かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

手紙(2006)

2009-11-01 20:22:12 | moviE
検閲マークは目につかないようにしてもいいのでは?

被害者や加害者の側ではなく、加害者家族の主人公武島直貴の青春と、
自分のために罪を犯してしまった兄との絆の行方を追う物語。
結婚して幸せに暮らしましたとさ、とはしないところがいい。

人気ミステリー作家・東野圭吾の作品を映画化。
現在再放送中の「SCANDAL」はじめ、金八シリーズ、
「オレンジ デイズ」「ビューティフルライフ」「愛していると言ってくれ」
沢山のTBSドラマを演出している生野慈朗さんが監督。
人間ドラマくさくなるのだろうなと予想はしていたけれど。。
原作のミュージシャンをお笑い芸人と無理のある変えた設定は、最後の慰問シーンのためだと我慢しよう。
玉鉄の拝みながら涙する姿はとても印象的でした。
玉鉄と山田くんは意識してか本当の兄弟のように似た表情を度々見せました。
ラストの、全てを受け入れて憑き物が落ちたように晴々とした山田くんの表情も良かった。
 「犯罪から(それに近いものから)遠ざける差別は当たり前だ」
 「逃げるのではなく、ここから始めればいい」
という言葉も杉浦直樹さんが言うからズシリとくる。
 「これで終わりにしよう」
というのも吹越満さんだから。
演技は上手くないけれどいい表情を見せる沢尻エリカ、
(ダサ女からの変身ぶりは時間の経過を感じさせるため?)
親友で相方の尾上寛之もさりげなく光っていました。

手紙 スタンダード版」「手紙~あなたに会えてよかった~/メイキング・ビデオ


東野圭吾 「手紙


挿入歌 小田和正 「言葉にできない」
主題歌 高橋瞳 「コ・モ・レ・ビ」 ←ごめんなさい、小田さんの歌の余韻を残したまま終わって欲しかった。。


[公開時コピー] 「兄貴、元気ですか?
 これが最後の手紙です。」

[あらすじ] 川崎の工場で働く直貴は周りの人々と距離を置いて生活していた。
兄の剛志が直貴を大学にやるための学費欲しさに盗みに入った家で誤って人を殺してしまい、
千葉の刑務所に服役中だからだ。
兄と弟は手紙によって連絡を取り合っていた。
しかし、それが元で工場で兄のことが明るみとなると、直貴は工場を後にする。
大好きなお笑いでプロになる夢を抱き徐々に頭角を現していく直貴だったが、またもネットの書き込みから噂になる。
兄のことで散々差別を受けてきた直貴は“テラタケ"を一方的にコンビ解消し、彼女と結婚しようとした。
しかし彼女の父にも事実が発覚し、別れざるを得なくなる。
更には勤め始めた電気店でもそれが理由で左遷されてしまう。
直貴は兄を恨み、手紙の返事も出さなくなった。そんな直貴を現実に向き合わせ、勇気づけたのは。。

山田孝之 ・・・武島直貴
玉山鉄二 ・・・武島剛志
沢尻エリカ ・・白石由美子
吹石一恵 ・・・中条朝美
尾上寛之 ・・・寺尾祐輔
田中要次 ・・・倉田 ←体験者なのに冒頭の絡みっぷりから一転した態度も見せてビックリ
山下徹大
石井苗子
原実那
松澤一之
螢雪次朗
小林すすむ
松浦佐知子
山田スミ子
鷲尾真知子
高田敏江
吹越満 ・・・・・緒方忠夫
風間杜夫 ・・・朝美の父
杉浦直樹 ・・・平野
■HP 「http://www.tegami-movie.jp/

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