やまめの庭つくり

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庭の花たち

2009-05-12 | ガーデニング
朝早く家族を駅まで送っていって帰ってくると6時半前.

予定のない日はそれから1~2時間は外にいて,水をやったり花に話しかけたり,なでてみたり,害虫をやっつけたり,掃除をしたり・・・・

この季節は忙しいのですyellow18symbol6



狭い庭に植物がびっしりyellow12

手前のライム葉はシモツケ.

フェンスの外に地を這うように枝をぐんぐん伸ばして大株になってきました.



昨日も近所の方から,よく咲いているのに(見えにくいし,陰になっているし)ちょっとかわいそうねぇ・・・・nose4

と,言われてしまいましたalien



まぁ,花の数が減ったり,大きくなれないかも知れませんが,みんなそれぞれの生存競争に打ち勝って,結構元気に育っています.

up手前の赤い花はミニバラのリトルアーティスト.

これも10年近く経っていて,去年白い花になってしまったので弱って死ぬかと思ったら今年復活しました.

今冬は鉢を変えてあげようと思います.



こんなにワサーーっと生えていると,根元はかなりの日陰なんですが,ニゲラがこぼれ種で沢山育っています.

そういえば足下の道路の隙間からも出てきていました・・・

ニゲラ,強しhamexclamation




up5月に毎年ひっそりと咲き,一年中きれいな銀葉で冬の淋しい時期にも葉が美しい.
変わらない美しさを持つギンバガザニア.

花びらは広がります.




up毎年初心を思い出させてくれるグラハム・トーマス.

長いつきあいです.

が,飽きることのない優しい黄色の花をつけてくれる,一番好きなバラitem2



up去年テッポウムシにやられ,茎も黒点病にやられて闘病中のブルーバユー.

生命力で立ち直って欲しいのですが,どうなることか・・・



upゲラニウム‘ビオコボ’

フウロソウ科の花が好きなんですが,このビオコボはコンパクトでかわいくて丈夫.

そして繁殖力もすごそうです.

アップで見ると,柱頭の形が小さな花の形symbol4



upオルレイヤ・グランディフローラの花,とうとう満開になりつつあります.

ひとつの苗から直径10センチくらいの花が20以上咲きます.

きれいだし,草丈もあるわりに葉がさっぱりしているから他の植物と合わせてもうるさくないし,タネで簡単に増やせるし,半日陰でも構わず出てくるし,お得ですね~symbol7


今度タネをとったら母校に寄付しようと思いますyellow19



毎年鉢で,蒸れて瀕死の状態になるアルケミラモリス.

地植えにして大株にして花を楽しみたいと思っているのですが,鉢植えしか出来ませんyellow13ase

が,今年は鉢を植え替えて置き場所を工夫しながら株を大きく育ててみたいと思います.

何とか来年花が咲いてくれないかな~nose5










旧安田庭園

2009-05-11 | 庭園見学
昨日,両国にある旧安田庭園に行ってきました.

JLFの「ランドスケープを読み解く会」の企画で,今回は水系からランドスケープを読み解く~隅田川沿いの庭~というテーマでした.

ついでに近くの公園もいくつか見学したので,両国,浅草,月島など,下町というイメージのある土地を歩き回って来ました.

庭と水の関わりというと,汐入,湧水,上水,川からの引水の4パターンがあるそうですが,今回見学した庭は,いずれも昔隅田川もしくは隅田川水系から水を引き,海水の干満にあわせて水位が変動する汐入の池があることが特徴です.



note旧安田庭園:元禄年間(1688~1703)に常陸国笠間藩主本庄氏が築庭し,明治に入り安田財閥の創始者善次郎の手に渡り,善次郎没後,本人の意志により東京市に寄付された.

現在は無料で庭園内を自由に散策できます.



現在は水を引き入れていないので,この場所upupの地下に巨大な水槽を作り,水の浄化と人工による干満を作っているそうです.

時計回りに進むとすぐに池の中に飛び石が見えます.

これが,水位が下がったときのみ歩ける沢渡の飛び石か~yellow19symbol7symbol7



池の周囲から見るのとは視線の高さが異なるため,景色も違ってきます.



海の景色なので,下流にあたる方に州浜が作られています.


沢渡の飛び石は,3ヶ所くらいにあって,回遊している間に水位が減って歩けるようになっているところがありました.



やはり,汐入の庭園の楽しさは水位が下がったときに沢渡を歩いたり,上がったときに豊かな水を感じたりする,「動き」にあるのではないでしょうか?

水面から出てきた沢渡は少しすべりやすいので,そこでスリルも味わえてワクワクしました.

みんな童心に返っていたようです.


回遊式庭園なので,水から離れて山の風情を見せている場所もありますが,やはり興味は水の方に行ってしまいますね.


ただ,この太鼓橋はすごいです.



何と総御影で,その上から朱を塗ってありましたyellow22

やってしまった感があったのですが,昔から周りの緑と対比させる目的で橋を朱に塗ることが多かったので,これも昔から塗装されていたのではないかという意見もありました.


樹木の間からかいま見える水面の様子.



想像していたよりずっと素敵な庭園でした.

あまり広くないけれど,楽しめますyellow24symbol5

まわりのビルが見えなかったら,もっといいのになぁ・・・










花七穂再び3

2009-05-10 | 花七穂
花七穂の土間改修工事,昨日無事終了しました.

昨日だけ,いいお天気でした~yellow15symbol6

すっかり「雨女」という嫌なイメージが定着しそうです・・うぅっnose3


花七穂はパン屋さんなので定休日の2日間で仕上げる予定が,雨ではかどらずに延べ3日かかってしまいました.

お客さんに足もとを注意してもらいながらお店に誘導したり,工事中なので休み?とか,何となく入りにくいと思ったお客さんもいたように思いました.

お店にもちょっと迷惑掛けてしまったかなyellow13



でも,バタコさんご夫妻は仕上がりを見て「すごくいいkirakira2」と言って下さったので,とりあえずホッとしました.



特に入り口の階段とスロープの段差解消はご要望通りに出来たと思います.


・・・が,正直にいうと,やまめの本心としては

スロープのねじれがきついのと,モザイク模様が落ち着かないのと,植えマスの植栽が不満.

これらは諸事情で仕方ないことなんですが・・・

まぁ,最初の2つは馴染んでくるのかなとも思います.

植栽は・・・yellow22


時々様子を見に行って,季節の変わり目に提案してみようかと思いますhamsymbol7



花七穂再び2

2009-05-08 | 花七穂
今日も花七穂の工事に行ってきました.

5,6日は二日続けて雨だったので,なかなか予定通りには進みません.

今日こそはyellow24symbol5

と思っていたのに,午前中は何と雷雨rainpika

結局午後からめいっぱい頑張ったものの,やっぱり仕上げが残ってしまいました・・・

が,とうとう明日に終了・・・しそうですnose5

今日やまめがやったことは,前回とりあえず通れるようにインターロッキングを並べただけだったところを一枚一枚ゴムハンマーでたたいて固定.

凹凸になっているところを滑らかになるようコテではさみこんで取り出し,砂を入れてブロックを戻し,ハンマーでたたく・・

これを地道に繰り返しました.

スロープがなだらかになっていく過程はかなり楽しいものでしたhamsymbol4

次は花壇の土留めにレンガを並べ,階段横に植マスを設置.

モルタル,久しぶりに使いました.

A先生は京都でわざわざへらのような目地ゴテを買ってきたとのこと.

借りて使ってみたのですが,すごく目地をつめやすい!

いつか京都に行ったら,色々な庭仕事道具を買ってくるつもりですyellow24kirakira


ずっとしゃがんで作業していたので,腰もヒザも痛い・・・



とにかく~symbol7
心配な部分はとりあえずおしまい.

明日は明るい気持ちで作業出来そうです.



モザイク模様がビミョウによじれてスロープになっているので不思議な感覚になりますhamase



施主のバタコさんはかなり気に入って下さっているようですが.

これからお客さんの評判も聞けることでしょう

夜,店に電気がつくと赤っぽいスロープがやや落ち着いて見えますね.



昭和記念公園2

2009-05-07 | 庭園見学
先日見学に行った昭和記念公園は,JR立川駅から歩いて10分もしないくらいのところにありますが,ここは昔の多摩ニュータウン開発時に出た土を大量に利用して,平らな土地にアンジュレーションを作ってしまったのだそうです.

何と仁徳天皇陵より沢山の土盛りをしたとかしないとかyellow25symbol5

そして,その当時(今でも?)立川で一番標高の高い場所が,日本庭園の裏手,こもれびの丘の近くにある展望場所です.



ここにも伊藤邦衛さんがドォーンと立てたかった大石が結果的に斜めに据えられていたり(危険ですもの・・・nose4),よく公園にありがちな石段ではなく,立派な石で階段が出来ていたり.

そして,富士山も見えるという景色の良さ.

気持ちいいです~yellow18symbol7



展望場所の周囲の植栽は,せっかくの景色を隠してしまわないように工夫されています.

ぬきあがりのマツ,という下枝が全くないヒョロッとして枝先が詰まったようなマツ.

軽井沢の山の上で,厳しい環境の中生き残るために他の木々より上に出ようと進化してきた結果らしいです.

師匠がこの木を選んだとき,植木屋さんはこんな格好悪いので本当にいいのかとビックリしていたそうです.

師匠の目的にピッタリな形と性質だったんですね.

工事からかなり経っているにもかかわらず,未だに趣があまり変わっていないそうで,成長スピードもその厳しい環境に合わせてDNAに組み込まれているのかも知れません.