かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

東京タワー(2004)

2007-01-03 23:12:59 | moviE
またも深夜放送していたので録画して、やっと観ました。
直木賞作家・江國香織さんの同名小説を映画化。
「間宮兄弟」の評判は良かったけど「冷静と情熱のあいだ」は酷かったので、原作をこれで読もうという気にはなれませんでした。
源孝志監督には他に、「大停電の夜に」「アキハバラ@DEEP」などがあります。
岡田くんと松潤がそれぞれラブシーンを演じて話題と聞いていましたが、大したことはありませんでした。
 ・DVD 「東京タワー
 ・原作 江國香織 「東京タワー
 ・テーマソング 山下達郎 「FOREVER MINE
 ノラ・ジョーンズ 「スリープレスナイト」
<公開時コピー> 「恋はするものじゃなくて、落ちるものなんだ。」
このセリフはとても好き。

<あらすじ> 売れっ子CMプランナーを夫に持つ41歳の詩史は、
青山の一等地でセンスのよいセレクトショップを経営している。
そんな彼女は3年前、この店を訪れた友人の息子で当時高校生だった透と一瞬にして惹かれ合い、恋に落ちた。
そして現在も、東京タワーを見渡せる透のマンションで大学生になった彼と愛し合っている。
一方、透の高校時代からの友人・耕二も、同年代の恋人がいながら最近、35歳の人妻・喜美子と関係を持ち始めたのだが。。。
黒木瞳 ・・・・・・浅野詩史
岡田准一 ・・・・小島透
松本潤 ・・・・・・大原耕二
寺島しのぶ ・・・川野喜美子
宮迫博之 ・・・・川野
平山あや ・・・・吉田
加藤ローサ ・・・由利
半田健人 ・・・・橋本
余貴美子 ・・・・小島陽子
岸谷五朗 ・・・・浅野
(↓ 注:以下ネタばれあり)☆★★★★

飛ぶから死んだのかと思ったよー。
いなくなるって留学して姿を消すことだったのね。ナハハ

 「生まれてきた時が完全で、生きている限り傷つき続ける」
と言う透のセリフは印象に残りました。
詩史の言葉にもセンスがあって、そういう世界に生きる詩史に憧れに近い想いもあったのだと思う。
あまり魅力的な女性として描かれていないように感じたけれど。
黒木瞳さんと岡田准一くんが絵になれば良いのかな。ナハハ
透はただ詩史との愛に生きていた。
でも詩史の方は、夫がいて今の生活がありながらもどこか満たされず、透を愛することで埋めていたのだと思っていた。
 「壊れたおもちゃはいらないの」
と詩史は言い透を捨てるが、結局夫と離婚して透に会いに行く。
二人のおとぎ話のような恋愛に比べたら、
詩史の夫と透の母親の、それぞれの嫉妬心や怒りなどは現実的でとても理解できるものだ。
岸谷五朗さんはクールに夫を演じていたけれど、ほとんど無表情だったのでプールのシーンが少し引き立ったように思う。
余貴美子さんも充分存在感が光っていた。
そしてもう一方のカップル。
寺島しのぶさんのフラメンコシーンはとても良かった。
その後車をぶつけて明るく別れたのも。
貞淑で従順な妻が年下の男との情事を経て、女として人間として開花していく様がとてもリアルでした。
松潤たちの友人に半田健人くんというのも、オタク系な身なりだったので全然気付かなかった!
美少年がもったいない。ま、喰われちゃうかもしれないしねー。フフフ
熟女陣が熱演していたので、平山あやちゃんや加藤ローサちゃんの演技は学芸会っぽく見えました。

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2 コメント

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私も・・・ (アト)
2007-01-04 13:32:59
私も「東京タワー」録画して、まだ観てないんですなのに・・・☆評価は1つだったんですね、見るのはまだまだ先になりそうな予感です。当時は映画館まで観に行こう!!なんて、思ってたのに・・・私は、V6では、岡田君が好きなんです~だから「ビッグ・ダディ」も観にいったんですが・・・

私は昨日「有頂天ホテル」観ました。私もあれが☆1つって感じでしょうか・・・どうして映画館まで行って、あの映画を観たいのでしょうか・・・←これは辛口でしたか?スイマセン~
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コメントありがとう☆ (か こ)
2007-01-04 20:59:57
アトさん
ごめんねー、私はあの世界にハマれなかったのです。
私もV6では岡田くんかな♪
「有頂天ホテル」私は途中から見ました。
劇場で観てから一年でテレビ放送されるものですねぇ。
私は逆にこういうのは好き。
ただ映画館ではなくテレビの二時間SPで充分とは思えるかも。フフフ
今年もアトさんの辛口批評を楽しみにしています
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