がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

本年も宜しくお願い申し上げます

2009年01月01日 | 模型

謹  賀  新  年!

本年も宜しくお願い申し上げます。

 さて、早速ですが、先ず新年に当たり、こkんとこ執心していた零号機を一旦片付けたいと思います。
 

ずっと明かしてなかった気もしますが、今回製作したかったのは↑の様な情景。
モチーフは「せめて、人間らしく」にて使徒アラエルの精神攻撃で稼働不能になった二号機に代わり
「レイ、ドグマを降りて槍を使え」
のゲンドウの声に呼応して、綾波がセントラルドグマのアダム(リリス)からロンギヌスの槍を引っこ抜き、
それを成層圏のアラエルに向かって零号機がブン投げるというシーンから。そのままの再現ということではなく
そもそもエヴァンゲリオンに囚われたのがパチンコのエヴァンゲリオンだったっつーことで、
情景のタイトルは「The Lance of Longinus(Holy Lance)」とか「Shoot through The Angel」とか
何気に小洒落たものは一切考えず、端から
「確変確定」
で決めてました。パチンコだと、こうやってエヴァが槍投げるシーンが出てくると確変確定になるんすよ。
もう脳汁出まくり。なので模型も脳汁方面で。

 で、対象物が多い街中をベースにしたことで、思ったようにエヴァの巨大感は演出できたように思います。
ただ、実際ベースの面積がB4サイズ用額縁(37×26cm)ということで少々大きくて、
車模型しか撮影したこと無い我が部屋には、丁度良い背景紙も撮影台も無いので良い画像が撮れず。
一番最初の画像は背景加工してます。右手に構えてるロンギヌスの槍なんて、全長30cm以上あるんすよ(笑
フレームに収まらない。

 で、何度か書いてるように、この情景、思い描いたとおりに仕上げるには、幾つかトラブルを抱えしまっていて
もう一個キットを買うか、はたまた新劇場版「破」のキットが出るのを待つかしないと、
一旦色を入れたパーツが脆くなるという厄介な材質性から、暫くお蔵入りになるため、
ちゃんとした撮影は、また夏か秋か、素材が揃ってリカバリーを済ませてからということにします。
ちなみにトラブルですが、以下三点が息の根を止めてくれました。


右の上腕部のゴムパーツが裂けて非時を曲げることが出来なくなりやした。そう何度も可動させた記憶は無いんですが
腕パーツを全部組んでから塗装したことで、何度も乾燥機を出入りしたのでソレが悪かったか?
凝ったパーツも良いけれど、こういう事であるなら、上腕部も差し替え式にしてくれた方が有り難い気がします。
また色の変更も出来ないのが気に入らない。新劇場版では九分九厘白になってる筈なので
それを待ちたいと思います。

ポーズ決め中に右ふくらはぎの貼り合わせ部がパックリ割れました。この手のキャラ物の不慣れさが
見事に出てしまった一例。本来スナップキットなのを接着組み立てに変更して組んでるんですが
その際、関節可動による周辺部への負荷の計算が出来て無くて、接着が弱い部分はこうなっちまうということ。
右太もも裏も小さいけど同様のクラックが入りました。

股関節が緩すぎて真っ直ぐ立ってくれません。30cm超の槍を右手で片手持ちしてるんで
どうしても右方向に傾いてしまいます。ポーズ固定すれば良いんですが、関節材質がポリキャップなので
通常の接着剤が効かないという厄介な物。とはいえ、流動性のあるエポキシ接着剤で
ポリキャップ周辺のプラパーツごと埋め尽くす事で何とか固定できることが、胴体部分の工作で判ったので
手足再構築の際に、ここも固定化しようと思います。今固定しちゃうと、修正時に足を外せなくなり
そうなると全部を作り直しという面倒くさいことになるため、今はこのままにて。Glv27さんが仰ってましたが
ポリキャップ関節って、グリグリ可動させる方には好都合ですが、ポーズを固定したい向きには非常に厄介な素材です。

 と、まぁこういう感じで、2008年を無理矢理閉じたのでありました。

 ところで、大晦日に零号機で未処理だったロンギヌスの槍とアンビリカルケーブル基部の塗装をしたんですが、

その際、宇都宮の餃子大王DV亭主(恐妻家ではないらしい)から”ぷれじぇんと”してもらった、
中国製激安エアブラシを使ってみた。通販だと2000円ちょい、ヤフオクだと1000円レベルで撒かれていたらしいんですが
中々出来は”エアブラシ然”としてるんで、気にはなってたんですよね。
 ロンギヌスの槍は、赤銅系の色合いというイメージなので、全体にウィノーブラックを吹いて
ガイアノーツのスターブライトゴールドを本体部に、刃の部分にはEXシルバーを、
各々エッジをボカシ気味に塗り残すようにして塗装。その上にスパッツスティックスのキャンディーアップルレッドを塗装。
オレちゃんには珍しく200%狙った以上の色合いに仕上がって満足です。
 アンビリカル基部は、同じくウィノーブラックの上にEXシルバーを薄吹きしてアイアンメタル風に。
一部アクセントでケーブルと接する部分にはアルミアルマイト風を狙ってEXシルバーの上に
ガイア純色のマゼンタを吹いてます。
このエアブラシ、激安のくせに(貰っといて失礼なw)、この程度の塗装表現であれば難なくこなしてくれます。
つーか、車模型用途に限るなら、メーカー自称の0.3mmというよりもやや大味なので、
メタクソ使えるブラシじゃないでしょうか?車用だと、クリアー・ソリッド色・サフ・メタリックと用途別に4本くらいあると、
不意に汚れが塗料に混ざって吹き出すようなトラブルも避けられますし、この値段なら
有名メーカーの入門用エアブラシでも4~5千円するんですから全然お得なんじゃないでしょうか?
ただ、今回情景のビル塗装に用いたような細かい塗装表現とかになると、エアの抜けが微妙に不安定だったり
精度が大味だったりで使いにくいところもあるんですが、少なくとも手持ちのWAVEの0305よりは
全然使えるエアブラシです。ええ、0305は、あまりの使いにくさに実名晒しますよw
ただ、製品の性格上、内部パッキン(Oリング)等は、模型塗料のような溶剤の強い塗料を前提としていないでしょうから
九分九厘ゴム製だと思いますんで、掃除の際のツールクリーナーの使用などは控えた方が宜しいかと。
 あと付記することとしては、このブラシは手持ちのエアブラシの中でずば抜けて清掃が楽です。
もうね、こんなに楽で良いのか?っつー位楽。構造が単純な分、単純であることを活かした清掃メンテ作業性の良さが光ります。
逆にカップ部分の無駄な溝きりやカップ蓋がプレス品でなく貼り合わせ品であることから裏側に溝がありまして
そこらに塗料が食い込んでカップの掃除だけは手持ちの中で一番掃除が面倒でした(笑

 最後に昨年最後にアマゾンから届いた積みプラ。

WAVEのMa.k陸戦ガンスですが、買った俺ちゃん的には旧NITTOのSF3D陸戦ガンスです。
これ、旧版も流通量が多くなかったので、積んでなかったんですよね。高校生には少々お高いキットでしたし。
今回WAVEがNITTOの金型を発掘回収して再販に漕ぎ着けてくれた逸品です。今後は他にも色々出るらしい。
定価はトンデモナイ価格になっちゃいましたが(定価6000円)、アマゾンだと4000円台で買えたので
アマゾン流離う→見かける→何も考えずポチ凸!
の流れでGET(笑。箱開けて中身見て、あの旧NITTOのシュリンクを開けたときのwktk感が蘇る!!タマラン!!!
結局完成品はロータス95T一個だけで、後はエイリアンとか飛行機とかエヴァとか明後日なものばかりで、
終わってみれば積みで始まり積みで終わった気がする2008年でした。
 今年、2009年は、メインの車でもう少し完成品増やしたいですね。毎年言ってる気がしますけど(笑
取り敢えず、最初はヒロの412T2を再開することに致します。ヒロと言えば、年末〆切だった

ヒロ模祭りですが、参加の諸兄は間に合いましたでしょうか?私は全く以て間に合うどころか
スタート地点で彷徨いてる有様でゴールを迎えるというgdgd状態でしたが、一応すんませんコメント付きメールを
幹事のペキモ氏に送付いたしました。が!前回も不参加で今回も不参加というのは流石にアレなので
今年はまずこの412T2を完成させなければと思うております。間に合わなくても野ざらしさせて貰えるという事で
先ず目標は年内完成を目指して(殴、頑張ります。

今年も宜しく~!!
コメント (14)
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