がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 F-14D & 1/72 F-2&F-16CJ 【デカール無間地獄】

2010年04月11日 | 模型
 さて、こないだの放出品も無事新しい嫁ぎ先に到着したようで、「着いたよ」メールを先方から頂きました。
実はあの放出品以外にも、仮組み途中とか穴開けたけどやる気無くしたとかボディー塗りっぱなしで忘れててとか
まぁ諸々サルベージしてきましてパーツ取りジャンク化コースに進めたりしましてね、我が家の積み棚にも
また空きスペースを増やすことが出来まして候。


そんな訳で早速追加(笑。懲りないオッサンですね。↑は三月に届いた積ん毒の皆さん。
FW16とMP4/5が2個ずつ積んでるトコがイタい訳ですが、MP4/5はちょいと思うとこあっての複数積みですが
FW16に関しては、完全に裏目。ペキモちゃんの言うとおり出てきて市場の評価を聞いてから考えればいいのに
つい予約買いしてしかも複数買いですよ奥さん。まぁクラブMのFW16をどっかに積んでるので、それ作るときに
羽とかタイヤとかパーツ取りに使おうということで。他にはピンクじゃないグレーなハセガワラプターも入手。
先行のアカデミーのをクラブの仲間が完成させてたんですが、アレに比べると意外とハセのは表面がモッサリしてる気がする。
 それとF-2の60周年記念塗装機。これ、地元の空自所属機のキット化でして、記念塗装機は見たこと無いけど
標準の海洋迷彩仕様は仕事で車乗ってるときに、時々頭上を飛行してるのに出くわすんですよね。
着陸態勢の時が多いから結構低空で飛んでるのを見るんですが、あの海洋迷彩が個人的には好きでタマラン。
あれ塗りたいが為にF-2のキットは結構積んじゃってます。嗚呼、それなのにそれなのに、目下アイマス仕様のF-2をry
Ma.Kのメルジーネも入手。旧NITTOHのグスタフにパーツ追加でキット化してるんですが、太っ腹な話として
ベースとなったグスタフのパーツが丸々一式入ってます。要するにメルジーネとグスタフのコンパチキットになっとるわけね。
グスタフ自体は旧日東版の流通量が多いキットですから、このコンパチにメリットを感じる人は少ないかも知れませんが
最近ファンになった人なら複数買いをせざるを得ないキットかも知れません(笑。F92ATは既にモデラーズ版を三つほど積んでるんですが
折角成形色が白という素敵な状態での再キット化だったので、フジミ製とは思わずあくまでモデラーズ製として更に一個積み増し。


そして、メインは↑。MFHのロータス56B。そう、またしてもロータスを買ってしまいました。
3ヴァージョン出てるんですが、正直どの仕様を買おうか相当迷いました。迷った挙げ句に、
この車のコンセプトを考えるとフロントウィングとかリアウィングとかさえ余計なモノに思えてしまうし
胴体横のこれ見よがしな膨らみが模型として作るならやはり欲しいって事でイタリアGP仕様を選択。
正直カラーリングはゴールドリーフにも惹かれてしまうんですがね。
 箱を開けると毎度お馴染みのプラパーツの如きキャスティングのレジンパーツと、繊細な金属パーツの盛り合わせ。
ヒロのキットの良さって作る前に既に所有欲を満たしてくれる様なキットコンセプトに有る様に思います。
最初の頃のロータス97Tや98Tなんて、正直製作するとなると使えない部品の方が多い「ガレキの王道(笑」なんですが
それでもアルミ削りだしモノコックとか真鍮板プレスのアンダートレイとか、持ってるだけで満足してしまう魅力を感じます。
積んでることを正当化してるようですが(笑、結構高価な価格設定なだけに、この「買った時点で或る程度満たされる」というのは
とても重要なことだと思うのです。物差しって人によって異なるから一概に言う事じゃないけど
フジミのF1プラモには、こういう魅力ってのを感じない。私だけ?


 さて、アイマス機のデカール。前回の更新以降も昨夜まで延々時間が出来てはデカール貼り続けて漸く機体のみ完了。
ウェポンまでこの気力が持つか流石に心配になってきた。サイドワインダーとか塗り分け面倒くさいぞ(汗
 

F-14Dはかなりの部分を塗装で済ませたこともあって、貼り付ける量はかなり少なくて済んだんですが
悉く三次曲面に無理矢理貼り付ける指示が為されていて、「硬い」「割れる」「軟化しない」の三重苦のお陰で
大判の女体デカール以外でも相応の苦労をさせられました。気が付いたこととして

・デカールを浸す際、少々熱めのお湯に浸そう
・軟化剤は塗ったくって暫く放置。デカールどころか塗装面までやっちゃいそうなくらい放置すると軟化するぞ。
・デカール貼付前のクリアーは必須。凹凸に馴染む様な性能は全くないから、クリアー吹いておかないと浮きまくる。
・インスト指示より現物合わせ
・硬くて馴染みにくいくせに糊は何時も通り。デカール用セメント必須

ってとこでしょうか。湯に浸けるのは、冷水に浸けた際と湯に浸けた際とではデカールの柔軟度が天地ほど変わります。
普通のデカールなら一撃でヘニャヘニャクニャクニャになるような湯温でも元気はつらつな強者です。
軟化剤は普通に使うんじゃなく、もう「アホか?」っつー位塗っても溶けて死ぬことがありません。むしろ暫く放置しないと
軟化効果が発揮されない。また、デカール貼付前のクリアーは非常に重要。私もクリアー吹いたんですが
ピッタリ貼り付かせておかないと、作業中に定着が緩い部分にうっかり触ると簡単に破れます。
F-16Jを最初に貼ったんですが、尾翼の一部にてやらかしてしまい、MG誌をもう一冊買うハメになりました。
デカール代が一番安いF-16Jでまだ良かった(笑。同じ理由で糊もシッカリ貼れる物を使用すること。
 あとですね、F-14Dはここに来て気付いてちょっとガッカリ来てるんですが、主翼のストライプの塗装を
キットのインスト指定通りに描いたところ、主翼展開時に柄が合わないことが発覚。今更乍らに
ハセガワ公式の完成見本の画像見てみると、完成見本からして胴体と主翼のストライプのツナギが破綻しております(笑。
他にもインスト指示通りに貼ろうとすると、
・位置的に無理が出たりインストの貼付表のようには貼れないデカールがあったり(ニョロニョロした紋様各種)、
・サイズが合わなすぎて使えないデカール(主翼翼端灯)があったり、
・指示そのものが脱落してるデカールがあったり(ノーズギア格納庫扉のベルマークや主翼のNO STEP指示書きとか)
等々有りますので、巷に出回ってるあずキャットのCG画像を参照して貼るのが吉。ワシはキットインストを当てにした為にry

他の二機もデカール完了。こちらもF-14と同様の理由で貼るのが大変でしたが、最も面倒だったのが機体に入る無数の星


大・中・小と三種類貼るんですが、貼っても貼っても終わりやしない。こんなのインスト指示通りの場所に貼るとか
バカ正直なことやってても面倒なだし、かと言ってCG画像見てもバードウォッチング協会の人が計測しないと
全く以て判明しない有様ですし、結局インスト指示を参考程度にして、適度に散らせながら貼り込んでやりました。
F-16CJとF-2Aの二機で、☆だけで計200枚は貼ったんじゃないでしょうか。

デカールセメントの筆部分を逆置きして、そこに高精度なピンセットで摘んだ☆マークを一つ一つ糊付けして
機体にチマチマと貼り込んでいきました。一番小さい☆に関しては使用するピンセットの精度で作業の難易度が天地ほども違うかと思います。
1/43とか作る人なら判ると思うんですが、こういう小さいデカールって台紙を湯水に浸した時点で
糊は流れちゃってると思って間違いないです。で、糊を付けは最重要。でないと彼方此方触ってるウチに剥がれるか
最後に胴体を洗浄する際にパラパラと流れ落ちてしまう。ともかく、この☆マークが夢に出そうなくらい面倒くさかったです。


他の翼やウェポンラックのデカールも全て終了。
 軟化剤をふんだんに使用したのですが、乾燥ブースは車プラモが占有してて使えないので、自然乾燥にて暫し放置。
この先、クリアーを吹いて均せそうなら段差を少し均してからフラットクリアーへと進むことになります。

 ん~、また一山越えたな~。

 巷の話として、第一期シリーズの最後のF-117のアイマス機は、先行するアイマス機キットのデカールに苦情が多かったと聞いたのか
劇的と言うほど質を変化させたデカールが入ってるそうですな。薄くて多少透けるけど貼りやすいって事みたい。
その分、軟化剤は注意して使わないと

今度のデカールは簡単に溶けちゃうとか?でも私は多少ヤワな位が丁度良いと思うのです。弱すぎるのが一番困るけど
今回のアイマス機やウチのカミさんのように頑丈すぎるのも可愛気が無いというかなんというか。
コメント (15)
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