおう・・と,思いました.


ところで,この散策中に素敵なサルスベリを見かけました.



寄せ株なのか,株立ちなのかはわかりませんが,立派な門柱に負けず,いえそれより立派に天に向かってすくすく伸びた感じが好きです.

若干枝が多すぎる気もしますが,サルスベリはやはり自然樹形がいいなぁと思います.

美しい姿だと思います.



ちなみに昔はこんな風に同じところで枝を剪定してこぶが出来てしまう仕立てになっているものが多かったようです.

やまめも,サルスベリというとこのようにしなければ樹がダメになってしまうのかな,くらい思っていました.

学校に行くまでは.

知識を広めることって大切ですね.





職人技

2012-01-17 | 造園
今朝,駅に向かう途中の坂道でこつこつこつこつ・・・という音が聞こえました.

不思議に思って立ち止まると,またもやこつこつこつこつこつ・・・

すると視界に急に二羽の小鳥が飛び込んできました.

チュンチュンと鳴きながらスズメが屋根に飛んだので,あぁスズメね~と思ったら,何ともう一羽はスズメ大の見慣れない羽の小鳥.

民家の裏庭にある枯れて白い幹だけになった木をこつこつこつこつ嘴でつついていました.

なんと道を歩くやまめと1メートルくらいしか離れていないところで目があっちゃいましたkirakira2

携帯で写真を撮ろうとしたのですが,察知されて逃げられました.

どうやらコゲラという鳥だったようです.

すごくかわいいのに,こつこつこつこつ思い切りよく堅そうな木をつついているのはすごいことです.脳しんとうが起こらないように構造がうまくできていると昔図鑑で読んだ気がしました.

また会いたいなぁ~

住宅地でも見られるなんてうれしい限りです.

ところで,先日鎌倉に行ったときに長谷駅の近くで見かけた臥龍梅.

梅の剪定,かくあるべし・・・・といった感じの木を見ました.



何だかマツのひねた古木に見えませんか?梅ですけど・・・



緑色の若い枝をこのように剪定すると,さぞや上品な花の付き方になるのでしょう.



細かい枝の一本一本を丁寧に切り,同じ調子で全体がまとまっています.

花が咲くのが楽しみだと思わせてくれる手入れの方法ですね.

ザ・職人技です.