かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

ザ・ワン (2001)

2005-03-25 16:05:26 | moviE
<原題> 「THE ONE」(全能の存在、超人)
<公開時コピー> 「125人のジェット・リー“バトル・ロワイアル”が始まる!!」

多次元宇宙を制する者が<超人(ザ・ワン)>となる――
「ロミオ・マスト・ダイ」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の成功によって、ハリウッドにおいてもトップ・アクション・スターの地位を獲得したジェット・リー主演のSFアクション。
その二作はとても好きだけれど、これはかる~い気持ちで楽しむ分にはOK。
「X-ファイル」の脚本家出身で、監督と製作を分担して「ファイナル・デスティネーション」で映画界に進出したジェームズ・ウォンとグレン・モーガンのコンビ。
彼らの第二作「ザ・ワン」は、冒頭で一気に説明されるマルチバース=多次元宇宙という設定がミソ。
少しずつ違う歴史をたどっているパラレル・ワールドの地球が存在し、少しずつ違う環境の自分が存在します、その数125!

<あらすじ> その宇宙全体にある125のパラレルワールドの均衡を守るため多次元宇宙捜査局=MVAが監視に当たっていた。
しかし、捜査官の一人ユーロウがその特権を利用して、他世界の自分を次々と殺し始めた。
ユーロウは一人殺すたびにそのエネルギーを吸収するかのように超人化していく――。
ロサンゼルス。 アメリカ大統領をゴアが務める世界。
留置場から出てきた男ロウレスをユーロウが襲い殺してしまう。
そしてこの時、ユーロウの標的はついに、ブッシュが大統領を務める世界に住む、ロサンゼルス郡保安官ゲイブ一人となった。。。

ジェット・リー Jet Li ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ユーロウ、ロウレス、ゲイブ・ロウ
カーラ・グギーノ Carla Gugino ・・・・・・・・・・・・TK・ロウ、マシー・ウォルシュ
デルロイ・リンドー Delroy Lindo ・・・・・・・・・・・ハリー・ローデッカー捜査官
ジェイソン・ステイサム Jason Statham ・・・・・エヴァン・ファンチ捜査官
ディラン・ブルーノ Dylan Bruno ・・・・・・・・・・・イェーツ
リチャード・スタインメッツ Richard Steinmetz・・ダントニー
スティーヴ・ランキン Steve Rankin ・・・・・・・・・MVA幹部
タッカー・スモールウッド
(↓ 注:以下ネタばれあり) 

自分と対決するなんてジャン・クロード・バンダム「レプリカンと」でもありました、そういう感じ。
「マトリックス」をギャラ交渉等で降りてしまった彼だけど、そのSFアクションでも少し前の匂いがした(苦笑)
話自体は面白いなと思ったし、ジェット・リーの事だからコピーそのもの125人分のバトルが見られるのかと思っていたけど、それは期待しすぎでした(残念)
始まって早々残り3人って!!!
ちなみにGabriel Yulaw ガブリエル・ユーロウ(お前、法律)、Gabe Law ゲイブ・ロウ(法律)、Lawless ローレス(無法)役に応じて苗字にLaw(法律)が付いている面白さ(笑)
他世界の様々なジェット・リーが写真で紹介されるけれど、変なカツラかぶったり帽子かぶったりコスプレは似合わない(爆)
それに彼は特撮無しで充分アクションを見せてくれるのだから、CG使いすぎるのは勿体無かったなと、前作「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のアクションは素晴らしかったもの!!!
でも思わぬ太極拳は見られたり、数々のアクションは最高~!
彼と「ロミオ・マスト・ダイ」で共演しているデルロイ・リンドーもいい味♪
カーラ・グギーノ演じるマシー、裁判の傍聴席にいたと思えば別の世界では妻になっている、という女優ならではの化けっぷりが上手い。

2002年6月23日(日)鑑賞
昨夜テレ東でも放送されていたので、ついでに。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最終回ラッシュ

2005-03-25 14:41:14 | diarY
そんな時期になっています。
昨夜も「H2」の展開に強引だなぁ、と思いつつ裏で録画していた「優しい時間」で、
息子「ご無沙汰しています。」
父 「やぁ。」
もうそこでさっそく泣きました(笑)
今夜も四時間と長い金八の最終回で泣いてしまうでしょう。
今日、インサイトに出演した武田鉄矢さんがとても面白かったです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋人はスナイパー 劇場版 (2004)

2005-03-25 01:01:26 | moviE
テレビ朝日系で放映された単発TVシリーズの続編として映画化したサスペンス・アクション。
原作は西村京太郎の「華麗なる誘拐」。
元恋人同士の天才スナイパーと女刑事の再会と活躍を迫力かつ感動的に描く。
監督はTV版二作目「恋人はスナイパー EPISODE2」を担当した六車俊治。
TVからのファンやウッチャンのファンはもちろん、
脚本は君塚良一だし、音楽は松本晃彦なので「踊る大走査線」ファンにもウケるかも。
キャストも一部かぶるし。
いかりや長介さんの遺作にもなった映画です。

<あらすじ> ある日、首相官邸に、国際犯罪組織<1211>を名乗る者から日本の全国民を誘拐したため5千億円の身代金を求める脅迫電話が入った。
そして翌日、日本各地で一般市民が相次いで狙撃される無差別テロ事件が発生。
国民を震撼させる中、円道寺きなこら警察は決死の捜査を展開する。
だが、逆に犯人グループから翻弄される捜査陣。窮地に立たされた警察上層部は、早急に事件を解決させるため、ある男を呼び寄せることを決断する。
その男とは、元<1211>のスナイパーで、今は香港の刑務所に懲役250年の刑で服役する王凱歌だった。。。

内村光良・・・・・王凱歌(ウォン・カイコー)
水野美紀・・・・・円道寺きなこ
田辺誠一・・・・・船木健一
竹中直人・・・・・コー・村木
いかりや長介・・・円道寺雁太郎
中村獅童・・・・・范火清(ハン・ホアチン)
阿部寛・・・・・・神宮児正午
□HP http://www.tv-asahi.co.jp/sniper-movie/
(↓注:以下ネタばれあり)

原作を読んでいないので比べられません。
特典のコメンタリー(内村光良・六車監督・藤石キャメラマン・佐々木プロデューサー)もつい続けて見ちゃいました、つまり224分も(笑)
途中まではけっこう忠実だと話していました。
コメンタリーで本編を見ての面白さの方が私にはあります。
誰もが撃たれたわりには元気なのが嘘臭いけれど、ストーリーを楽しむ映画ではなくTVからのファンを喜ばせればOKみたいな雰囲気を感じました。
隣の牢屋にモンゴルの人がいるとか、寿司はサビ抜きでとか(笑)
ウッチャンのアクションはどこまでも大好きなジャッキー・チェンだし。
水野美紀も好きなアクションを演じて楽しそうだし(初めて人を殺すという重要なシーンはあったけれど)。
ブルース・リー映画ファンなら喜びそうな展開でもありました。
きなこへの花も「チャン・ホイ」からっていうのがホロっとさせられました。
王凱歌ときなこの恋人というより戦友のような絆が深まり、自己犠牲で果てていく王凱歌のラストの表情はかっこ良かったです。
人質もいないのに銃を持って出たら、すぐ狙撃されそうだけど(苦笑)
いかりやさんは、退院後の撮影とあっても役者さんが演じやすいように立ち回りに気を配っていたとか。
声は若干シャガレれ聞き取りづらいのは仕方ないとはいえ、存在感あります。
やはり個人的には、
香港の山々は日本にそれらしく見える山々だったり、強制労働場は桐生で撮影したとか、
テレ朝やヒルズ、汐留などのロケ地の説明や、最後の渋谷の銃撃戦は駒沢や新宿からも撮ったとか、
きなこの衣装はメンズでこだわったとか、エキストラ募集の他にも現地で頼んだ人々の協力がとても大きかったとか、
ここはああだったというような話がたくさん聞けて面白かったです。 ←そっちかぃ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする