やまめの庭つくり

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花七穂再び

2009-05-06 | 花七穂
昨日,今日と雨の中,花七穂さんの前庭工事をやりました~yellow22ase2

とにかく,わりと防水性の高いものを着ていてもザーザーと音を立てるほどの雨には効果がなく,夕方には全身びっしょり,冷たくなっていましたnose3


結局雨のせいでモルタルや細かい砂目地の作業が出来ず,インターロッキングの微調整もしなければならないため,あさって再出動です・・・

downこれは工事前.



もともと家の庭に使用されていた分厚い御影の板石を土間に敷いていたのですが,

・門扉から土間への擦りつけが急勾配過ぎるのお年寄りにとって危険down



・板石の目地にお客さんのベビーカーの車輪がひっかかりやすい

という点を改善したいとのことでした.


店舗には階段から入り,カフェ側はなめらかなスロープで誘導・・・

これが今回のキモでした.



昨日は階段設置と余分な板石の撤去.



入り口モルタルの急勾配部分はつり.

やまめも削岩機の小さいようなもので

ガガガァーーーーッとはつりましたyellow24symbol5



今朝はこの板石を裏庭へ・・・・
(これがとにかく重いんですexclamation)

A先生は今日若者を助っ人に呼んで二人でサクサクと片づけてくれました.

といっても20数枚,狭いところを通るので,あっという間に汗だくですyellow23



今日はインターロッキングブロックを敷くための床堀作業がメイン.

下に砕石があったり,粘土質の硬い土だったりで,ここでも汗が流れる流れるase2ase2



砕石は7センチ.

タコで転圧.

ここでも汗が流れる流れるase2ase2・・・



この面積で段差が大きいので,何だかねじれ空間のようなスロープになっています.

100×100のインターロッキングを200数十枚,敷きました.

ベビーカーは間違いなく上りやすくなったとは思いますが,何だかまだ納まりが悪いままです.



4~5色のインターロッキングがにぎやかな表情を醸し出しています.

諸事情で選ばれたインターロッキングの色ですが,バタちゃん(花七穂の奥さん)は普通のレンガの色よりずっといいと言ってくれていました.

あさって納まりを気にしつつ,スロープの角度を手直しします.

今日は時間切れのため,とりあえずお客さんが通れる状態にして終了でしたyellow7symbol6

バラ花盛り

2009-05-05 | ガーデニング
今日はこどもの日で世間はゴールデンウィークですが,やまめは仕事,yadorokuさんはキャンプ,息子はゲーム三昧という,三者三様で過ごしました.

とても高い降水確率,確かに雨もぱらつく中,恩師のA先生と一緒に花七穂の前庭工事をやってました.

何とか予定通りに進み,明日は雨でも何でもとにかくほぼ完成にこぎ着ける予定です.

ということで,この工事の話は明日以降,ご報告します.


今日はデジカメcameraの話.



昨日の朝,突然愛用のカメラが壊れてしまったんです.

電源ONにしても全く何も写らず・・・nose4

せっかく庭のバラitem2が咲いたのに記録できないなんて~ase2ase2

ということで,ヨドバシカメラに走りました.

機種はすぐ決定.


FUJIFILMのFINEPIX F200EXR.

CMで,見たままの絵が撮れるといっていたような.

白い花が白が飛ばずにきれいに写せる,

野外も屋内も同時に細部が写せる,

これらの特徴は花や庭園見学の時にすごく便利なのではyellow19symbol4

しかも,ゴールデンウィーク価格で4000円くらい安く,ポイントも20%還元?だったんです.

すごく得した気分.


そこで,このカメラの実力を早速庭のバラたちで確認.

ダイナミックレンジというモードにすると,白いものをくっきり写せるとか・・・

おぉーーーkirakira2

白いバラが花びら一枚ずつくっきり見えるmeromero



マクミラン・ナース.

照り葉が美しい.

国際バラとガーデニングショーのバラクラのショップで,つい買ってしまい,翌春に送られてきた優秀苗.



粉粧楼.

中国のバラ.

ミニバラくらいの背丈で花もやや小さいですが,とにかく丈夫で花壇でよく咲きます.

個人的にはかなりオススメのバラ.


オートモードでも,対象が浮き上がって奥行きのある写真が撮れるようになった気がします.



バロンジロードラン.

去年からやっと花を沢山つけるようになりました.

花びらの縁が白く,他のバラとはちょっと違う姿がすきです.



パットオースチン.

この銅色は,他になかなか見ない色で,とてもきれい.

花の形や香りもgoodgood



アブラハム・ダービー.

花びら何枚あるんでしょう?

超豪華,大好きな花色.

丈夫でよく咲く・・何拍子も揃ったバラ.



先日ツボミを紹介した名前を忘れてしまったバラ.

花はとても可憐なのに,この子は一体誰だったのか・・・alienquestion










浜松城公園

2009-05-04 | 庭園見学
浜松に行った第2の目的は,浜松城公園の日本庭園見学です.

ここは,伊藤邦衛氏が設計,師匠が実施設計,施工監理をした庭園と聞きました.

浜名湖ガーデンフェアで山野草売り場にはまって道草をくってしまい,予想外にお昼ご飯も遅くなったため,浜松城公園へ向かったのは夕方の16時.

ねこまたさんとタクシーで乗り付け,とにかく日本庭園だけを見てきました.

一歩庭園内に足を踏み入れたとたんにナメ滝と,モミジなどの若葉が陰を落とす緑色の世界でした.



このナメ滝や流れの石組みも・・・(地元でとれる浜松石を使ったそうです.)



downこの四阿の設計も・・・

全部師匠の仕事だそうです.



造園家はこのような庭の添景物となる建築も設計出来なければならないんですね.



この季節は蚊もいなくて快適ですhamitem4


・・・ただ,残念なことに四阿からだと落差6メートルくらいある迫力の滝がほとんど見えません.

せっかくの伊藤さん自ら組んだ滝石組なのにyellow4ase



四阿から出て,水面に近づいたところからはよく見えますが.

モミジの枝を少し整理して滝が見えるようにして欲しい~yellow17




四阿から下流に向かっていく景色.





緑が色々な表情を景色に与えていることが分かります.


そして,四阿の梁にうまく収納questionされた謎のマットレス.

う~ん,誰か住んでいるのかなあ???


















浜松ワールドガーデンコンペ

2009-05-04 | 庭園見学


今月2日,おとといのことですが,ねこまたさんと浜松に行ってきました.

目的は二つあって,そのうちのひとつが,浜名湖フラワー&ガーデンフェア2009の,ワールドガーデンコンペティションのA区分作品(175㎡,海外推薦デザイナー作品4,国内公募作品4)を見ることでした.


今日は,このガーデンショーの話を.

なぜ,わざわざ浜名湖までガーデンショーを見に行ったかというと,実は昨年3月末にこのコンペに応募していたからなんです.

ねこまたさんと二人でコンセプトとデザインを練って,師匠も監修で巻き込んで・・・

そう,自分の中では昨年春のかなり大きなイベントだったかもham

コンペのテーマは

心やすらぐ庭

~ネオ・ジャパネスクガーデン~



ふたりともこの時期,ある意味癒されたいと渇望していたせいか,ひたすら癒しの空間を考えていた記憶があります.

コンペの結果は,100前後のA区分応募作品中,上位の誰かがキャンセルしたら入選,というやや曖昧な連絡をもらって,それっきりという残念な結果でした.

そう,どんな作品に負けてしまったのか???

見に行こう~yellow17symbol5という感じでしょうか.

まぁ,そんなに勢い込んで行ったわけでもないんですが.


海外招待デザイナー4作品中,良かったなと思ったのはこの作品downdown

何が良かったかというと,構造物と植栽の雰囲気がぴったりなのと,植栽がとてもバランスが良く,美しかったから.



最優秀デザイン賞「グレートサザンランド」

作者:Jim Forgaty

オセアニアを代表するガーデンデザイナーで,オーストラリア初のチェルシーフラワーショーメダリスト.

構造物を中心とした建築的な庭づくりを特徴とするnote


うん,植物は確かにオーストラリアっぽい.

海外のガーデンを紹介した本に出てきそうなデザインです.

左の池より低いところにリビング風のベンチ.

乾燥してサラッとした空気の季節には気持ちいいだろうな~yellow18

このくぼみには,深刻な水不足にも対応できるように,雨水をためる機能も与えられているようです.

さすが,エコ意識も高いんですね.


もう一つ,素敵だなと思ったのは国内作品.



正面からはほとんど植栽しか見えず,樹木の足下の多彩な植栽に目を奪われます.








が,左横から回り込むと,一転壁全部がタマリュウで構成された静寂の世界にyellow25




白砂利と,その向こうに見える円形の池.

静かにわき出ている鏡のような水面があり,極端に抑えた植栽の佇まいが,静謐な空間を演出しています.


しずおかガーデン日本大賞
「五感を癒すランドスケープ」

作者:西山大吾(内山緑地建設㈱)

コンセプト:都市生活の中で鈍ってしまった「ヒトの知覚」を呼び覚まし,本来持っていたはずの「自然の力を感じ,自然に癒される」感覚を取り戻す.

外側のリラックス出来る自然と,精神性に訴えるような人工的な空間の対比.

日本人のDNAに確かに働きかけ,気持ちを解放してくれる癒しの空間だと思いました.




昭和記念公園1

2009-05-01 | 庭園見学
今日は立川の国営昭和記念公園にて見学会が行われたので,参加してきました.

母校の現役二年生達が対象です.

師匠の授業なので,もちろん師匠とアシスタントのねこまたさんも.

やまめは昨年も参加したのですが,季節がやや違うので,また参加させてもらいました.

昨年より二週間以上早い時期のため,色々な花が盛りで美しい光景を見せてくれました.



去年こんなの見なかった・・・yellow25kirakira

樹の根元を隠し,人の膝丈くらいの青い絨毯.

ムラサキハナナ
(アブラナ科ムラサキハナナ属)

学名:Crychophragmus violaceus

別名:オオアラセイトウ,ショカツサイ

人が歩いていると,青い波の中を進んでいるように見え,童話の世界みたいです.



こもれびの池のまわり.
ここは師匠の設計.

視線がずぅっと抜けていく空間.

樹木は視線のコントロールにとても有効な素材なんですね.




オオデマリ
(スイカズラ科ガマズミ属)

学名:Viburnum plicatum f. plicatum




K様邸にもあるこの植物.

本当はこんなに大きくなって,それこそ鞠のような花があふれんばかりに咲くんですね.
広いところで横張めいっぱいさせてあげると本当の姿を現すようです.