がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

買い物だけのウィリアムズ祭り

2005年12月05日 | 模型
 フランク・ウィリアムズ。この車椅子の帝王について言えば、個人的に最も嫌いな部類のチームオーナーである。なのに、車やドライバーは好きなんですよね~。

 そんな訳で、AMCさんに注文していたST27の1/20レジンキット、ウィリアムズFW12JUDD`88とFW11Bの各トランスキット、それとウィリアムズFW14Bのフルキットがまとめて到着しました。纏めてってことで荷物がいつもより大きくなっちゃって、我が家の税関をくぐれるか一抹の不安がありましたが、大きさの割に軽かったことと、伝票をキットの箱の中に入れて梱包するという、我が家の事情をよく知ってるかのような店側の配慮の御陰で、カミさんによるウッカリ開封という一歩間違えばオソロシイ事態になっちまう事も無事回避して私の手元に届きました♪いやぁ、AMCさんホントに有り難う(笑)。

 で、早速中を開けてみたんだけれど、FW14Bの方は以前出ていた同社のFW14Bの様なフルディテールではなく、アッサリ割り切りプロポーションモデル。アンダートレイの成形具合とかボディーの形状とか、某社の完成品のピーコとの噂も囁かれますが(笑、このメーカーのキットとしては類い希なる良好なプロポーションです。いっそタイヤも田宮の入れとけよとか思ったりしたりして(笑。「も」ってなんだよ、「も」って。デカールはカルトグラフです。春に買ったACEモデルのFW14のヘナチョコデカールとは、パッと見ただけで質の違いを感じますな。スタジオがスペアーを簡単に手にはいるようにしてさえくれれば、ACE用にもこのキットのデカールを流用するんだけどなぁ・・・・。

 FW11Bのトランスキットは、コンセプトとしては以前出ていた物と同じ。実は同社のFW11Bトランスに関しては記憶が確かなら四種類の形態があったはず。デカールのみのバージョンと外装関係の改造用メタル&エッチングが入ったバージョン、それからイギリス仕様と日本仕様とそれぞれ銘打って、エンジンカウル内まで再現でき、FW11と11Bの最大の相違点であるノーズ形状変更用のレジンパーツが入ったフルセットが二種の計四バージョン。最初の頃買った人が後で出たリニュ版を知って地団駄踏む商品展開でありましたが、何を隠そう私も地団駄踏みかけた口です(笑)。持ってるのは第2期の外装のみでノーズは「自分で何とかせぇよ」仕様のトランスでありましてね、最終版が出たときは頭に来たので買わなかったのですが、流石に何年も経過すれば怒りも静まるって事で今回の再販でまんまと買っちゃいました。以前発売された物とは、ノーズのレジンの質に変更があるようです。プラと接合しなきゃならないので収縮が少ないタイプだと嬉しいんですけどどうなんでしょう?

 FW12は88年のフルカウル仕様なので、多分イギリス仕様かと思います。買って届いて気付いたのですが、我が家にはFW12の資料が殆どありません。なんせ、FW12ってホンダにもピケにも去られてヤケクソになったウィリアムズが、翌年以降のターボ禁止を見越して取り敢えずDFVの改造版ジャッドエンジンを乗せて走ったというヤッツケ車なので、オンシーズン当時は激しく人気がなかったんですが、後年になってターボ車となんとか張り合おうと軽量化に躍起になりアナダラケスカスカのカウルが逆にオリジナリティーを感じさせてくれ、密かにファンを獲得してる車です。なので、検証をどうしようかと考え中。数少ない手持ち写真を見る限り、ST27らしからぬボディー形状の良さを醸しだしておりますな。フロントのサスバルジが少々オーバーディフォルメっぽく感じるんですが、その他の点はパッと見た感じでは好印象。トランスキットと言うことで田宮のFW13Bのキットが必要となります。とは言っても、使用するのはアンダートレイとミッションブロックとリアウィングステー、それにコクピットパーツとタイヤホイール程度で、殆どフルキットを組む感覚で作業できそうな印象です。アンダートレイパーツを切り刻んで使用するよう指示されてますけど、後半部はともかく前半部はパーツを切り刻むよりもプラ板や金属板で自作した方が楽かも知れません。後半部は、FW12とFW13Bの相違点(特にディフューザー形状)が資料不足でよく判らないので、気になる人は要調査かも。タメオのFW12を見る限りは、結構形状が違うように見えるんだけどねぇ。

 今回は画像使ってのレビュは無し。理由は面倒くさいので(爆。近いうちに色々検証するつもりなので、画像はその時にでも。今回買ったキットはどれも自分の中の「作りたい」度数が激しく高いアイテムばかりなので、来年上半期には作ることになると思いますんで。


 ところで、さっきAMCさんのHP見てたら、どっかの侍がウンコ漏らして喜びそうなネタが上がってます。最後のミナルディーって成績はもう「暴走族の隊列最後尾のケツ持ち原チャ」でしたが、車のスタイリングはヘタするとマクラーレンやルノーよりも模型映えしそうでしたもんねぇ。侍、喜びすぎて成仏しちゃうんじゃねぁか?(笑。取り敢えず、重量物装着して落馬すると首なんてポッキリ逝っちゃうから気をつけろ!(謎
コメント (9)
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