かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

最強のふたり

2012-09-18 18:14:28 | moviE



Earth Wind & Fire「Septembe」から気持ちいいし。

ルドヴィコ・エイナウディさんの
心の揺らぎを表しているようなピアノが素晴らしい。


サントラ「Intouchables


Intouchables=触れられないものたち
身障者と健常者
中高年と若者
白人と黒人
大富豪とスラム街育ちの無職、
など二人はあまりにも違う人生を生きていたけれど、
(絵画や音楽などの違いもユーモラスに描かれていました。ククク)
お互いがありのままに振る舞いそれを受け入れ
ジョークを言い合い、好きな女の子の話をし
コミュニケーションをとり続けることによって、
正反対の世界で生きていたように感じられた壁だとしても
その世界を知り理解することでどんどん人生が豊かになっていく様が
刺激的で心地よく感じられました。
(パラグライダーで身障者になったのに再挑戦させたり
信頼関係が育めていないとできないよー)

冒頭の身障者を盾にしたスピード狂ドライブシーンも
(フィリップが口から泡吹いてまで病人のフリするのも嫌味なく笑える)
後半に再び見ると全く違った映像に見えるから不思議。



ドリスはフィリップ家にいる時は天真爛漫な姿を見せるけれど、
家族や友達の前では笑顔一つも見せないのも対照的でした。

ドリスのためを想って離れ離れの生活を選んだフィリップのピンチに、
ドリスがフィリップを想って行動したサプライズは感動的。。
(文通相手の出来すぎ感は関係ない)


彼女をはじめフィリップのそばにいる人たちもユニークでした。


監督も最強のふたり、エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ。
HPで、パラグライダーの事故にあって頸髄損傷になったフィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴと、
彼を介護するために雇われた若者アブデル(本作ではドリス)を
描いたドキュメンタリーを見て感銘を受け、映画化したとありました。
実話を元に映画化された時によくあるエンドロール時に本人の姿の紹介、
フィリップさんとアブデルさんの姿も映りました。

鑑賞した翌日にこの記事が出たので
早くUPしたかったけれど一週間かかってしまったー。アフ

■シネマトゥデイ 「『最強のふたり』が『アメリ』の記録を更新!
世界中で最も観客動員数の多かったフランス映画に!
」(09.13)

[原題] 「Intouchables」
[コピー] 「さぁ、人生に繰り出そう。」

[あらすじ]
パラグライダーの事故で首から下が麻痺し、車椅子生活を送る大富豪のフィリップ。
その介護者募集の面接を受けにやってきたスラム出身の黒人青年ドリスだが
働く気はなく、目的は“不採用”の証明書3枚で支給される失業手当。
しかし、なぜかドリスは“採用”となり、周囲の反対をよそにフィリップの介護をする事になる。
フィリップを障害者扱いせず、お気楽でマイペースなドリスに、
次第にフィリップとその周囲の人々も心を開いていく。。

フランソワ・クリュゼ ・・フィリップ
オマール・シー ・・・・ドリス
アンヌ・ル・ニ ・・・・・・Yvonne
オドレイ・フルーロ  ・・Magalie
クロティルド・モレ ・・・Marcelle
アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ ・・Elisa (as Alba Gaïa Bellugi)
トマ・ソリヴェレ ・・・・Bastien, dit le Plumeau
シリル・マンディ ・・・Adama
ドロテ・ブリエール・メリット ・・Eléonore (as Dorothée Brière Méritte)
■HP 「http://saikyo-2.gaga.ne.jp/






ビブ・ジョーってU2っぽいサウンド。

2012年9月12日(水)TOHOシャンテ
またも満席。
シャンテでは2スクリーンで上映していました。
コメント
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