がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 F2003-GA 製作記 その8

2005年01月04日 | 模型
 新年、明けましておめでとうございます。大晦日から2日にかけて、私が住んでる大分県もドカ雪でした。そんな中にも関わらず、忘年会だの新年会だので、友人達と連夜に渉って遊び回っていた管理人です。当然、、模型なんて手を出すまでもなく正月三が日が終了。しかしながら、明日からは、半ドン状態が一週間位続くので、休みみたいなもんなんですけどね。この期間内で、何とか塗装まで済ませてしまいたいものです。

 さて、落下事故なんかもありましたが、なんとか無事にボディ&アンダートレイ&前後ウィングに関しては、サフェイサーまで作業完了。ボディーと他パーツの色合いが異なってるのは、ボディには新ソフト99プラサフを、リアウィングには旧ソフト99プラサフを、アンダートレイ他のパーツにはホルツのソフト99のプラサフを使用した為です。ホルツのは、相互リンクサイトのベルガーさんが使ってみたって話をHP内のコンテンツにて知りまして、試しに使ってみたモノです。旧ソフト99と比較すると、顔料が濃い様な感じで気を付けないと直ぐにボテっとなっちゃいますが、食い付きそのものは全く問題なし。問題が無いどころか、ハッキリ言って新ソフト99より遙かに使い易いです。成分表を見ても、旧ソフト99プラサフと殆ど同じなので、レジン・メタル用としても充分使えるのではないでしょうか?

サフ乾燥後、ボディに関しては、#1200程度の3M製スポンジヤスリで磨いておきました。他にも、画像は無いのですが、サスペンションパーツや内装に関しても仮組み確認とサフェイサー塗装までが完了しています。

 これで塗装へGO!かと思いきや、このキットにはまだまだパーツが残っております。ってな訳で、今日はパージボードの仮組みをしてみました。最初はサクサクっと済ませてとか思ってたんですけど、JAPAN-GP仕様の場合は、二分割されてるパージボードの前側の部分の一部が、フロントロアアームとのクリアランスを確認する必要があることに気付きまして、既にサフ吹きまで済ませてあるロアームをボディに装着し、アンダートレイも含めてパージボードの仮組み開始。
 で、いきなり気付いたのですが、前側の小さい整流板はOKですけど、後川の大きな整流板パーツが、左右形状が異なってしまってることに気付きました。っつーか、此処までの作業で左右がキチンと近似値内に納まっていたパーツって有ったっけ?(笑)。ホント、重ね重ねつくづくロクなキットじゃネェな、これ。仕方ないので左右比べて形状がデカい方を削り込んで、左右の形状を概ね揃えてやりました。形状が揃ったところで、取り敢えず、キット同梱のパージボード固定用のロッドを使用して仮組みしたのですが、なんかトンでもない状態になりますね、これ。画像を撮り損ねたので文章だけの説明になりますけど、ロッド自体が太すぎ&長すぎですし、アンダートレイとパージボードを繋ぐロッドも角度がヘンです。更に、大きな方のパージボードの下端のギザギザ部のエッジの角度も車体の進行方向に対して符合しません。パーツをプライヤーでウネウネ曲げて調整してみたんですが、レギュレーション違反状態でないと装着は出来ないようです。このロッドのパーツは端から作り直すつもりだったとは言え、試しに使用してみたら余りに酷かったってだけなのですけどね・・・。
 で、作り直しですけど、先ず前後の整流板それぞれに開けられたロッド差し込み用の穴が、とにもかくにも太すぎるので、ここを半田で塞いでしまいます。そして、0.5mmの穴を開け直し、インセクトピンの0号が差し込める様にしておきます。インセクトピンを使って、最も適当な状態になる様なロッドの長さを調べます。後ろ側のボードは、ロッドの長さ2.5mmに、前側のボードはロッドの長さ8.5mmが適当だったので、インセクトピンをそれぞれのボードの適正値+1~1.5mmの長さに切断しておきます。次に、内径0.6mm~0.8mm程度の真鍮パイプを用意します。パイプから、2.5mm×2本と8.5mm×2本を切り出します。ボードにインセクトピンを挿し、裏からパイプをピンに通し、その状態でプライヤー(刃の部分がフラットなモノを使用)でパイプを潰しますてロッドにします。これをボードに半田付けすれば出来上がりです(下図 黄 枠部)

また、後側のボード後端とアンダーパネルを接続するロッド(↑ 赤 枠部)に関しては、キットのロッド部に半田コテで溶かした不要パーツを盛りつけて、これを削りこんで修正をしました。

これにてパージボードは一件落着。実はこの作業、なまじっかボードのパーツが薄いホワイトメタルなので、うっかりパーツを溶かしたりなんたりしてスッタモンダしてしまい、気が付けば2時間以上もかかってしまいましたので、文章程簡単な作業ではありませんでした。

 その他の小物類も着々と進行中。今日は、排気管のエンド部、ミラー部・インダクションポッド上のカメラ部を仕上げておきました。排気管エンド部は、見える部分だけリューターでバフを掛けて磨き込んでおきました。ミラー部とカメラ部は、バリを取った後に形状を整えて、キットのピン部を削り飛ばして真鍮線でピンを打ち直しておきました。ミラーの反射鏡部分は、当初バフ掛けて磨いて仕上げようと思っていたのですが、他のパーツ同様表面がガタガタでして、磨いても効果がないことが判明。少々彫りを深くしてからメッキテープでも貼ってやることにします。他にも、実車にはノーズコーンにもカメラが装着されているのですが、どうにも気に入らなかったのでノーズのカメラはオミットすることにしました。他にも、リアウィングフラップのガーニーリップなんかも磨く時にウザいのでオミットすることにしてます。


 ってな訳で、残る小物はドライブシャフトブーツ自作とノーズ上の4本のアンテナだけとなりました。これらが済んで、全パーツにプラサフorプライマー吹きが完了すれば、いよいよ塗装に入れます。ここまでホント長かった・・・・・・。
コメント
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