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1/24 Lamborghini Gallardo POLIZIA 【1】

2009年06月16日 | 模型
 ガンスとクレーテは同じキットだと言ってはいけないですかそうですかすんま屁。@河童です。

 さて、ガヤルド・ポリッツィアです。箱開けまして中身をチェックしてみたんですが、
同じランボ車って事でしょうか、ディアブロ・ムルシエラゴと共通するコンセプトのキット設計。
エンジンフード開閉機構付きですが、エンジンそのものはバスタブ式で簡易な作りになってます。
この「簡易」ってとこが問題でして、作り込むには殆ど全てを新造せねばならず、ならキットのままで行くかと言えば、
わざわざフードの開閉機構を活かすほどの出来になるわけでもなく、ついでに言うとフードそのものも
後発のエンジン丸見えクリアーフード仕様ではなく、先発のエンジン殆ど見えない仕様なので、
フードは開けない方向で進めます。つーか、今作るならLP560-4Pで行くべきだろうと思わないでもないんですが
マーキング関係が若干変更になってて、デカール自作環境を持たない俺ちゃんは既に蚊帳の外ですかそうDEATHか。

 ついでに↑。各部のメッシュ部分をどうするか考えて、試しにエッチングハニカムメッシュから作ってみたんですが
当たり前な話として後部のメッシュから見える風景はスーカスカ。前方部分はクーラーっぽい板があるので良いんですが
後部は見通しが良すぎ。以前ムルシエラゴを作ったときも迷った部分なんですけど、
キット指定の透明パーツに薄く黒系を吹くってのも全然悪くない仕上がりになりますんで、
どっちにするかもうちっと考えてみます。メッシュからマフラーが突き出る構造のお陰で
メッシュ化攻撃は実はムルシよりも厄介なんですけどね。1/43位なら良いんですが1/24だと

モロ見えの丸見えっすよ奥さん、いいんですかホントに?旦那さんにバレない??


ムルシエラゴの時に酷い目にあった足回り。今回も何事もなくと思いきや、ムルシほどではないけど
何事かありました。一通り組んでみてシャーシとボディーを合体させようとしたら、どうも上手く閉まらない。
で、無理矢理ネジで締め上げようとしたらリアサス近辺がミッシミシ言うてましたんで確認すると

斯様の如くエンジンバスタブとアッパーアームの根本のパーツとが全く合っていない。
何処が干渉してるんだろうと色々チェックしてみたんですが、どうも青いアッパーアームの部品が
根本的に寸法エラーになってる模様。

後側を一部切断し、パーツが収まるところまで摺り合わせていったんですが、思いの外余剰分が多く1.2mm位削りました。

削った後はこの通り。アッパーアームもロワと平行になったし(笑)、完全に設計ミスですね。細かい話ですけど。


後はまぁ一応問題なく組み込むことが出来て合体成功。キットとしてはムルシエラゴより全然良い精度です。

良いと言えばブレーキのパーツ。キャリパーとローターが一体で成型されてるんですが、
タミヤのような「仕事サボって客にエッチングを買わせて済まそう」作戦など用いず、
正々堂々と側面の放熱口も研磨面のピンホールスリットもシッカリしたモールドで出来てます。
ここは他メーカーも見習って欲しいという意味を込めて強く褒めたい。

 ボディーは、先述のちょっと特殊っぽい樹脂の硬さと、ネジ留め機構の影響もあって各部にヒケが沢山。
 
 赤丸部分のヒケが特に目立ちますんで、パテで埋めておきました。また、スジボリも広浅なので、
タガネを使って充分彫り下げておきます。

 シート裏は御約束の肉抜け&各所にヒケが沢山。ドアミラーも型ズレ&大きなヒケでゴミゲートと勘違いしそう。

 後はウィンドウ関係を摺り合わせてみたんですが、噂通り建て付けがイマイチっぽい。
次回はそこらをどうにかしてみようと思います。
コメント (12)
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