つるバラ
2012-04-14 | 樹木
この一週間でバラの葉が作り出す陰が大きくなって根元の植物の日照が急に悪くなっているような気がします
.
今日はツルバラについて最近知ったことを書きたいと思います.
先月末バラの集中講座で勉強したのですが,アーチなどに誘引して仕立てるのに向いているバラは,性質として適しているのはツルバラではなく,ランブラーが良いとのことです.
ツルバラとランブラーの厳密な違いはよくわかりませんが,ツルバラといわれているものは硬くて太い幹を持つため,ツルという名前が付いているにもかかわらず,非常に誘引しがたいものだそうです.
こういうバラは大きくなる性質もあるため,アーチのようなわりと狭い場所には適さず,壁面や樹木に沿わせるなど,ダイナミックな仕立てが向いているそうです.
そして,ツルバラというのは,四季咲き性のある品種だったものがそれを捨てて大きくなる方を選んだ結果,獲得した性質なので,四季咲き性がほとんどなく,一季咲きのものが多いのだそうです.
へぇーー,そうなんだ・・・・![yellow25](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/yellow25.png)
![light](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/light.png)
四季咲き性を捨てて大きくなる方を選んだのね,うちのデンティベスも・・・と思ったわけです.
デンティベスは確かに最近ツル・デンティベスとして売っているものもありますが,ずいぶん前に買ったときは立ち性のバラとして売っていた気がします.
それとも本来ツル性だったのか・・・
とにかく硬くて曲げにくい,まさしくうちのような小さな庭には向いていなかったんだなぁ・・・納得.
仕方ないので無理矢理アーチっぽくひさしに向かって誘引してみているのですが,ここでもうひとつ問題があることがわかりました.
集中講座で何人かの先生がみんな言っていた重要ポイントは,ベースとなるシュートから花を咲かせる新枝が短く伸びて花をつけるタイプ,かつ新枝の出てくる間隔が短い品種を選ぶこと.
そうすれば,花がたくさん咲いて美しいアーチが作れるということでした.
つまり,確実にきれいなバラのアーチを作りたいと思ったら,雑誌などで美しくアーチを作っているバラの品種を植えてみるのが失敗しない方法の一つなんですね.
この点でもデンティベスは向いていないことがわかりました
.
新枝は結構長くなります.
しかも花はフロリバンダのように華やかにたくさんつかず,一重の大きな花.
何となく色々と仕立てが難しいと感じる理由がわかった気がしました![yellow7](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/yellow7.png)
でも,今更抜くのもどうかと思うし(講師の先生の中には,飽きたら人に譲ってためらわず新しいバラを植えた方がいいという方もいましたけど),まだまだ十分つきあった気もしていないので,デンティベスと他のバラやクレマチスとのコラボを考えてみたいと思います.
デンティベスのピンクの花びら,黄金のおしべ,スパイシーな香り,樹形に難ありでも素晴らしい花であることは間違いないと思っているので.
誘引した枝は無理に切り戻す必要はなく,空中にある土の部分だと思えばいいと言っていたのはポール・スミザー氏.
この言葉もなるほど~と思いました.
新枝が伸び始めたデンティベス.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3d/07b938abd0784c03ddeef4159706bae5.jpg)
さぁ,今年はどんな感じでバラたちが咲いてくれるか,楽しみに待つことにします.
![yellow22](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/yellow22.png)
今日はツルバラについて最近知ったことを書きたいと思います.
先月末バラの集中講座で勉強したのですが,アーチなどに誘引して仕立てるのに向いているバラは,性質として適しているのはツルバラではなく,ランブラーが良いとのことです.
ツルバラとランブラーの厳密な違いはよくわかりませんが,ツルバラといわれているものは硬くて太い幹を持つため,ツルという名前が付いているにもかかわらず,非常に誘引しがたいものだそうです.
こういうバラは大きくなる性質もあるため,アーチのようなわりと狭い場所には適さず,壁面や樹木に沿わせるなど,ダイナミックな仕立てが向いているそうです.
そして,ツルバラというのは,四季咲き性のある品種だったものがそれを捨てて大きくなる方を選んだ結果,獲得した性質なので,四季咲き性がほとんどなく,一季咲きのものが多いのだそうです.
へぇーー,そうなんだ・・・・
![yellow25](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/yellow25.png)
![light](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/light.png)
四季咲き性を捨てて大きくなる方を選んだのね,うちのデンティベスも・・・と思ったわけです.
デンティベスは確かに最近ツル・デンティベスとして売っているものもありますが,ずいぶん前に買ったときは立ち性のバラとして売っていた気がします.
それとも本来ツル性だったのか・・・
とにかく硬くて曲げにくい,まさしくうちのような小さな庭には向いていなかったんだなぁ・・・納得.
仕方ないので無理矢理アーチっぽくひさしに向かって誘引してみているのですが,ここでもうひとつ問題があることがわかりました.
集中講座で何人かの先生がみんな言っていた重要ポイントは,ベースとなるシュートから花を咲かせる新枝が短く伸びて花をつけるタイプ,かつ新枝の出てくる間隔が短い品種を選ぶこと.
そうすれば,花がたくさん咲いて美しいアーチが作れるということでした.
つまり,確実にきれいなバラのアーチを作りたいと思ったら,雑誌などで美しくアーチを作っているバラの品種を植えてみるのが失敗しない方法の一つなんですね.
この点でもデンティベスは向いていないことがわかりました
![dokuro](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/dokuro.png)
新枝は結構長くなります.
しかも花はフロリバンダのように華やかにたくさんつかず,一重の大きな花.
何となく色々と仕立てが難しいと感じる理由がわかった気がしました
![yellow7](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/yellow7.png)
でも,今更抜くのもどうかと思うし(講師の先生の中には,飽きたら人に譲ってためらわず新しいバラを植えた方がいいという方もいましたけど),まだまだ十分つきあった気もしていないので,デンティベスと他のバラやクレマチスとのコラボを考えてみたいと思います.
デンティベスのピンクの花びら,黄金のおしべ,スパイシーな香り,樹形に難ありでも素晴らしい花であることは間違いないと思っているので.
誘引した枝は無理に切り戻す必要はなく,空中にある土の部分だと思えばいいと言っていたのはポール・スミザー氏.
この言葉もなるほど~と思いました.
![down](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/down.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3d/07b938abd0784c03ddeef4159706bae5.jpg)
さぁ,今年はどんな感じでバラたちが咲いてくれるか,楽しみに待つことにします.