やまめの庭つくり

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撮り鉄に変身

2012-12-04 | イベント
土曜日,小田原に行くためにJR東海道線の横浜駅ホームで電車を待っていたら,真っ白な制服を着たJR職員の方と,ミス熱海梅娘というたすきを掛けた美人がふたり,ニコニコしながら何かを待っている様子.

そのうち,黒い制服のJRの人と,赤い上着の人たちもやってきて,全員そわそわと何となくうれしそうに笑っている一団に.






これは,何かが始まる予感kirakira

これは何か知らないけれど見た方がいいのでは,という野次馬根性がむくむくと頭をもたげてきましたsearch

電車の到着時刻掲示板を見ると,「マリンEXP踊り子」と書いてあります.

これはもしかして,車体もぴかぴかの新しいデザインの電車が来るのでは

よく見ると撮り鉄らしき人たちがちらほらいるではありませんか.

やっぱりここに居合わせたのも何かの縁だから,せっかくだから見てから電車に乗ろう・・・

そこで,早く着いたから乗ろうとしていた電車を一本やり過ごして,11時53分発のマリンEXPを見てから,予定通りの電車に乗ることにしました.

何となく時間が近づいてくるとみんなそわそわし始めていて,写真を取り出したり,横断幕が広げられたり・・・



撮り鉄じゃないんですけど

この雰囲気に乗らなきゃ損!?いえ,撮らなきゃ損!?

ということで,みんながパチパチ撮っているものを一緒に混ざって撮ってみました.

そして,入ってきた電車を見たら,(え~symbol5成田エクスプレスじゃんっ)と,内心つっこんでしまいました.



・・・確かに,新しそうなエンブレムがついてますけどyellow5

それまでいた撮り鉄の人たちは一気に車体に群がって,行き先表示等までなめるように撮影し,そのまま乗車していきました.




なるほど~,乗り鉄でもあったんだ・・・・と,感心していたら,発車のため,閉まったドアにくっついて何とか開けようとしている人がひとり.



いや~バスじゃないから無理でしょうalien

案の定,駅員さんに離れてくださいとにべもなく連れて行かれてしまいました・・・

夢中になって写真を撮っていたら閉まっちゃったんですね,お気の毒に.



何となく新しいもの,初めてのものに触れて,「ハレ」の雰囲気を感じるのっていいものですね.

野次馬も良いものだなと思いました.



小田原おでん

2012-12-03 | グルメ・雑貨
キックオフパーティーの翌日,小田原でプチ忘年会をしたのですが,小田原に電車が着く頃,急に胃がムカムカしてきて,このままではまずいと思ったので駅前のセブンイレブンでソルマックを飲んで応急処置.

小田原城見学の後,国道一号線沿いにしばらく歩くと,ねこまたさんが予約してくれた小田原おでんのお店に到着.

小田原提灯に「小田原おでん」と書いてありますが,店名が小田原おでん本店です.



お店に入ると大きなカウンターがおでんを囲むようにしつらえてあります.

カウンターに使われている天板はイチョウやケヤキの一枚板で,厚さ10センチはある立派なものです.
老舗のカマボコやさんで江戸末期や明治時代にまな板として使われていたものだそうです.

店内は個室っぽいコーナーと茶室もありますが,ほとんどのお客さんはカウンターで,みんながお店のオーナーと直接お話,注文出来る距離です.




小田原おでんのことはよく知らなかったのですが,wikiによると,

「もともと小田原市は蒲鉾を名産品の一つとしていたが、食文化の多様化等で消費量が減少傾向にあった。そこで市内の水産加工業者が、この蒲鉾と同じく白身魚の練り物等を使い、地元産の食材を生かしたおでん料理を発案。これを小田原の新名物として売り出すことにより町おこしを行うこととなった。

早速、業者を中心に「小田原おでん会」を発足させ、2003年10月25日に「小田原おでん宣言」を発表して企画をスタートさせた。地場産業が連携しておでん種を造ること、料理店がそれを活かしておでん料理を作ること、お客様から気軽に提案して頂ける環境を創ることを宣言に盛り込み、生産者、料理店、お客様が一体となった町おこしを行うとしている。」


ということで,比較的新しい試みから生まれた料理だったんですね.

何となく吐き気も微妙に感じていたので,せっかくのおでんを食べられるか心配だったのですが,とりあえずおまかせ3品盛りを頼んだら,そのおいしさにびっくりyellow25symbol4

どの具も,一日半から二日,ものによってはそれ以上味がしっかりしみ込むように煮ているそうです.

出汁がまた絶品で,あまりのおいしさに,ついつい飲み干してしまうほどです.

薬味に梅みそ,わさび,芥子が出てきますが,やまめとしては保守的に芥子が一番合いました.

梅みそはちょっと個性が強いので単独の方がいいかも.

おでんダネも種類が豊富ですが,面白いのはメニューの上におでんダネを提供しているカマボコ店13社の屋号が書かれていて,それを選んで食べ比べる楽しみもありますね.

おでんは,食べるのに夢中で写真を取り忘れてしまいました~alien

カマボコなどは,籠清,山上(ヤマジョウ),丸う,(・・・あと忘れてしまいましたyellow12symbol5)の盛り合わせで,材料の魚の種類が違うものを食べ比べ出来たり,

こんぶとこんにゃくといったら,利尻と日高の2種類が味わえたり



4時からのメニューには絶品のアジのお寿司があったり(すぐに売り切れてしまうらしいです),



どれもおいしいのですが,やまめのイチオシは,がんもの中にもっちもちのお餅が入っている,これdown



もともとお正月のメニューでしか出していなかったそうなのですが,お客さんのリクエストが多かったためにレギュラーメニューとなったそうです.

そして女子会ではうれしいことにスイーツも充実していますkirakira2



これは,いもくりもなか.大きな栗がごろっと入っていてまわりのクリーム(アイス?)が香ばしい味で,栗を引き立てています.

お薄も頼んでデザートの甘みとお茶の苦みがちょうど良く,両方おいしく感じられました.

これまで,おでんやさんというと,大阪,静岡のお店に行ったことがあったのですが,ぶっちぎりで小田原おでんに軍配が上がりました.

小田原の水産加工業者さんと料理屋さんが協力し合っている体制だから,他県では見られないオリジナリティの高い試みが出来ているんだなと思いました.

365日やっているという小田原おでん本店さん.

また機会を作って食べに行きたいです.

今度は体調を整えて・・・



小田原城の景観

2012-12-02 | 造園
今日は大きな仕事が終わったと気が抜けたせいか,珍しく胃が働かなくなってむかむか,背中も痛いので薬を飲んで一日ゴロゴロしていました.

寝ながらテレビを見ていたら笹子トンネルの崩落という,前代未聞の事故のニュースに驚いて思わず起きてしまいました.

恐ろしいことです・・・

早く中の人たちが救出されることを願い,救出活動をしている人たちも二次災害に遭わないで頑張って欲しいです.



さて,昨日は造園仲間のねこまたさんとあやめさんの三人で小田原でプチ忘年会.

その前に,今年から師匠が手がけてた,小田原城の樹木伐採&枝下ろしによる景観復活のお仕事を見学に行きました.

2年前に小田原城を見学してから2年経ちますが,その間,小田原城という歴史的建造物と,市民に親しまれる公園という両方の性格を持つ空間をどのようにしていくのが良いのか,市民も参加しての講演会や調査委員会で話し合われてきたそうです.

その結果,樹木をいたずらに伐採するのではなく,建造物を活かし,公園としての豊富な緑や心地よい木陰の空間も保つように,必要な緑は活かし,景色を殺している緑は整理するという考え方を理解してもらえたのかなと思いました.

とりあえず,数年かけて変わっていくようです.

今年はその第一弾.

樹木を伐採し,枝下ろしをした結果のbefore,afterを数例示したいと思います.

まず,お城は銅門から入っていくのが正式と言うことで・・・

2010.10 中央からやや右よりにお城が見えるはずが,樹木がこんもりと茂って何も見えませんね.ただの森.
だから,平坦な緑のある景色になってしまっています.

2012.12 伐採後,はっきり天守閣の屋根まで見えるようになりました.
門とお城を結ぶ視軸がはっきりと示されています.
右側のマツは電信柱のようで,今はイマイチ!
でも,何十年かすると立派な枝が育って,景色に重みが出て,城までの奥行きを強調してくれる存在となるのでしょう.

こんな感じで「今は我慢.時の力に託すしかない」というのも自然を相手にする造園の特徴ですね.



この銅門から天守閣を一望する光景は何と142年ぶりに復活し,樹木整理で歴史的景観が蘇ったと毎日新聞(11/28付け)で紹介されました.



次は,常盤木門に向かう途中の菖蒲園近くの景色.


2010.10 お城がよく見えませんね.

2012.12 このエリアのクスノキ達は,師匠の監理で枝下ろしをしたものではないそうですが,手前のクスノキの枝下ろしと幹の切りつめを思い切ってやっています.非常に強い常緑樹なので,たぶん数年するとまたモサモサになってしまいます.

この景色をしっかり覚えている必要がありますね.

2010.10 建物のすぐ前にあったマツが,

2012.12 伐採されています.3枚前の2010年の写真で建物に被るように生えていたマツですね.



天守閣前の広場のマツ.

2010.10 4本のマツが建物を完全に隠しています.しかも,緑の固まりのようになって,せっかくのマツの良さがなくなってしまっていました.

2012.12 嘘みたいにスッキリkirakira2

左から三番目のマツは伐採.

こうすることで景色に重心が生まれ,背後の天守閣とのバランスも良くなりました.

それにしても大きな枝が思い切って下ろされました.

この新しい環境になじんで育っていく松の枝が次の景色を作っていってくれることでしょう.

それにしても・・・

あやめさんとも話したのですが,

二度と同じような場所からは生えてこないマツの枝下ろしdownとか,



ここまで大きく育った樹木の伐採など・・・



樹木を整理してより素晴らしい景色を創る仕事って,勇気がいるな~と思いました.

絶対,師匠の頭の中にはafterの画が完璧に描かれているわけです.
確固とした信念がないと,決断出来ないですよね.

このような仕事に接するたびに,景色が復活する「造園」のすごい部分を改めて感じますyellow24



癒しの時間

2012-12-01 | ノンジャンル
11月30日,バイト先の大きな行事,東京ステーションホテルでのキックオフパーティが無事終了しました.

この日のために決して多いとは言えないスタッフが,とにかく全員それぞれの仕事を頑張り,協力してこなしてきました.

今日はたくさんのお客様が「楽しかった~」と言ってお帰りになったので,とにかく良かった,良かった・・・

夜9時過ぎにスタッフも解散し,空腹を抱えながら品川のエキュートに寄ってケーキを買いました.



千疋屋の和栗のモンブランkirakira2

とにかく頑張った自分へのご褒美yellow18

食べるのが夜中になったって今日は気にしない,気にしない.

今日だけは太ることも気にしな~い・・・animal4

食べる元気があることが大切なんです.

そして,庭のバラたちに思いを馳せて幸せな気持ちになって眠りたいと思います.

セントエセルブルガ

アブラハムダービー

フランシスデュプレ

そして名前がわからなくなってしまったバラたち・・・





あぁ・・・癒される・・