かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

ビッグ・フィッシュ (2003)

2005-03-15 16:28:11 | moviE
<原題> 「BIG FISH」
<公開時コピー> 「その大切さに気づいたのは、最期のときだった。
人生なんて、まるでお伽噺さ。」

ダニエル・ウォレスの著書「ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり」を、「シザーハンズ」「スリーピー・ホロウ」のティム・バートン監督が映画化。
主演は「ムーラン・ルージュ」のユアン・マクレガー。
映像のパワー、ヘンなユーモア、役者の演技、ファンタジーと現実の混じり具合も計算通り!なティム・バートンワールド。
そのかわった感に好みも分かれるけれど、父子の愛を描いていることによって感動できました。
様々な賞にノミネートされながら受賞できなかったのは残念です。

<あらすじ> 死期の近づく老いた父エドワードの看病に里帰りしたウィル。
未来を予見する魔女のこと、一緒に旅をした巨人のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のこと。。。
彼が語る「人生のストーリー」に誰もが楽しく、幸せな気になった。
しかし彼の一人息子ウィルはそんな父の話が嫌いだった。
長い間すれ違う父と子。
父の得意なホラ話ではなく本当の話を聞きたいというウィルに、父はまた若き日に巨人と旅に出た話を語るのだが。。。

ユアン・マクレガー Ewan McGregor・・・・・・・・・・・・・若き日のエドワード・ブルーム
アルバート・フィニー Albert Finney・・・・・・・・・・・・・ エドワード・ブルーム
ビリー・クラダップ Billy Crudup・・・・・・・・・・・・・・・・ ウィル・ブルーム
ジェシカ・ラング Jessica Lange・・・・・・・・・・・・・・・・ サンドラ・ブルーム
ヘレナ・ボナム=カーター Helena Bonham Carter・・ジェニファー・ヒル/魔女
アリソン・ローマン Alison Lohman・・・・・・・・・・・・・・若き日のサンドラ・ブルーム
ロバート・ギローム Robert Guillaume・・・・・・・・・・・・ドクター・ベネット
マリオン・コティヤール Marion Cotillard・・・・・・・・・・ジョセフィーン
マシュー・マッグローリー Matthew McGrory・・・・・・カール
ミッシー・パイル Missi Pyle・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミルドレッド
スティーヴ・ブシェミ Steve Buscemi・・・・・・・・・・・・ノザー・ウィンズロー
ダニー・デヴィート Danny DeVito・・・・・・・・・・・・・・・エーモス・キャロウェイ
ダニエル・ウォレス Daniel Wallace・・・・・・・・・・・・・・教授
□HP http://www.big-fish.jp/contents.html
(↓ 注:以下ネタばれあり)

エドワードの妻ジョセフィーン、見覚えあるなぁと思ったら「TAXi」シリーズ:リリーでお馴染みのマリオン・コティヤールでした。
変わるものですね、英語も話せるんですね。 これがアメリカ映画デビュー。
ビリー・クラダップは「スリーパーズ」で初めて見て。
地味な顔立ちがまた、父親を失うと同時に受け入れるという何とも難しい変化が引き立つというか(苦笑)
スティーブ・ブシェミやダニー・デビートがまた存在感あって。
スティーブ・ブシェミの詩人の役は原作では15単語分しか登場しないそうで(特典映像:原作者談)、映画ならではのキャラクターを楽しめました。
CGはあまり強調されずパペット使いで巧妙に魅せたりして、ファンタジーと現実とつかず離れず具合が面白かったです。
若きエドワードがサンドラに出会い時が止まるシーンも、エキストラの時が止まった演技も素晴らしいし。
ユアンの演技も、フラフープもポップコーンも無い状態で何度やっても同じようなタイミングで出来ることをスタッフは褒めていました。

おとぎ話のような奇抜な登場人物、村や町、サーカスでの出来事、一面の水仙、映像美はまさにティム・バートンワールド。
バスタブのシーンもロマンチックで(ジェシカ・ラングがまた素敵)。
そして最後の最後で一番嫌っていたホラ話を父親に聞かせる、その想いをやっと分かち合えた瞬間、人の温かさを感じるお葬式とラストまでグググと惹きこまれました。
特典映像には、とても多彩なメイキング・ドキュメンタリーやトリビア・クイズもあって楽しめました。
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金八最終回は4時間放送

2005-03-15 15:34:18 | newS
□デイリー 「金八先生 前倒しで視聴率稼ぎ

25日(金)で、当初の3時間から4時間(後7・00~10・48)と連続ドラマの最終回を4時間枠で放送するのはTBSとしても史上初。
テレビ朝日系がサッカーW杯予選中継(イラン戦)をしていて、金八のラストとかぶるらしい。
長いです、ダレずに最後まで盛り上がって欲しいです。 ソーラン節見たい!
ま、私は金八で涙したいから悩まないけれど(笑)

桜中学のロケ地だった足立区立第二中学校は三月末で統廃合されます。
22日(火)には番組主催の「さよなら二中コンサート」を開催。
海援隊らがミニコンサートを行うほか、3B生徒のソーラン節が披露されるとかで、こちらも楽しみ (^-^)
コメント (9)
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みなさん、さようなら (2003)

2005-03-13 19:33:15 | moviE
<仏題> 「LES INVASIONS BARBARES」
<英題> 「THE BARBARIAN INVASIONS」「INVASION OF THE BARBARIANS」
(未開人、あるいは野蛮人・言葉の通じない異国人・無教養な人達・の侵入)
<公開時コピー> 「セックスや友情や、人生に“侵入”する諸々の事象に関する挑発的な新しいタイプのコメディ」

カナダのケベック州(フランス語使用の州)とフランス製作なので台詞もフランス語なのね。
フランス映画でフランスが舞台かと、最初は思ってしまいました。
病床に伏す偏屈な父と、彼を看取る家族や友人たちとの最後のひとときをユーモア溢れるタッチで描くヒューマン・コメディ。
「アメリカ帝国の滅亡」のドゥニ・アルカン監督が、その続編的意味合いで撮り上げた感動作。
2003年アカデミー賞外国語映画賞受賞
2003年カンヌ国際映画祭受賞:女優賞マリ=ジョゼ・クローズ、脚本賞ドゥニ・アルカン
2003年ヨーロッパ映画賞受賞:インターナショナル(非ヨーロッパ)作品賞ドゥニ・アルカン
2003年放送映画批評家協会賞受賞:外国語映画賞
2003年セザール賞受賞:作品賞、監督賞ドゥニ・アルカン、脚本賞ドゥニ・アルカン

<あらすじ> ロンドンで証券マンとして働くセバスチャンは、父親、レミの病気を知り、カナダに帰国する。
女好きで身勝手なレミを反面教師として育ったセバスチャンだが、母に頼まれ、レミの幸せな最期を演出することに。
頑固で憎まれ口ばかり叩くレミだが、世界中から集まった友人たちに会い、笑顔を取り戻す。
痛みを和らげるため、医者に秘密でヘロイン治療を始めたレミだが、病状は次第に悪化し、セバスチャンは、レミを湖畔の別荘に移すことに。そ
して遂に、別れの時がやってきた。。。

レミー・ジラール Remy Girard・・・・・・・・・・・・・・レミ
ステファン・ルソー Stephane Rousseau・・・・・・セバスチャン
マリ=ジョゼ・クローズ Marie-Josee Croze・・・ナタリー
マリナ・ハンズ Marina Hands・・・・・・・・・・・・・・ガエル
ドロテ・ベリマン Dorothee Berryman・・・・・・・・ルイーズ
ルイーズ・ポルタル Louise Portal・・・・・・・・・・ディアーヌ
ドミニク・ミシェル Dominique Michel・・・・・・・・・ドミニク
イヴ・ジャック Yves Jacques・・・・・・・・・・・・・・・クロード
ピエール・キュルジ Pierre Curzi・・・・・・・・・・・ピエール
□HP http://www.miramax.com/thebarbarianinvasions/index.html
(↓ 注:以下ネタばれあり)

セバスチャン(ステファン・ルソー)を見ると「モルダー!」って叫びたくなってしまう(笑)
似ています。
でもカナダでは“コメディのブラッド・ピット”と呼ばれているそうで。。。
「友人に囲まれたい」という父親の願いをはじめ、金で解決していくけれど最後まで俺がやってやった!と恩着せるものでもなく控えめなところが、愛情表現の不器用さというものなのでしょうか。
苦痛を和らげるためにヘロインを調達してくれたナタリーも、とても存在感がありました。
賞取るだけのことはあるわ、と後で知りました。
セバスチャンとの別れも、強く魅かれ合う二人がとても表れていたし。
父親のレミは息子との和解だけではなく、ナタリーの人生も救って世を去れた、大往生だったと思います。
野蛮人とは父親からみれば息子であり、息子からみれば父親なのでしょう。
癌が父親の身体に“侵入”もそうだろうし、他にもいろんな解釈が出来そうです。

ユアン・マクレガー主演「ビック・フィッシュ」(公開も同じ頃だったような?)を思い浮かべるような設定の作品。
昔は良かった、的な老人の戯言のようなストーリーなのに、登場人物たちの「人類が近代現代にどんな行為をしてきたか」など博識ありユーモアあり、飽きさせない。
それぞれの都合をおしてバカっ話などをしながらも、その瞬間までずっとそばにいる友人たちとの人間くささ、あたたかさをとても感じました。
たぶん私には縁のない世界、一緒にいながらその世代の会話に一切加われなかったセバスチャンのように。
延命処置をせず痛み止めにヘロインを常用するとか、安楽死などについても考えさせられそうです。
そういえば911映像も映りました。
友人が妻の反対を押し切って貸した、湖畔の別荘の美しさが美しくも悲しい最期を盛り上げます。
とても興味深くて見てみたかったので良かったです。
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マッチ、キムタクを指導

2005-03-12 18:11:24 | newS
□報知 「レーサー役キムタクにベスト“マッチ”!
□スポニチ 「レーサー・キムタクにマッチ先生
□サンスポ 「キムタク新“月9”「エンジン」がクランクイン

四月からの月9、木村拓哉がトップレーサーを演じる「エンジン」、
レーススーパーバイザーとして近藤雅彦が精神面や運転テクニックなどを教えるんだそうで。
ぇー、そうしたら現場には来られないかも。。。 ガーン!!!
と思って聞いてみたら「四月に入って来るらしい」とのこと (^-^) ワクワク♪
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今週は韓流週間(笑

2005-03-09 00:37:51 | diarY
9日、パク・ヨンハ来日 のため数日忙しくなるので更新は。。。 ( ̄m ̄ プ
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最後の恋,初めての恋 (2003)

2005-03-07 17:49:37 | moviE
まず音楽が美しい。
冒頭とラストの渡部篤郎の声、永遠についての言葉がいい。
エンディングに流れる小田和正「僕ら」がいい。
<原題> 「最后的愛,最初的愛」
<公開時コピー> 「君といた一瞬が、僕の永遠。
上海。この街で、
男は、もう一度生きようと決めた。
女は、もっと生きたいと願った。」

発展著しい上海を舞台に、互いに秘密を抱える男女の切ない恋を描いた日中合作のラブ・ストーリー。
婚約者の死から愛と友情に確信が持てなくなった日本人の男と、重い病を抱えながらも健気に生きる中国人女性と女子大生で希望に満ちあふれた彼女の妹との淡い三角関係を綴る。
主演は渡部篤郎。
共演に「スパイシー・ラブスープ」のシュー・ジンレイと、「至福のとき」「2046」のドン・ジェ。
監督は「うつつ」「あげまん」の当摩寿史。

<あらすじ> 2003年、中国上海。
日本の自動車会社、イムラ自動車に勤める早瀬は、東京本社からこの上海支社に転任。
彼は半年前、婚約者を事故で亡くしていた。
彼女は親友・滝本の車に同乗中、無惨な事故に見舞われたのだった。
信じて疑わなかった愛と友情に裏切られ、心に深い傷を負った早瀬。
彼は赴任初日から独り酒を浴び、ホテルの部屋で睡眠薬もあおって倒れ込んでしまう。
だがフロント係の女性ミンの迅速な対応で、早瀬は大事に至らずに済んだ。
それが2人の出会いだったが、ミンもまたある悲しい秘密を抱えて生きていた。。。

渡部篤郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・早瀬高志
シュー・ジンレイ 徐静蕾・・・・・・ファン・ミン ←鶴田真由似
ドン・ジェ 董潔・・・・・・・・・・・・・ファン・リン ←あやや似
チェン・ボーリン 陳柏霖・・・・・・・ピート
ニィウ・ベン 牛犇・・・・・・・・・・・・ファン・シャンフー
津田寛治・・・・・・・・・・・・・・・・・・森口直之
清水邦彦・・・・・・・・・・・・・・・・・・西野修
ヤン・シーチー 楊世奇・・・・・・・・陳
ウー・ルーチン 呉汝俊・・・・・・・・李社長
松岡俊介・・・・・・・・・・・・・・・・・・滝本司
目黒真希・・・・・・・・・・・・・・・・・・理恵
筧利夫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・澤井和彦
石橋凌 Ishibashi Ryo・・・・・・・・恩田聡
□HP http://www.movie-eye.com/saigonokoi/index2.html
(↓ 注:以下ネタばれあり) 

渡部篤郎の演技は相変わらずで、好きな役者だから良しとしよう。
津田さんが出てる~、とか映画ならではの豪華キャストではないでしょうか。
オール上海ロケも、近代的なオフィス街と味のあるオールドチャイナ風景と多彩に楽しめました。
色彩もブルーセピアだったりカラーでも淡いかんじで綺麗で。
特に恩田が早瀬を連れて行ったとある田舎、青い花がラストでふわ~っとあちこちに満開になっていて感動しました。
それから好きなのはラストの自転車二人乗りするシーン、一緒に買い物をする風景とか温かな雰囲気が伝わってジーンときました。

姉妹は対照的で、それぞれ静と動、暗と明、違うタイプの素敵な女性でした。
姉妹の父親もとても良かったです。
温かな家庭の雰囲気が、一家の住む部屋の雰囲気ととてもあっていて好きです。
台詞は日本語と英語と中国語と。
李社長 役のウー・ルーチン、日本語は上手いわ存在感あるわ凄い人だなぁって思ったら、日本在住の京劇界の女形スーパースターだとか!

注目は、リンに想いを寄せるピート役:チェン・ボーリン、
1983年台北生まれ。
2002年カンヌ国際映画祭に正式出品された台湾映画「藍色夏恋(原題:藍色大門)’03日本公開」で映画デビュー。
2003年の東京国際映画祭では同作の上映のため来日。
日本においては2002年テレ朝日「いきなり!黄金伝説」においてココリコ遠藤章造と共演、注目を集めたって、覚えてないわ(泣)
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コクド、リーグ二位でプレーオフ出場

2005-03-06 19:25:53 | icehockeY
コクド
アジアリーグ 

アイスホッケー、アジアリーグ、
コクドがプレーオフ(優勝決定戦)に1位で挑むには土日の2試合で2勝が絶対条件。
5日(土)コクド 2-2 G・アムール
6日(日)コクド 5-3 G・アムール
あいたたた。。。
レギュラーリーグ42試合を終えて、勝ち点ではクレインズと同点の98点ながら、規定 により2位でプレーオフに出場。
6日のチケットは買っていたのだけれど、気分がのらずリンクには行きませんでした。

試合終了後には高木監督よりレギュラーシーズンの結果報告とプレーオフにむけた豊富が伝えられたようです。
その後、選手からプレゼントを観客席に投げ込むプレゼントサービス。
土日イベントの中身は、
オフィシャルスポンサーのニューヨーカー提供のスペシャルプレゼントとして、レディース用トートバッグ、
ニューヨーカー商品詰め合わせをプレゼント。
選手の投げ込むプレゼントは当日のお楽しみだったようで。
西武グループからのプレゼントもあったようです。
しばし休養して週末からのプレーオフ、頑張ってもらいたいです!!!
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山田孝之、中谷美紀「電車男」

2005-03-05 15:30:21 | newS
□報知 「映画「電車男」主演に山田孝之」 
□デイリー 「「電車男」に山田孝之
□サンスポ 「映画「電車男」に山田孝之。。。6月上旬公開

「電車男」本に で充分驚いたのになぁ。
電車男が偶然電車で知り合った女性(エルメス)をゲットするまでを描いた映画「電車男」(6月公開)、
山田孝之というのにも驚いたけれど、東宝は「オタク系から格好いい青年に変化していく演技力と、純粋なイメージを併せ持つ俳優」として起用。
エルメスが中谷美紀似だからって本人がキャストに決まるとはビックリ。
ってか、本当にいいの?と聞きたい(笑)

□男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ 「電車男
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金八「しゅう最後の日、最後の授業」

2005-03-04 23:08:18 | dramA
□TBS 「金八先生7」 

涙、涙の授業でした。
しゅうが連行されていくシーンは私の頭の中で中島みゆきが流れていました。
そう2シリーズ腐ったみかん、加藤まさるが連行されていく、あの歌です。

そして国語の授業で教わった谷川俊太郎「生きる」
懐かしく思う一方、当たり前な日常的なことがとても深~~~いことなんだと当時はそれほど気にとめることもなかったように思います。


生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬がほえるということ
いま地球がまわっているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
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ドーン・オブ・ザ・デッド (2004)

2005-03-04 17:47:41 | moviE
走るゾンビが見たかった、というのが動機。
冒頭が街頭で放映されたり、たしか試写も最終後の地下鉄で放映されなかったっけ?
何かと当時話題でした。
<原題> 「DAWN OF THE DEAD」
<公開時コピー> 「それは、8歳の少女から始まった。
感染するまで、終わらない――。」

壮絶な残酷描写と迫り来る終末観を見事に映像化してホラー映画の金字塔となったジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」を現代的な解釈でリメイク。
監督はこれまでCM界で活躍し、本作で劇場映画初メガホンとなる俊英ザック・スナイダー。
主演は「スウィート ヒアアフター」「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポーリー。

<あらすじ> 米ワシントン州エベレット。
看護婦のアナは、この日もいつものように仕事を終えると愛する夫ルイスと暮らす自宅へ帰り、一日を終えた。
翌朝、彼女たちの寝室のドアが外側から静かに開けられる。
ドアの向こう側には、隣家の8歳の少女ヴィヴィアンが佇んでいた。
少女はルイスが異変に気づく間もなく、人間離れしたスピードで襲い掛かってきた。
そしてルイスは絶命してしまう。
が、間もなくルイスは息を吹き返し、今度は彼がアナに向かって襲い掛かってくるのだった。
何も分からないまま、とにかく必死で屋外へと逃げ出したアナだったが。。。

サラ・ポーリー Sarah Polley・・・・・・・・・・・・・・アナ
ヴィング・レームズ Ving Rhames・・・・・・・・・・ケネス
ジェイク・ウェバー Jake Weber・・・・・・・・・・・マイケル
メキー・ファイファー Mekhi Phifer・・・・・・・・・・アンドレ
タイ・バーレル Ty Burrell・・・・・・・・・・・・・・・スティーブ
マイケル・ケリー Michael Kelly・・・・・・・・・・・CJ
ケヴィン・ゼガーズ Kevin Zegers・・・・・・・・・・テリー
リンディ・ブース Lindy Booth・・・・・・・・・・・・・ニコール
ジェイン・イーストウッド Jayne Eastwood・・・・ノーマ
ボイド・バンクス Boyd Banks・・・・・・・・・・・・・タッカー
インナ・コロブキナ Inna Korobkina・・・・・・・・・ルダ
R・D・レイド R.D. Reid・・・・・・・・・・・・・・・・・・グレン
キム・ポイリアー Kim Poirier・・・・・・・・・・・・・モニカ
マット・フルーワー Matt Frewer・・・・・・・・・・・フランク
ジャスティン・ルイス Justin Louis・・・・・・・・・ルイス
ハンナ・ロックナー Hannah Lochner・・・・・・・ヴィヴィアン
スコット・H・ライニガー Scott H. Reiniger・・・将軍
トム・サヴィーニ Tom Savini・・・・・・・・・・・・・シェリフ
ケン・フォリー Ken Foree・・・・・・・・・・・・・・・テレビ伝道師
□HP http://dotd.eigafan.com/top.asp
(↓ 注:以下ネタばれ)


冒頭の5分間の演出も、ただテレビで世界の崩壊を伝えるだけではなくて、平凡な日常が呆気なく崩れていくという現実味のある見せ方をしていたのがゾクゾクものでした。
オープニングクレジットも雰囲気そそられたし。
「地獄が満杯になると地上に死者が歩き出す。」という有名な言葉もやはり印象的。
オリジナルのはもう忘れてしまったけれど、確か「一握りの人間がショッピングモールに篭城したけれど、実はゾンビ以上に怖いのは人間の本性」みたいな感じだったような。
そういう描写はほとんど感じられませんでした。
人間描写が浅いので、親しい人間がゾンビになってしまう恐怖や悲しみがあまり感じられないのはもったいなかったように思えました。
きっとそういうものより「走るゾンビ」に重点をおいていたのかもしれません。
虫のように沸いてくるゾンビ、全力疾走で喰らうチャンスを狙っているゾンビ。。。でもそれもゲーム感覚に思えてしまうのでした。
怖くはないのです。 ぃゃ実際いたら怖いけど。

ゾンビベイビーの父親役メキー・ファイファーは、ERで生意気なレジデントのプラットじゃないか~、とビックリ。
最初は自己中でどうしようもなかったCJ、どんどん共存意識に目覚め好印象になってオイシイ役どころでした。
ショッピングモールを早々に捨て、安全かも怪しい島へ行こうとするのは尋常な精神ではないからでしょうか。
結果、とても見づらいエンディングの中で島へ到着した彼らを待っていたものは。。。
絶望を描くのであればその強弱をもっとつけた方が盛り上がったようにも思えます。

--- おまけ ---
オリジナルと関係のあるもの。
トム・サヴィーニ
オリジナル「ゾンビ」美術監督および出演俳優。 マチェット(山刀)を持ったモーターバイク・ギャング役。
「ドーン~」では郡保安官の役でTV リポーターのインタヴューを受けている。
ケン・フォリー
「ゾンビ」では特殊部隊警察官ピーター役。
「ドーン~」ではテレビ伝道師役。
スコット・H・ラインガー
「ゾンビ」では特殊部隊警察官ロジャー役。
「ドーン~」では制服姿の将軍役。 役名もスコット・H・ラインガーです
主な舞台となるショッピング・モールの洋服店のうちのある店名「Gaylen Ross」
ゲイリン・ロスは「ゾンビ」でヒロイン役フランを演じた女優。
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