がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 LOTUS 95T 【17】

2008年05月11日 | 模型
 昨夜は、あろう事か私に許可無くトルコGP開催だったそうで。マッサがポールトゥウィンを決めたって事で
しかも三年連続の快挙だそうです。GP2でセナ甥が犬を撥ねちゃったという食らい話題に紛れて
「得意なトルコで輝いたマッサ」
っつーニュースタイトルが某所で踊ってたわけですが、オッサン的にはどうしても入浴料とサービス料とか
そっち方面が思い浮かんでしまい、件のニュースも
「家ではダメダメなのに特殊浴場では大ハッスルなマッサ」
と読めてしまう。ローションまみれで輝いたとか。

どうでもいいですかそうですか。

 さて、久々に95Tの続きです。ボディーからアンダートレイからタイヤから、真っ黒な部分ばかりなので気分も暗くなります。嘘です。
 
 先ずはアンダートレイから。先ずはケース固定用のナットを固定。ナットをトレーにハンダ付けし、更に周辺をエポキシで固めて強度を確保。
次に下処理としてプライマー→プラサフで処理し、プラサフ乾燥後ペーパー入れて均しておきます。
実車ではカーボンで作られてるのは判ってるんですが、面積がデカイので全面に貼る様な無駄なことは避けたいと思い、
取り敢えず下地にカーボンブラックマットを塗って、完成後に見えそうなところにだけカーボンデカールを貼付。
使用したのはモデラーズの綾織りデカール。本来ならクリアー吹いて平滑にしてから貼らないとイカンのだが
ズボラこいてマットブラックの上に貼ったもんだから、その後トラブったのは言うまでもありません(笑。
 で、デカールを貼った後、デカールありの部分と無しの部分が出来てしまうわけですが、
その境目にカーボンブラックマットをボカシ吹きしておき、更にその上からクリアーダークブラウン(自家調色)を吹いて
全体のトーンを整えます。ここでクリアーDブラウンを吹きすぎて、カーボンの目が光を当てない限り判らなくなってしまいました。

クリアー系は塗った直後と乾燥後では下地の透け具合がカナリ変わるので注意と予測が必要なんですが、
ちょっと予測より濃すぎたかな?。で、乾燥後クリアーを吹いてペーパー入れてデカールの継ぎ目の段差を平滑にして、
もう一回クリアー拭いたところで御約束発生。ペーパー入れたときに密着してない部分が浮いたのか、
何カ所かに気泡が発生してしまいました。直すのも面倒くさいし、完成してしまえば目立たなくなるんじゃねぇか?と楽観することにしてスルー。
よい子はデカール貼る前には必ず表面を平滑にしましょう。艶消しの上に直貼りは失敗の元ですな。

 クリアーが乾燥したら軽くペーパー入れて、最期にフィニッシャーズのフラットコートを艶調節してコーティング。
 乾燥後に洋白で自作した排気口カバーを接着して出来上がりです。


 お次はコクピットセクション。先ず、キットのシートパーツは、何を参考にしたのか知らないけど
殆ど別物と言うべき風情の形状となってますので、資料を参考に95Tのシートっぽく見える様改修してみました。

↑矢印部分が改修ポイント。両脇のコンソール部はポリパテ裏打ちしてからの削り出し。シート部は上下分割構造なので
コンソールパネルのラインを基点に筋彫りを加えてます。座面はリューター使って削り込んで立体感を出しました。
シートベルトのボディーハーネス用の穴はリューターで左右に大穴を開けてからエポパテを詰めて成型。
レッグストラップ用の穴はドリルで開口しリューターで穴を広げる加工にて新造してます。

 塗装に関しては、シート部分が適当なグレーで左右コンソールがKAモデルのカーボンデカール。
カール乾燥後にクリアーブラックで全体のトーンを落とし、その上にフィニッシャーズのフラットコートにて艶を落としてます。
画像では織目が見えなくなっちゃってますが、肉眼でも見えにくい(笑。意味無いかも?

 シートベルト。毎回どうしようか悩むトコなんですが、今回はスタジオ27製のシートベルトを使用しました。ベルトはサテンリボン。
 キットにはWILLANSのデカールが入ってるんですが、95Tでは実車はサベルトが採用されてます。ここら辺は流石スタジオ27(笑
当然サベルトに変更しておきます。ついでに書いておくと、ボディーのロゴも一部足りないんすよね。いい加減デカールくらいは
ちゃんとしといてくれって思うんだけどな。適当なのはパーツだけにしといてくださいと。
 後は、以前製作したシフトリンケージ+ノブとかスタビ調整レバーに色を適当に入れ、この時点で一度組み上げてみる。


 メーターコンソールは、以前真鍮で作り直した物を使用します。全体をプライマー処理してから
ピュアブラックでメーター部分のみ塗装、メーター部をマスキングしてからバルクヘッド本体にはセミグロスブラックを吹き、
メーターパネル部以外をマスキングしてからフラットブラックを吹いてあります。

 メーターのデカールを貼って、乾燥後にはガラス代わりにエポキシを充填する予定。硬化に日単位の時間が掛かるので
各種スイッチ類やリベット類の再現は硬化後ということで暫く放置プレイ。

 ステアリングは、スポークとボスはピュアブラック、グリップ部はスウェード調スプレーを塗り
その上からカーボンブラックマットです。

スウェードスプレーのノズルが死んでて上手く吹けなかった為か、謎のバリみたいなのが内径に出来てしまった。
ステッチと思って無視しよう♪

 さて、いよいよ残るはボディーです。まだサフも吹いとらんボディー。ちょっと各パーツと
フィッティングの様子を見たんですが、以前の仮組み時とほぼ変わらない状態。ここのレジンも
経変率の低い上質な物使ってるんですかね?事情は知らないが、思わぬ時間が掛かってしまう亀モデラーには有り難い。


 


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする