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隠れ茶を守る会 ブログ

茶処静岡の安倍川最上流、幻の銘茶の産地「梅ヶ島」の荒れゆく茶畑を・茶業を・景観を守るために活動を始めました。

第6回お茶くらぶ1Dayレッスン「水の違いと和紅茶」ご報告

2012年05月22日 | お茶くらぶ

6/30~7/1 茶摘みツアー 今月末お申し込み締め切り!(宿の保留期限です) お早めに右記からお申し込みを~ http://wakoucha-kakurecha.com/rythem/

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第5回お茶くらぶ1Dayレッスンでは「茶器の違いと和紅茶」にて、銀・ガラス・磁器・陶器の違いによる和紅茶の色・味・香りの違いを検証しました。

今回は、「水」に注目。

一般的には、紅茶には軟水を!が常識。その常識って本当?を実際に試します。

 

レッスンの概要はこちら↓


1.水出し紅茶のテイスティング(軟水・硬水)


2.水の違いとは(硬度・PH・クラスターなど)
3.いろいろなミネラルウォータ
4.硬度の違う湯で紅茶を淹れてみる


5.淹れてみた紅茶のテイスティング、分析

 

【テイスティングの結果は】

4人のご参加者のうち、硬水(contrex・硬度1460)で淹れた和紅茶「山霧の香り」がより美味しい=2名、軟水(南アルプスの天然水・硬度30)で淹れた方がより美味しい=2名。と分かれました。嗜好品とは言ったものです。

もっと大勢の方々に伺ったらどういう結果になるのでしょう?興味深いですね。

 

レッスンの後はお待ちかねの【デトックスプレート】 yummy~~^^

今話題の酵素をたっぷり使ってのローフードによるデトックス。

メニューなどは、シェフchieco自らのブログ▼にて紹介されていますのでご覧ください。

http://baratease53cafe.blog6.fc2.com/blog-entry-105.html

 

【まるで英会話教室さながらのself introduction】

恒例の自己紹介コーナーでは、日本語が得意でない参加者さんに気遣って、皆さん英語で自己紹介!皆さま、凄いです~~全員が英語で会話。ニホンの教育ってやっぱりすばらしい!!英語の分からない参加者さんも大満足。

 

次回のお茶くらぶは西荻を飛び出して「梅ヶ島」に、そして標高1000mの天空の茶畑にて。

6/30~7/1 茶摘みを兼ねての開催です。今月末を目処にお申し込み締め切ります。(宿の保留期限です)

お早めに右記からお申し込みを~ http://wakoucha-kakurecha.com/rythem/


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さらなる香り、美味しさを目指して その③ 新たなる挑戦 

2012年05月22日 | 最新ニュース

萎凋が決め手と言われる発酵茶・和紅茶。水分50%減とはどういう状態なのか?を研究家さんが再現しました。

我が家の前の茶畑から手摘みで採取した茶の葉で実験。

10時間後の様子は↓ これではまだ未だの状態です。

24時間置いて(萎凋させ)葉の一部が茶色に変色するくらいで50%減となりました。

それを揉んで蒸気と温度を保って発酵させます。

まだまだ実験は続きます。

このような実験を佐野さんは何回繰り返されたのか・・・頭が下がります。

今年の紅茶作り、しっかり見せていただき皆さまにもご報告いたします。

今回の茶農家密着3日間で、茶農家も私もすばらしい成果を得ました。

お茶研究家の平野さん、たいへんお世話になりました。

 


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より美味しい煎茶「隠れ茶」を目指してその② 煎茶農家と研究家と 

2012年05月22日 | 最新ニュース

6/30~7/1 茶摘みツアー 今月末お申し込み締め切り!(宿の保留期限です) お早めに右記からお申し込みを~ http://wakoucha-kakurecha.com/rythem/

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今日は「隠れ茶」の生産者秋山さんに密着。

「隠れ茶」の秋山さんはもと茶業試験場にいらしたこともあって、勇気を持って「新しい試みにも挑戦」することができる派。だからこそ、「無農薬栽培」に14年前に取り組むことができたのです。

「隠れ茶」の特徴とは。美味しさは、どこまでのものか。を一緒に実験!

 

この香りはいったいどこから生まれてくるのか?

京都大学の坂田名誉教授より、梅ヶ島で育つチャノキが受けるストレスの種類と強さがその決め手とお教えいただきました。

それは「宝永の大地震によってできた地層は空隙が多く、保水性に欠け、チャノキはいつも水不足状態」というストレス

「標高700~800mという高地による昼夜の寒暖の差が大きい」というストレス

「長年無農薬で栽培され、いつも害虫や病気にさらされている」というストレス

これらのストレスが、梅ヶ島のチャノキに「香り成分」をより醸成させるということです。

 

そして、お茶研究家平野さんによると、これに加え、梅ヶ島の「土地」つまり土壌がさらにこの味と香りを決めている。ということ。

ワインのテロワールと同様の「土地性」が重要であろう。とのことです。

 

確かに、梅ヶ島の中の8で、土壌は異なり、お茶の味も違う。と地元の人々は言っています!

益々「隠れ茶」の希少性を感じたのでした。


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