4~5日前ではありますが、ロータス95Tを屋外撮影し、ギャラリーページにUP致しました。
ついでにHPのTOP画像も95Tに更新。食い物同様、模型も出来たての状態が一番良い状態なワケで、
あとはどれ程経変対策をしようが徐々に劣化していくだけなので、こうして良い状態の時に画像でデータ化し
残しておけるってのは嬉しいもの。デジカメって、そういう意味ではモデラーにも重要なツールの一つなのかも。
HPやブログでは諸般の事情から640×480~800×600のサイズですが、HDDにはちゃんと本データ状態のデカイ画像で、
出戻り後の作品のみではあるけど、全て大事に残してまして、PCのデスクトップ壁紙にしたりして喜んでます。
多分、同じ様なことやってる人多い気がする。
さて、今度は次の製作の話。
やる気が上がらんのがアレなんですが、取り敢えず412T2始めてみました。
フルディテールということで外装がバランバランな上に、エンジンカウル部分だけがメタル製で
他の部分がレジンという異種混合の構成。これ、実は勘合わせするには面倒な構成なんですよね。
エンジンカウルは、スケールサイズが大きいのにフルディテールな為に厚みが無いため、
開梱したての素の状態では歪みがありました。この歪みを先ず矯正しなけりゃならんのですが、
仮組みしてみると
↑の各丸囲み部の合いがイマイチ。赤丸の二箇所は寸法が少し足らなかったので、パーツのパネル端にメタルを盛っては削りして寸法を整えてやり、青丸部は大きく湾曲していたので
ハンマーを使ってコンコンと叩いて歪みを矯正、緑丸部はメタル製カウル側が狭かったので開度を拡げてあります。
これでもまだ詰め切れていないんですが、この車はタミヤのフェラーリ310BやベネトンB192の様に
左右のカウル後部がレジン製別部品になってる上に、素の状態ではダボ等の補助もないため思ったより面倒です。
他にもフロントサスのカバー部分が寸足らずだったのでメタルを盛って改修してます。
メタルが硬めだったので融点が低いと踏んでいたんですが、意外と融けてくれなくて手こずりやした。
あと、意外と悩ましいのがサイドポンツーンのエッジ。キットデフォルトではエッジが立ち気味なんですが
もう少しダルい方が”らしい”ですし、そもそもサイドポンツーン上面のラインがキットだと平面過ぎる気がします。
実車はやや山なりで後方に行くほど下がっていく感じ。説明が難しいですが、ポンツーンの処理は
何となくタメオの412T2っぽい感じ。ただ、キットの構成と自分のスキルと照らし合わしてみると、
エッジの処理はともかくアウトフォルムの修正は泥沼に嵌るとしか思えないので、基本キットのままで。
レジン製のポンツーン前端部とメタル製カウルの丁度先述のエッジ部の繋がりが異様に悪いので
ここをポリパテで修正するかメタルで修正するか悩み中。こういう視界に自動で方眼が出るような
サイボーグチックなスキルを要する作業って、あたしゃぁ苦手です。
さて、今回の作業中で特に感心したのは、どの程度カウル裏に臓物パーツが干渉を考えて、
素の状態で各カウルの裏側に、干渉回避措置が施されてたこと。フルディテールは、臓物に懲りすぎて
最終的にカウルが閉まらなくなってしまいガッカリしちゃう事がありがちですが、
このキットでは、
恐らく干渉するであろう事が予測される部位には,事前に凹処理が施されています。
まぁ、結局ユーザー側で削る量を増やさにゃならんのでしょうけど、それでも手探りで干渉予測を立てるよりは
先んじて目処が立つので作業が随分楽になりますな。
まぁ、ともかく、このカウル関係の収まりの妥協点が見つからないと、インストの1stステップである
エンジンの製作に入る気なんてコレっぽっちも起きやしないので、モチベーションアップのために
もうちょっと頑張ってみます。
↑何となく中毒w