かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

金八「しゅう最後の日、最後の授業」

2005-03-04 23:08:18 | dramA
□TBS 「金八先生7」 

涙、涙の授業でした。
しゅうが連行されていくシーンは私の頭の中で中島みゆきが流れていました。
そう2シリーズ腐ったみかん、加藤まさるが連行されていく、あの歌です。

そして国語の授業で教わった谷川俊太郎「生きる」
懐かしく思う一方、当たり前な日常的なことがとても深~~~いことなんだと当時はそれほど気にとめることもなかったように思います。


生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬がほえるということ
いま地球がまわっているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
コメント (2)
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ドーン・オブ・ザ・デッド (2004)

2005-03-04 17:47:41 | moviE
走るゾンビが見たかった、というのが動機。
冒頭が街頭で放映されたり、たしか試写も最終後の地下鉄で放映されなかったっけ?
何かと当時話題でした。
<原題> 「DAWN OF THE DEAD」
<公開時コピー> 「それは、8歳の少女から始まった。
感染するまで、終わらない――。」

壮絶な残酷描写と迫り来る終末観を見事に映像化してホラー映画の金字塔となったジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」を現代的な解釈でリメイク。
監督はこれまでCM界で活躍し、本作で劇場映画初メガホンとなる俊英ザック・スナイダー。
主演は「スウィート ヒアアフター」「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポーリー。

<あらすじ> 米ワシントン州エベレット。
看護婦のアナは、この日もいつものように仕事を終えると愛する夫ルイスと暮らす自宅へ帰り、一日を終えた。
翌朝、彼女たちの寝室のドアが外側から静かに開けられる。
ドアの向こう側には、隣家の8歳の少女ヴィヴィアンが佇んでいた。
少女はルイスが異変に気づく間もなく、人間離れしたスピードで襲い掛かってきた。
そしてルイスは絶命してしまう。
が、間もなくルイスは息を吹き返し、今度は彼がアナに向かって襲い掛かってくるのだった。
何も分からないまま、とにかく必死で屋外へと逃げ出したアナだったが。。。

サラ・ポーリー Sarah Polley・・・・・・・・・・・・・・アナ
ヴィング・レームズ Ving Rhames・・・・・・・・・・ケネス
ジェイク・ウェバー Jake Weber・・・・・・・・・・・マイケル
メキー・ファイファー Mekhi Phifer・・・・・・・・・・アンドレ
タイ・バーレル Ty Burrell・・・・・・・・・・・・・・・スティーブ
マイケル・ケリー Michael Kelly・・・・・・・・・・・CJ
ケヴィン・ゼガーズ Kevin Zegers・・・・・・・・・・テリー
リンディ・ブース Lindy Booth・・・・・・・・・・・・・ニコール
ジェイン・イーストウッド Jayne Eastwood・・・・ノーマ
ボイド・バンクス Boyd Banks・・・・・・・・・・・・・タッカー
インナ・コロブキナ Inna Korobkina・・・・・・・・・ルダ
R・D・レイド R.D. Reid・・・・・・・・・・・・・・・・・・グレン
キム・ポイリアー Kim Poirier・・・・・・・・・・・・・モニカ
マット・フルーワー Matt Frewer・・・・・・・・・・・フランク
ジャスティン・ルイス Justin Louis・・・・・・・・・ルイス
ハンナ・ロックナー Hannah Lochner・・・・・・・ヴィヴィアン
スコット・H・ライニガー Scott H. Reiniger・・・将軍
トム・サヴィーニ Tom Savini・・・・・・・・・・・・・シェリフ
ケン・フォリー Ken Foree・・・・・・・・・・・・・・・テレビ伝道師
□HP http://dotd.eigafan.com/top.asp
(↓ 注:以下ネタばれ)


冒頭の5分間の演出も、ただテレビで世界の崩壊を伝えるだけではなくて、平凡な日常が呆気なく崩れていくという現実味のある見せ方をしていたのがゾクゾクものでした。
オープニングクレジットも雰囲気そそられたし。
「地獄が満杯になると地上に死者が歩き出す。」という有名な言葉もやはり印象的。
オリジナルのはもう忘れてしまったけれど、確か「一握りの人間がショッピングモールに篭城したけれど、実はゾンビ以上に怖いのは人間の本性」みたいな感じだったような。
そういう描写はほとんど感じられませんでした。
人間描写が浅いので、親しい人間がゾンビになってしまう恐怖や悲しみがあまり感じられないのはもったいなかったように思えました。
きっとそういうものより「走るゾンビ」に重点をおいていたのかもしれません。
虫のように沸いてくるゾンビ、全力疾走で喰らうチャンスを狙っているゾンビ。。。でもそれもゲーム感覚に思えてしまうのでした。
怖くはないのです。 ぃゃ実際いたら怖いけど。

ゾンビベイビーの父親役メキー・ファイファーは、ERで生意気なレジデントのプラットじゃないか~、とビックリ。
最初は自己中でどうしようもなかったCJ、どんどん共存意識に目覚め好印象になってオイシイ役どころでした。
ショッピングモールを早々に捨て、安全かも怪しい島へ行こうとするのは尋常な精神ではないからでしょうか。
結果、とても見づらいエンディングの中で島へ到着した彼らを待っていたものは。。。
絶望を描くのであればその強弱をもっとつけた方が盛り上がったようにも思えます。

--- おまけ ---
オリジナルと関係のあるもの。
トム・サヴィーニ
オリジナル「ゾンビ」美術監督および出演俳優。 マチェット(山刀)を持ったモーターバイク・ギャング役。
「ドーン~」では郡保安官の役でTV リポーターのインタヴューを受けている。
ケン・フォリー
「ゾンビ」では特殊部隊警察官ピーター役。
「ドーン~」ではテレビ伝道師役。
スコット・H・ラインガー
「ゾンビ」では特殊部隊警察官ロジャー役。
「ドーン~」では制服姿の将軍役。 役名もスコット・H・ラインガーです
主な舞台となるショッピング・モールの洋服店のうちのある店名「Gaylen Ross」
ゲイリン・ロスは「ゾンビ」でヒロイン役フランを演じた女優。
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