かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

ラブリーボーン(2009)

2010-02-02 17:00:42 | moviE


アリス・シーボルドの同名ベストセラーを「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が映画化。
ということで映像美は期待通りでした。
巨木の葉が散ると鳥の群れになって飛び去ったり、
(父親が現世でボトルシップを叩き壊すと)海岸にたどり着いた巨大なボトルシップも粉々に砕かれ始めたり、など
この世でもあの世でもないその入口のような絵画のように美しい世界に、目をみはりました。
とうもろこし畑も実りがある頃は美しいけれど、収穫後は広大なだけに寒々しかったり。
スージーを演じたシアーシャ・ローナンのブルーアイにも惹きこまれたし、
初キスの相手になるはずだったレイ役のリース・リッチーのオリエンタルな魅力も良かった。



そしてなんといってもスタンリー・トゥッチの変態っぷり演技が恐ろしかった。
計画的で執念深くて。警察や疑惑の目を逸らすのが上手くて。
ミスター・ハーヴィとスーザンの妹との対決シーンには手に汗にぎりました。
愛しているだけに心が離れてしまいバラバラになってしまう家族と、その再生、
死んでもまだ見守り続け愛する人たちに想いを伝えたいと奮闘し(死んでいるけど)成長するスージー、のお話です。
サスペンス部分もあるけれど、基本はつ家族の愛、絆がテーマになっていると思います。


その日の子供の服装を覚えているなんてさすが母。
この手編み帽可愛いけど嫌がるなんてさすが思春期。

アリス・シーボルド 「ラブリー・ボーン


[コピー] 「THE LOVELY BONES」(可愛い骨)
[あらすじ] 優しい両親とかわいい妹弟に囲まれ、楽しく幸せな毎日を送っていた14歳の少女、スージー・サーモン。
初恋の予感に胸をときめかせていたある冬の日、彼女は近所の男に無慈悲に殺されてしまう。
最初は自分が死んだことにも気づかなかったスージーだが、やがて天国の入り口に辿り着く。
そんな中、犯人は警察の捜査を切り抜け、平然と日常生活を送っている。
一方、愛する娘を失った家族は深い悲しみに暮れていた。
やがて、父親は残された家族を顧みず犯人探しに妄執し、
自責の念に苛まれていた母親はそんな夫に耐えられずに、ついに家を出てしまう。
バラバラになっていく家族を、ただ見守ることしかできないスージーだったが。。

マーク・ウォールバーグ ・・ジャック・サーモン(父)
レイチェル・ワイズ ・・・・・・アビゲイル・サーモン(母)
スーザン・サランドン ・・・・リン(祖母)
スタンリー・トゥッチ ・・・・・ミスター・ハーヴィ
マイケル・インペリオリ ・・レン・フェナマン刑事
シアーシャ・ローナン ・・・スージー・サーモン
ローズ・マクアイヴァー ・・リンジー・サーモン(妹)
クリスチャン・トーマス・アシュデイル ・・バックリー・サーモン(弟)
リース・リッチー ・・・・・・・レイ(上級生)
キャロリン・ダンド ・・・・・・ルース(同級生)
ジェイク・アベル
ニッキー・スーフー
トーマス・マッカーシー
アンドリュー・ジェームズ・アレン
■HP 「http://www.lovelyb.jp/#home
(↓注 以下ネタばれあり)

とはいえ135分は長かった。
139分の「ゴールデンスランバー」はあっという間だったのに。

結局犯人とわかるもハーヴィはすぐさま逃げた後、
スージーの遺体が入っている金庫も埋められることが決まった巨大な穴に捨て去られてしまう。
それでもスージーほか連続殺人の犠牲者達は犯人がわかったということで成仏できたってことだったのかしらん。
ハーヴィは警察に捕まらず、犠牲者たちに呪い殺されず、
落ちてきた氷柱に気をとられ崖下に無残に落ちて死亡する、これもまた天罰なのか。。
(どちらも手先起用じゃないとっていう父ジャックと犯人ハーヴィの趣味に共通点があるのも皮肉なのか)

スーザン・サランドン演じるリンも豪快でした。
レイチェル・ワイズといい眼力あるからアイメイク強調しなくてもいいのに。フフフ
70年代だから仕方ないか。


TOHO西新井
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ゴールデンスランバー(2009)

2010-02-02 15:49:55 | moviE
予告見た時から公開が楽しみだった映画。
「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」など伊坂幸太郎作品の映画化で実績を残してきた中村義洋監督。
ジェネラル・ルージュの凱旋」の堺雅人、竹内結子も出演。
とくに主演の堺さんは、ジェネラル~でのカリスマっぷりはどこへというオーラの無しさ加減が最高。
仙台を舞台に、一般市民が暗殺犯としてあれよあれよという間に次々と追い詰められていく様が、
テンポよくスリリングに描かれあっという間に見終わった感じでした。痛快。
様々な伏線、冒頭のシーンも最後にまたやってきて、ぁぁぁ、こう繋がるのか!と良い余韻が残ったのでした。
香川照之、大森南朋、貫地谷しほり、相武紗季、竜雷太と出演陣も豪華。
男性客がわりと多かったです。
仙台、20年はもう行ってないなー。



モバイルで入院患者役の柄本明、波岡一喜、看護師役のさくらなどが出演しているビハインドストーリーも面白い。
怪我の酷さで上下関係を決めていたり。フフフ
一話は無料です。

音楽は原作者の伊坂幸太郎のオファーにより、斉藤和義が担当。
エンディングテーマの「幸福な朝食 退屈な夕食」は特に好きだわ。

伊坂幸太郎 「ゴールデンスランバー
斉藤和義 「Golden Slumbers」「幸福な朝食 退屈な夕食」


[コピー] 「無実の男、首相暗殺犯に断定
 事件のガギを握るのは、ビートルズの名曲」
[あらすじ] 仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。
金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出され、
 “お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。
その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。
訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって
首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。
青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、
かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが。。

堺雅人 ・・・・・青柳雅春
竹内結子 ・・・樋口晴子
吉岡秀隆 ・・・森田森吾
劇団ひとり ・・小野一夫
柄本明 ・・・・・保土ヶ谷康志
濱田岳 ・・・・・黒いパーカーの男 キルオ
渋川清彦 ・・・岩崎英二郎(青柳の先輩ドライバー)
ベンガル ・・・・轟静夫(轟煙火 社長)
大森南朋 ・・・樋口伸幸
貫地谷しほり ・・凛香(アイドル)
相武紗季 ・・・井ノ原小梅(ラジコンヘリが趣味の女)
永島敏行 ・・・小鳩沢(刑事)
石丸謙二郎
ソニン ・・・・・・鶴田亜美
でんでん
滝藤賢一
木下隆行
木内みどり ・・青柳照代
竜雷太
伊東四朗 ・・・青柳一平
香川照之 ・・・佐々木一太郎(刑事)
■HP 「http://www.golden-slumber.jp/
(↓注 以下ネタばれあり)

正義感に燃えるとか、社会派に描くとかではなく、誠実に生きてきた一人の人間と
両親、友人たち、先輩、助けたアイドルなど、彼と出会ってきた人たちがそれに応える様が良かった。
父親役の伊東四朗がぶしつけにマスコミに囲まれやいのやいの質問される中、毅然とした態度で望む姿とかジーンときました。



永島敏行さんがターミネーターばりに無心にショットガンをぶっ放す様も笑いを誘うし。
(実際あんな簡単に警察が銃を撃ってきたらたまらないけれど)
通り魔キルオ役の濱田岳くんもいいキャラ出していました。


TOHO西新井
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ラルクもろもろ

2010-02-02 15:33:00 | musiC
メンバーそれぞれの選曲でダブルことはないのかな。
DVDには本格バラエティークイズ番組「ザ・ラルクイズ」を収録。

3月10日発売 「QUADRINITY ~MEMBER'S BEST SELECTIONS~」(初回生産限定盤CD+DVD)(通常盤CD)


3月31日発売 「TOUR 2008 L’7 ~Trans ASIA via PARIS~
 2008年6月1日、東京ドーム公演の模様を収録


1月27日L’Arc~en~CielNEWシングル発売 「BLESS」  [CD+DVD] [CD]
 NHKバンクーバー2010放送テーマソングに決定」
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