<公開時コピー> 「大切なものをとりもどす、最高の夏休み!」
デビュー作「GO」で直木賞を受賞した金城一紀が初の映画脚本に挑んだ青春ストーリー。 だから面白さが失われないんだろうなぁ。
原作は第一弾が「ゾンビーズ レボリューションNo.3」、第二弾が「フライ,ダディ,フライ」のようで、漫画化もされています。
主演は「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」「東京タワー」の岡田准一と「弾丸ランナー」「DRIVE ドライブ」の堤真一。
<あらすじ> 絵に描いたような円満な家庭で幸せな生活を送っている鈴木一。
そんな鈴木の生活が、ある日、あまりにも突然にガタガタと崩れ去った。愛娘が殴られて入院したのだ。
病院に向かった鈴木に、加害者の高校生・石原と教頭は威圧的な態度を見せる。
おまけにボクシング高校チャンプの石原にいなされてしまった鈴木に、娘は心を閉ざす。
鈴木は刃物を隠し持って石原の高校に向かった……つもりが、そこは別の高校だった。
在日高校生スンシンにノされるが、事情を知ったおちこぼれグループ「ゾンビーズ」が、“石原と戦うベシ”と鈴木に協力を申し出る。
スンシンの下、家族の絆を再生しようと、次の日から鈴木は会社を休んで猛特訓を始めた。。。
岡田准一 ・・・・・パク・スンシン
堤真一 ・・・・・・・鈴木一
須藤元気 ・・・・・石原勇輔
星井七瀬 ・・・・・鈴木遥
松尾敏伸 ・・・・・南方
愛華みれ ・・・・・鈴木夕子
塩見三省 ・・・・・平沢章吾
渋谷飛鳥 ・・・・・三浦直子
坂本真 ・・・・・・・山下
青木崇高 ・・・・・菅野
広瀬剛進 ・・・・・坂良敷
浅野和之 ・・・・・山村
温水洋一 ・・・・・望月
徳井優 ・・・・・・・後藤
大河内浩 ・・・・・小熊
田口浩正 ・・・・・高橋
神戸浩 ・・・・・・・石崎
モロ師岡 ・・・・・・安倍
□HP http://www.f-d-f.jp/
(↓ 注:以下ネタバレあり)
これは復讐の話ではありません。
突然の暴力や脅迫からうろたえて娘を見放してしまった(そして彼女から拒否された)父親が、彼女を「迎えにいく資格」を取り戻すべく頑張る話。
勝つか負けるかではなく、正面堂々と相手に立ち向かえるか、その勇気がためされるものでした。
そしてありえないほどの周囲を巻き込んでの大展開、いいんです小説だもの、映画だもの。
鈴木さんの成長物語であると同時に、スンシンが鈴木さんと交流することによって成長する姿も描かれていて良かったです。
スンシンが何度か言っていた「本物の勇気を感じたのなら、戦う必要はない。」というセリフもとても良かった。
岡田くんや堤真一の演技の素晴らしさはもちろん、松尾くんや最近はドラマ「海猿」でもその強烈キャラクターを出している坂本真、バスのメンバーたち(最高!)など個性的なキャストに囲まれて大いに楽しめた映画でした。
夏がとても似合います。
エンディングのミスチル「ランニングハイ」にも爽やかな気持ちにさせられました。
宣伝で、バスと一緒に鈴木さんが走るシーンを見ました。
真夜中に何度も何度も何日もかけて撮られたシーンで、鈴木さんの成長振りも見られる大切な場面。
情けないし頼りないしパッとしないんだけど、でもひたむきで真っ直ぐで、読んでると応援したくなるキャラクター。
実際劇場で見てとても感動しました。
成島出監督について。
織田裕二主演「T.R.Y.トライ」脚本や、役所広司と柄本明の共演作「油断大敵」で監督デビュー、来年には「日本沈没」の脚本と日本映画を支えてゆくだろう人。
が、昨年11月に痴漢行為で警察に突き出されえていた(刑事事件にはならず)ことが発覚。
別な意味でも今後の行方にも注目。
2005年8月3日(水)MOVIX三郷
5日までの上映だったので間に合って良かったです。 思いのほか観客も多くて。
デビュー作「GO」で直木賞を受賞した金城一紀が初の映画脚本に挑んだ青春ストーリー。 だから面白さが失われないんだろうなぁ。
原作は第一弾が「ゾンビーズ レボリューションNo.3」、第二弾が「フライ,ダディ,フライ」のようで、漫画化もされています。
主演は「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」「東京タワー」の岡田准一と「弾丸ランナー」「DRIVE ドライブ」の堤真一。
<あらすじ> 絵に描いたような円満な家庭で幸せな生活を送っている鈴木一。
そんな鈴木の生活が、ある日、あまりにも突然にガタガタと崩れ去った。愛娘が殴られて入院したのだ。
病院に向かった鈴木に、加害者の高校生・石原と教頭は威圧的な態度を見せる。
おまけにボクシング高校チャンプの石原にいなされてしまった鈴木に、娘は心を閉ざす。
鈴木は刃物を隠し持って石原の高校に向かった……つもりが、そこは別の高校だった。
在日高校生スンシンにノされるが、事情を知ったおちこぼれグループ「ゾンビーズ」が、“石原と戦うベシ”と鈴木に協力を申し出る。
スンシンの下、家族の絆を再生しようと、次の日から鈴木は会社を休んで猛特訓を始めた。。。
岡田准一 ・・・・・パク・スンシン
堤真一 ・・・・・・・鈴木一
須藤元気 ・・・・・石原勇輔
星井七瀬 ・・・・・鈴木遥
松尾敏伸 ・・・・・南方
愛華みれ ・・・・・鈴木夕子
塩見三省 ・・・・・平沢章吾
渋谷飛鳥 ・・・・・三浦直子
坂本真 ・・・・・・・山下
青木崇高 ・・・・・菅野
広瀬剛進 ・・・・・坂良敷
浅野和之 ・・・・・山村
温水洋一 ・・・・・望月
徳井優 ・・・・・・・後藤
大河内浩 ・・・・・小熊
田口浩正 ・・・・・高橋
神戸浩 ・・・・・・・石崎
モロ師岡 ・・・・・・安倍
□HP http://www.f-d-f.jp/
(↓ 注:以下ネタバレあり)
これは復讐の話ではありません。
突然の暴力や脅迫からうろたえて娘を見放してしまった(そして彼女から拒否された)父親が、彼女を「迎えにいく資格」を取り戻すべく頑張る話。
勝つか負けるかではなく、正面堂々と相手に立ち向かえるか、その勇気がためされるものでした。
そしてありえないほどの周囲を巻き込んでの大展開、いいんです小説だもの、映画だもの。
鈴木さんの成長物語であると同時に、スンシンが鈴木さんと交流することによって成長する姿も描かれていて良かったです。
スンシンが何度か言っていた「本物の勇気を感じたのなら、戦う必要はない。」というセリフもとても良かった。
岡田くんや堤真一の演技の素晴らしさはもちろん、松尾くんや最近はドラマ「海猿」でもその強烈キャラクターを出している坂本真、バスのメンバーたち(最高!)など個性的なキャストに囲まれて大いに楽しめた映画でした。
夏がとても似合います。
エンディングのミスチル「ランニングハイ」にも爽やかな気持ちにさせられました。
宣伝で、バスと一緒に鈴木さんが走るシーンを見ました。
真夜中に何度も何度も何日もかけて撮られたシーンで、鈴木さんの成長振りも見られる大切な場面。
情けないし頼りないしパッとしないんだけど、でもひたむきで真っ直ぐで、読んでると応援したくなるキャラクター。
実際劇場で見てとても感動しました。
成島出監督について。
織田裕二主演「T.R.Y.トライ」脚本や、役所広司と柄本明の共演作「油断大敵」で監督デビュー、来年には「日本沈没」の脚本と日本映画を支えてゆくだろう人。
が、昨年11月に痴漢行為で警察に突き出されえていた(刑事事件にはならず)ことが発覚。
別な意味でも今後の行方にも注目。
2005年8月3日(水)MOVIX三郷
5日までの上映だったので間に合って良かったです。 思いのほか観客も多くて。