漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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牡蛎肉その2 炒り鳥

2018-02-17 16:17:53 | 冬の野菜料理
心はともに
みなさま こんにちは

昨日 16日の 漢方風邪治しの講座@名古屋が終了しました。
ご参加くたださった皆様、お声をかけてくださった「おてて」のスタッフの皆様
ありがとうございました。
また、キャンセル待ちとなってしまった方々には申し訳ございませんでした。

たくさんのご質問をいただいたことがまた嬉しくて
皆様がご家族を思いやる愛情を深く感じました。

漢方鬼やしきの本もたくさんご購入いただきました
1人でも多くの方のお役に立てればうれしいかぎりです!

次回は四月になります!


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さて、先日、疲れは過剰な活性酸素の影響があるというお話を書きました。
つづきです。

活性酸素は悪者にされがちですが
そこは、完全なる身体のすることで
活性酸素にもちゃんと役割があり、細菌などから身を守る役割があります。

ストレスになると過剰な活性酸素が出るのも 免疫が下がるための
背に腹は代えられない策なのかもしれません。

環では子宝相談も多く承っておりますが
漢方ではストレスに対応する漢方を使うことが
とても多いです。
それは、ストレスに対する身体の反応が妊娠しにくくなってしまうからです。
逆を言うと、妊娠しにくく悩んでいる方には、大きなストレスの渦中にいる方が多い。


活性酸素の観点からいうと、ストレスによる過剰な活性酸素があると
良質な卵子が作られず
卵の受精能力がひくくなり
受精できても発育能力が低下することや
子宮内膜も薄くなってしまうことがわかっています。


活性酸素を減らすのに 役立つ食べ物

はい、牡蛎 再び。


それから、牡蛎といえば、やはり漢方的には、ストレス、うつなど、メンタルにいいのですが
ストレスを感じやすい人というのは
よく気が付く人、気を遣える人、つまり 相手を思いやる人でもあります。
そんな素敵な方たちなのですが


実は 「気」を使いすぎると、脳内に老廃物(過剰なグルタミン酸など)が排出されにくくなることが
わかってきているのだそうです。
そして、それがうつ、不眠につながったり、アルツハイマーにつながる可能性も言われています。


気遣いの人には、
やっぱり

 牡蛎。

環では、牡蛎肉エキス(ワタナベオイスター)も取り扱っております。

うちの妖精も日ごろ仕事がいそがしいのに
朝食を食べないのは前からですが
お昼はお弁当
夕飯は、食べないことも多いのです。

一日一食というメダリスト的な生活ですが
顔をみて、ちょっと栄養不足かな?とというときや
今日は長い運転があるぞ というときなどに
牡蛎のゼリーをのんでもらいます。
感想は

「なんか、あれのむと舌がしびれるんだけど大丈夫?」

えええ~~!!
しびれる??

「でも、元気でるよ」




元気でるそうです。

はい、
元気が出るということで、牡蛎肉エキスのご紹介でした。


夕飯です。

伊賀タジンで炒り鳥



里芋たっぷりで作りました。
冬の美味しい野菜も美味しい時期をたべおさめ。

甲斐伸枝さんの絵本を読んでいると
根菜類や球根類が食べたくなるんですよね。
「つくし」や「ひがんばな」の栄養を一年分ためる場所
一時咲く つくしや花をさかせるための栄養です。

そういう部分だと思うと
食べちゃっていいのかな?という思いと
不老長寿の希少価値的植物を見つけたような気分と入りまじり
植物たちのとても大事なところをいただいているんだな~としみいります。

それから、
こちらは 名古屋名物?鬼まんじゅう



お芋、小麦粉、塩、豆乳、自家製玄米甘酒をまぜて 蒸すだけなんですが
びっくりなおいしさで。
最初はお店で買ったら、おいしくて
作り始めたのですが、娘と取り合って食べております。