5月末に始めた「ラペソー作り@梅ヶ島」実験では、竹筒に茹でた茶葉を入れ、重石を乗せて乳酸発酵を促しています。
6月末・8月末に開封した実験区では、竹筒の表面、底、側面に白いカビ状のものが付着しておりました。これは、密閉が不完全で空気が入ってしまったことが原因と考えられます。◆空気を完全に遮断させながら発酵させるには??◆竹筒に重石はどうやって乗せるのか?
この2点が大きな疑問かつ課題でした。そこでラペソーの本場、ミャンマーでの作り方からヒントを得ようと、お茶研究家の平野裕美さんとミャンマーでラペソーを作っている茶農家さんを訪ねることにいたしました。
10月30日にお訪ねしたのは以前は学校の先生をされていて25年前にお茶業を始められたという茶農家さん。隣にお住いの教え子であり現在村長さんも同行くださって、茶畑見学・工場見学・そしてラペソー&お茶。
ミャンマー滞在中、どのご家庭に伺っても、先ずラペソーとお茶が出されました。
日本の田舎の「お茶と漬物」という感じでしょうか。
保存のための空気を抜く方法を実際に見せていただくことができました。
また苦味の苦手な方の為の提供の仕方も奥様より伝授いただきました。
宿の近くのお土産店では、ラペソーは竹筒に入っていたり、ビニール袋に入っていたり。
ナッツなどと混ぜて試食もできます。
こちらは、レストランでのラペソー。